ふぐ刺し

ずっと前の話ですが…。
海外旅行に行ったとき、
東京から来ている女性たちと知り合いになりました。
旅行中、水族館を観光した時、食べる魚の話になって、
山口県では「スーパーでふぐ刺しを売っている」と話したら、
その女性たち、すごくびっくりされました。
へ～東京じゃ、スーパーにふぐ刺しを売っていないんだぁ…と
何でもありそうな大都会なのに…と、とても不思議でした。

いまでも、スーパーでふぐ刺しを見ると、
その方達を思い出したりします。

今日は、家に帰ったら、スーパーのふぐ刺しが買ってありました。
残念ながら、トラフグではなく、
裏を見たら「ヒガンフグ」と書いてありました。
あまり聞いたことがないので、
ネットで調べてみたら、一部ではトラフグより美味しいという表現がありました。
お魚三昧日記
こちらを読んで見ると、な～るほど～と納得します。
刺身なのに消費期限が少し長いのが不思議でしたが、
これも”一日寝かした方が美味しくなる”という説明で納得しました。
（ヒガンフグは精巣に弱毒があるそうです）

食べた感想は、すごく歯ごたえが良いということ。
噛むと味が出てくる感じです。

１５枚入って、５９８円でした。
かなり高価ですが、
これがトラフグ（養殖）だと、７枚くらいで３９８円くらいです。
トラフグの場合は皮とかもちょっと入っています。



で、なぜ都会ではスーパーにふぐ刺しが並ばないかというと、
どうやら「ふぐ処理師」の免許を持っている人が
少ないからということらしいんです。
毒を持ってるふぐをさばくには、
特別にふぐ処理師の免許が必要です。

カナトフグ（シロサバフグ）の身欠きも
スーパーに出回ります。
これがお手軽で、美味しいんですよ～。

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