メカンダーロボ：第９話 最後の戦線南シナ海
-あらすじ-
防衛軍本部にむかう途中に国連士官学校時代の旧友であり、命の恩人であるリリー・ライアンと再会したミカは病床に就くリリーの母のために父ライアン大佐の消息を調べることを約束する。ミカは無断で小型偵察機を持ち出し、数日前に連絡のとれなくなったライアン大佐のいると思われる第27戦区へと向かった。コンギスター円盤との戦いを経てたどり着いた第27戦区ではライアン大佐率いる”タイガー師団”と合流に成功する。妻を見舞うように懇願するミカにライアン大佐は地球を守る任務を優先し、首を縦には振らなかった。部隊と合流したミカよりもたらされた情報によりタイガー師団が生き残っていること、２万５千人の民間人が第27戦区に取り残されていることがわかった。防衛軍は民間人救出とタイガー師団への補給のため陽動作戦を敢行する。しかし、これを察知したコンギスター軍団は民間人を乗せた艦船が引き返すタイミングで攻撃を開始するのだった。作戦に参加していたジミーたちはメカンダーロボと合体し、コンギスターのメカ獣オオニューダーを撃破するのだった。そしてその陰で補給を受けたタイガー師団はコンギスターへの反撃作戦が開始されるのだった。
-感想-
ついにやってきました富野演出の回ですね～。しかも作画監督が湖川友謙（小国一和名義）！
勘のいい人ならわかりますね。そう『イデオン』『ダンバイン』です。
特に人物の絵がすごく”イデオン”っぽっかったですね。
それはさておき演出面で御大らしいところがあったかというと・・・。
いままでの演出よりも無駄な部分がなかったってことかなぁと思います。
トントントンと場面展開させる妙はやっぱり上手いですね・・・。
ただそれよりも富野御大らしいと思ったのがセリフ。
まず、ミカがコンギスター円盤との戦闘の際に「南無三」「一機でも撃墜できれば万歳ってとこね」っていうのですが、前者はダンバインのショウ・ザマがよく言ってましたね。後者に似たセリフをガンダムのリュウ・ホセイが言ってました。
脚本は御大の手によるものではないのですが、演出上で御大が手を加えたことが伺えます。
さらにミカが無断で出撃した直後、ジミーたちも無断で後を追うのですが、その時の敷島博士が彼らの行動をとがめることなく「ありがとう」と言うのです。
普通なら「お前たちまで勝手なことを！」みたいな展開をさせると思うのですが、敷島博士にとってミカがどれだけ大切か（息子には過酷な戦いを強いているクセに）を表現してて逆にイイ演出でしたね。
これもセリフさしかえてるんじゃないかと勝手に想像しています。
それからドラマ重視のエピソードではあるもののアクション、バトル面もしっかりも作りこまれていてさすが御大です。
総評としてはメカンダーの中では作画レベルも高く、脚本、演出もよく名エピソードの一つの数えられるでしょうね。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所はなんといってもミカの活躍シーンです。
小型偵察機一機で敵円盤を５機撃墜する活躍を見せますが、彼女の方が防衛軍の戦闘機パイロットより優秀なんじゃないでしょうか？
ま、それもそのはずミカは国連士官学校というところで教育を受けているのでアクションも軽々こなせるのです。
じゃぁなんでキングダイヤモンドで雑用やってるの？
まぁ敷島博士が危険なことさせないだけなんでしょうね。
後にミカはメカンダーロボ４人目のパイロットになるのですが、それを踏まえたエピソードだったのかな？
それからリリーの「わたしはあんな立派な父でない方がよかった」というセリフ。
これは、戦場で再会したものの軍人の任務を優先し去ってしまったライアン大佐に対してのリリーのセリフですが、今回屈指の名セリフであり、これが故に名エピソードたらしめています。
ライアン大佐が軍人の任務に固執するのはそれが結果リリーたちを守ることに繋がるからです。
リリーも軍人の娘としてそれを頭では理解しているため戦場に向かう父を制止できなかったのですが、心までそれを受け入れているワケではないので涙ながらにこう言ったのでしょう・・・。
切ないですね・・・。実に切ないです。
画面上では頑固もののようにライアン大佐ですが、きっと心中は家族のもとに帰りたいはずですね・・・。
なんとも悲壮で切ないですね～。
と、すごくいい話なのにつっこみたいことが一つ。
それはミカのコスチュームです。
ミニスカなもんでところどころでパンチラが・・・・・。
これは少し興ざめでした。
確かにそんなカッコじゃそうなるんですけど、今回みたいな話時にまでサービスしてくれなくていいのですが・・・。
あ、ついでにもう一つ。
