別府の温泉

国内の旅行は、ほとんどしないわたし。
温泉なんて、まったく縁がない。
旅行といえば、最近は年2回が恒例になったソウル旅行だけ。

先週は仕事で、福岡・大分へ旅行に行きました。
別府の温泉なんて、もしかして小学校の修学旅行以来？
この旅行中に、小学校の修学旅行のことが断片的に思い出されました。

というのも、原因は何かわかりませんが、
修学旅行から帰ってきたら、じんましん（？）のようなものができてしまったのです。
数日で治ったので、病院には行きませんでした。
父母は「バスのシートにダニでもいたんじゃないか？」と言ってましたが、
バスのシートってその都度、消毒しているですよね？

その後、ツメや尖ったもので皮膚を掻くと、
その部分が全部みみず腫れになってしまうという体質になりました。
よく、皮膚に字を書いて、皮膚が浮き上がるのを楽しんでいました（笑）。
その体質、いつの間にか治っていて、
（…とはいうものの20歳を超えてもまだそういう体質でした）、
わたしは密かに温泉のお湯があたったんじゃないかと思ってました。
だから、ずっと温泉恐怖症（笑）もありました。

こんな大昔のこと、すっかり忘れていましたが、
この旅行で思い出してしまいました。

別府では地獄巡りもしました。小学校の修学旅行でもしたはずですが、
全然覚えていなくて、見覚えがある場所はひとつもありませんでした。
あと、小学校の修学旅行で泊まった旅館は
「鶴見園」とかいう名前だったのを覚えています。
みんな時計を持たずに行っているので（しかも旅館の部屋には時計が無くて）、
誰かが「もう朝だ！」というのを言ったのを信じたみんなが、
顔を洗ったり、身支度をしたりしていたら、
先生がびっくりして出てきて「まだ明け方だ！」と言われて、
逆にみんなびっくりした思い出があります。
部屋に時計が無いなんて、いまだったら信じられないけど…。

今回は、夜の露天風呂を楽しむことができ、
少し塩分のある、熱いお湯に浸かりました。
別府などは、自宅で温泉がでるところも多いと聞いて、
すごくうらやましくなりました。
ホテルの部屋から外を見ると、あちこち湯煙が上がっていて、
いい風景だなぁと思いました。
温泉には興味がなかったわたしですが、
温泉のお湯に浸かるのもいいなぁ、
そんなことを思う自分は、歳を取ったんだなぁって感じました。

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