メカンダーロボの耳（丸いアンテナついた緑の部分）ってとれる上に武器になるんですね。
その設定よりもその画がなんともマヌケで笑えました・・・。
ウルトラセブン以来の衝撃でした・・・。
メカンダーにでてくるメカニックって意外にカッコよくて、先日の小型ホバークラフトといい、今回の小型偵察機といい、ワタクシは一目ぼれしてしまいました。
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-あらすじ-
防衛軍本部にむかう途中に国連士官学校時代の旧友であり、命の恩人であるリリー・ライアンと再会したミカは病床に就くリリーの母のために父ライアン大佐の消息を調べることを約束する。ミカは無断で小型偵察機を持ち出し、数日前に連絡のとれなくなったライアン大佐のいると思われる第27戦区へと向かった。コンギスター円盤との戦いを経てたどり着いた第27戦区ではライアン大佐率いる”タイガー師団”と合流に成功する。妻を見舞うように懇願するミカにライアン大佐は地球を守る任務を優先し、首を縦には振らなかった。部隊と合流したミカよりもたらされた情報によりタイガー師団が生き残っていること、２万５千人の民間人が第27戦区に取り残されていることがわかった。防衛軍は民間人救出とタイガー師団への補給のため陽動作戦を敢行する。しかし、これを察知したコンギスター軍団は民間人を乗せた艦船が引き返すタイミングで攻撃を開始するのだった。作戦に参加していたジミーたちはメカンダーロボと合体し、コンギスターのメカ獣オオニューダーを撃破するのだった。そしてその陰で補給を受けたタイガー師団はコンギスターへの反撃作戦が開始されるのだった。
-感想-
ついにやってきました富野演出の回ですね～。しかも作画監督が湖川友謙（小国一和名義）！
勘のいい人ならわかりますね。そう『イデオン』『ダンバイン』です。
特に人物の絵がすごく”イデオン”っぽっかったですね。
それはさておき演出面で御大らしいところがあったかというと・・・。
いままでの演出よりも無駄な部分がなかったってことかなぁと思います。
トントントンと場面展開させる妙はやっぱり上手いですね・・・。
ただそれよりも富野御大らしいと思ったのがセリフ。
まず、ミカがコンギスター円盤との戦闘の際に「南無三」「一機でも撃墜できれば万歳ってとこね」っていうのですが、前者はダンバインのショウ・ザマがよく言ってましたね。後者に似たセリフをガンダムのリュウ・ホセイが言ってました。
脚本は御大の手によるものではないのですが、演出上で御大が手を加えたことが伺えます。
さらにミカが無断で出撃した直後、ジミーたちも無断で後を追うのですが、その時の敷島博士が彼らの行動をとがめることなく「ありがとう」と言うのです。
普通なら「お前たちまで勝手なことを！」みたいな展開をさせると思うのですが、敷島博士にとってミカがどれだけ大切か（息子には過酷な戦いを強いているクセに）を表現してて逆にイイ演出でしたね。
これもセリフさしかえてるんじゃないかと勝手に想像しています。
それからドラマ重視のエピソードではあるもののアクション、バトル面もしっかりも作りこまれていてさすが御大です。
総評としてはメカンダーの中では作画レベルも高く、脚本、演出もよく名エピソードの一つの数えられるでしょうね。
☆今回の見所、つっこみ所☆
見所はなんといってもミカの活躍シーンです。
小型偵察機一機で敵円盤を５機撃墜する活躍を見せますが、彼女の方が防衛軍の戦闘機パイロットより優秀なんじゃないでしょうか？
ま、それもそのはずミカは国連士官学校というところで教育を受けているのでアクションも軽々こなせるのです。
じゃぁなんでキングダイヤモンドで雑用やってるの？
まぁ敷島博士が危険なことさせないだけなんでしょうね。
後にミカはメカンダーロボ４人目のパイロットになるのですが、それを踏まえたエピソードだったのかな？
それからリリーの「わたしはあんな立派な父でない方がよかった」というセリフ。
これは、戦場で再会したものの軍人の任務を優先し去ってしまったライアン大佐に対してのリリーのセリフですが、今回屈指の名セリフであり、これが故に名エピソードたらしめています。
ライアン大佐が軍人の任務に固執するのはそれが結果リリーたちを守ることに繋がるからです。
リリーも軍人の娘としてそれを頭では理解しているため戦場に向かう父を制止できなかったのですが、心までそれを受け入れているワケではないので涙ながらにこう言ったのでしょう・・・。
切ないですね・・・。実に切ないです。
画面上では頑固もののようにライアン大佐ですが、きっと心中は家族のもとに帰りたいはずですね・・・。
なんとも悲壮で切ないですね～。
と、すごくいい話なのにつっこみたいことが一つ。
それはミカのコスチュームです。
ミニスカなもんでところどころでパンチラが・・・・・。
これは少し興ざめでした。
確かにそんなカッコじゃそうなるんですけど、今回みたいな話時にまでサービスしてくれなくていいのですが・・・。
あ、ついでにもう一つ。
メカンダーロボの耳（丸いアンテナついた緑の部分）ってとれる上に武器になるんですね。
その設定よりもその画がなんともマヌケで笑えました・・・。
ウルトラセブン以来の衝撃でした・・・。
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メカンダーにでてくるメカニックって意外にカッコよくて、先日の小型ホバークラフトといい、今回の小型偵察機といい、ワタクシは一目ぼれしてしまいました。
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ご指摘の通り、1977年はザンボット３の年ですね。そして確かにザンボットはダークですね。
ザンボット３は守ってる人々から迫害されるヒーローとか、人間爆弾のみならずファミリーのほとんどが非業の死を遂げるなど、それまでのロボットものの常識を覆したアニメですね。
それにしても北斗の拳みたいなキャラデザだったら、このストーリーでも大丈夫だったかもしれませんが、安彦さんの可愛らしいキャラだから余計、視聴者の精神的ダメージが大きかったように思います。
実は2回目以降見る勇気がないです・・・。
ワタクシのＦ１好きの友人が同じクラスのＡくんがバリチェロに似ていると大騒ぎしていました。
選手名鑑でワタクシもバリチェロの顔を見たのですが、確かに似ていましたね。
ちょっと猿顔で・・・。
中学生だった頃の話なので随分前の話ですね・・・。
好きな選手のサインを持ってるというのは羨ましいですね・・・。
ジャンルは全く違いますがプロレスラーの三沢光晴のファンでしたが、サインをもらうことなく三沢がこの世を去ってしまいました。
直筆の返事というのも羨ましい・・・。
実は、2人共サイン持ってます♪しかも、ミカの方は直筆の返事まで…(汗) …ですが、英語が判りません。(苦)
…そうですよね。モータースポーツはドライバーだけのものじゃないですよね。スポンサーやメカニックがいて、はじめて能力を発揮できるんだよね。
その良い例が、ジミーです。チップガナッシに移籍してから、上位に食い込むようになって、しまいにはチャンピオンに上り詰めましたから。(それまでは、ほとんど下位でお邪魔虫状態…(笑))
…ルーベンス バリチェロ…? 去年はフェラーリに居たハズ…
最近は見てないから、ドコに誰が所属してるのか判りません。(汗)
ジミーとミカ、まさにメカンダーですね！
ワタクシはモータースポーツといえばセナぐらいしか存じません・・・・。
でもミカ・ハッキネンは聞いたことがありますね。それからヴァリチェロ？とか・・・。
F1好きの友人が全く知識のないワタクシに楽しそうに話していたのを思い出します。
でもモータースポーツってマシンだけでも、ドライバーだけでも成り立たない競技なんで大変ですよね。
話題は変わりますが、スポーツといえば最近は地元サッカーチームを密かに応援しています。
今は激弱なんですけどね。
私がモータースポーツにハマった原因は、前記のミカとジミーです。(滝汗)
前から見てはいましたが、録画まではしてませんでしたね…
ただ、インディは野球が中止した時の予備だったので、抜けまくってます。(汗)
しかも、バッサーがチャンピオンになった'96は数レースしか放映してくれなかったし…
サンテレビなんで、仕方なかった…(泣)
スケバン刑事かぁ～、懐かしいですね～。
風紀委員って怖いなぁって思ってましたね～。
mithukiさんはモータースポーツが好きでいらっしゃるのですね？
ワタクシは男ですが、全くわからず・・・・、すみません。
それにしてもモータースポーツって運動神経より動体視力と反射神経が大事ってなんとなくわかる気がします。
加えて状況判断能力でしょうか？
F-1だったら極限状態だから精神力も必要かな？
「オバサンみたいな運転」をするワタクシには到底できないですね・・・。
…いろんなものが発掘できましたが、ルーベンカイザーやゴワッパー5、スケバン刑事まで出てきた…(汗)
モータースポーツに至っては、インディカーどころか、F1まで…ちなみに、'91はF1にミカ・ハッキネン、全日本F3000にミカ・サロと、Wミカが…(汗)インディカーの場合、バッサーと、'96以降にカイトというのまで出てきた…けど、まさしく名前のまんま地味…(汗)
…そーいえば、モータースポーツの場合、運動神経は関係なさそうです。むしろ、動体視力と反射神経の方かと…
その証拠にインディに出ていたポール・トレーシーなど、しょっちゅう骨折してましたね。(苦笑)
確かに昔のビデオを発掘すると思わぬものまで出てくるもんですね～。
ワタクシも随分前（といっても12,3年前くらいですが）に録画した「カリオストロの城」が出てきました。
でもラストの一番イイシーンがテープ切れで録画できていませんでした。
まぁもうＤＶＤ持ってるからいいのですが・・・・。
当時はそれが残念で残念で仕方なかったですね～。
ゲッターロボ號って、本当に黒歴史のようですね…(汗)好きだったのに、引っ越したせいでTV大阪が受信できなくなりました。(泣)
…よーやくビデオが出てきましたが、'92のインディ500まで発掘…(汗)
なにせ、ルーキードライバーに、ジミー バッサーとゆーのが…(滝汗) おもいっきし反応したのはいうまでもありません。(汗)
ＥＤのカットは間違いないですね。
携帯でワタクシがブログに貼り付けているyoutubeがご覧いただけるのでしたら、youtubeから借りてきますよ。
それにしても「ゲッターロボ號」って完全に黒歴史扱い・・・。
ちょっとツラいですね・・。
ゲッターロボ號…ビデオが見つからないんで、初期のOPやEDがどんなだったか思い出せません。(汗)
EDのカットは、雨の降る中、號がベンチ(だったと思う…)に1人佇む…というシーンしか覚えてません。
本当に再放送して欲しいですね～。
ゲッターロボ號って我が岡山の放送局「テレビせとうち」が製作に関わっていました。
おかげでバッチリ放送されてましたね。
でも当時ウチにはビデオというものがなく（勉強しなくなるからって買ってくれませんでした）、リアルタイムで見るほかありませんでした。
なので見逃した回も多くて、いつの間にやら合体システム搭載になってて、ありゃ？って思ったものでした。
スカパーで再放送してほしいのですが・・・・。
あ、メカンダーと関係ない話しちゃいましたね・・・。
ゲッターロボ號の主題歌は前期OP、後期OPともにすきなんですが、前期OPのCDが見つからない・・・。
ゲッターロボ號は、テレビ東京系のテレビ大阪だったんで、映りがよくなかったけど、根性で録画してました…が、そのテープが行方不明です。(汗)…テッカマンブレードは出てきたのに…
いや～、本当に竜介そのままのキャラでしたね～。神谷さんがあててなかったらそんな事思わないけど…
そう言えば、挿入歌集のLP(懐かしい言葉だ…)も持ってましたね。
10話の冒頭のシーン、ジミーは水着、小次郎は空手着、竜介は青いトレーニングウェア。
確かにひたすら腹筋の竜介が一番地味でした。
ゲッターロボ號、懐かしいですね・・・。
竜介っぽく真面目で融通が利かないってタイプですね。声は神谷さんが担当でしたね。
部活のためにちゃんと見てませんでしたが、少しずつ強くなっていくのがよかったですね。
ゲッターのデザインも好きですしね。
さて、次回では冒頭から3人が8話についで驚きの格好で出て来ます。それは見てのお楽しみですが、竜介がやたら地味…(汗)
10話ではタツノコ化したジミーは出て来なかったですね～。むしろ11話のCM前後のジミーのアップがモロに大鷲の健…(滝汗)
竜介というと、10年前のゲッターロボ號で、神谷さんがレギュラーだったんですが、そのキャラ(大道凱)がものの見事に竜介…(汗)
声を聞いてるだけならジミーですが、キャラと性格がモロに竜介なんで、笑ってしまってまともに見れなかった…(笑)
いや～、今回のオレチャンネルは作画の特徴をお見せしようと思っていたのですが、なにぶん時間がなくやむなく文章だけになってしまいました。
機会があれば比較なんかもやってみたいとは思っています。
メカンダーでのこのコンビはコレ一回のみなので少々残念ですが、いつもと趣の違うメカンダーロボも味あってよかったですね。
いや～ホント『イデオン』でしたね～。
湖川さんの画が特徴的だからすぐにわかりますね～。
それにそんなに原画と違うなんて原画マンは怒らなかったのでしょうか？
ちょっと気になりますね。
次回はタツノコですか。
どの程度天野さんっぽいのか楽しみにしています。
オレチャンネルで同時進行のゴーダムがタツノコなんでその画と比較できれば面白いかもしれないですね。
ついに御大の登場ですね～♪
この回、ジミーやミカがまるでイデオンキャラと化してますが、原画だとまるで別人です(汗)
パソコンなら画像取り込んで貼れるんだけど、なにぶん携帯では…(泣)
さて、次回10話と11話は前後編になっています。二宮作監なんで、ジミーが時折タツノコキャラに…(汗)