ぎずぎすした世の中になったとか言われて久しいけれど、この世の中を作っているのはみんななのだから、みんながぎすぎすする方向へ進んでいることを自覚した方がいい。
負け組だとか勝ち組だとかといった、軽い刹那なことばで自分の人生の価値まで計ってしまうようなことが当然だと思っているところからさっさと抜け出すべきだと思う。
一時的な勝ち負けは確かに目の当たりにするとそれが世界の、人生のすべてのように思うかも知れないが、実際のところそんなもので価値を計られたらたまらない。
青い論議をすれば、たとえば、お金持ちの家に生まれて、幼い頃から帝王学と資産に恵まれて成功した奴がいる一方で、平凡な、どちらかといえば質素な家に生まれて成功した奴もいる。どっちが価値のある成功か?なんていうことになるが、こんなの論議してどうする?
逆もまたしかり。恵まれた環境で失敗した奴と、質素な環境で失敗した奴。どっちが負け組か?なんていうのも意味がない。
勝ち組、負け組なんていうのは所詮は青くさい価値観。気にすること、気になることがまだ自分自身の価値観がその域を出ていないということ。そんな価値観に悩んでいる時間があるんだったらもっと広い視野と価値観をもって自分自身を鍛えるほうがいい。
最近また、子どもを殺している親のニュースが続いている。
子を持つ親なのに、青い価値観から抜け出られていない。
自分自身がそういった価値観に左右されているという自覚さえ無い場合がおおいので、ここで1つ例を。
お金はあればあるほうがいい・・・これはもちろんYES。しかし、何にそのお金を使うのかが問題だ。おいしいものを食べる、高級品宝飾品を買う、海外旅行を楽しむ、高級外車を乗り回す、都心の高級マンションに住む、などと言っているようでは駄目。
そういう価値観は、高度成長期で終わっているべき。しかし残念ながらその時期に育てられた人達は、いまだに価値の再認識をせず。妄信的にこういった価値観でいる。
こういう価値観のままでいるから、持っている人を見て、持っていない自分を悲観する。持っている人になるには有名な大学に入らなければならない、有名な大学に入るには有名な高校に入らなければ・・・という具合になる。
そうした結果、「自分には、ムリだ。」となって、勝手に勝ち負けを決めてしまう。
なんじゃそりゃ?と思わないか?
もう時代は変っているのに、価値観は全く変ってない。団塊の世代の宿題がここにある。
価値観の再点検。ちゃんとやってみせて欲しいものだ。それなしに引退などは卑怯だ。
負け組だとか勝ち組だとかといった、軽い刹那なことばで自分の人生の価値まで計ってしまうようなことが当然だと思っているところからさっさと抜け出すべきだと思う。
一時的な勝ち負けは確かに目の当たりにするとそれが世界の、人生のすべてのように思うかも知れないが、実際のところそんなもので価値を計られたらたまらない。
青い論議をすれば、たとえば、お金持ちの家に生まれて、幼い頃から帝王学と資産に恵まれて成功した奴がいる一方で、平凡な、どちらかといえば質素な家に生まれて成功した奴もいる。どっちが価値のある成功か?なんていうことになるが、こんなの論議してどうする?
逆もまたしかり。恵まれた環境で失敗した奴と、質素な環境で失敗した奴。どっちが負け組か?なんていうのも意味がない。
勝ち組、負け組なんていうのは所詮は青くさい価値観。気にすること、気になることがまだ自分自身の価値観がその域を出ていないということ。そんな価値観に悩んでいる時間があるんだったらもっと広い視野と価値観をもって自分自身を鍛えるほうがいい。
最近また、子どもを殺している親のニュースが続いている。
子を持つ親なのに、青い価値観から抜け出られていない。
自分自身がそういった価値観に左右されているという自覚さえ無い場合がおおいので、ここで1つ例を。
お金はあればあるほうがいい・・・これはもちろんYES。しかし、何にそのお金を使うのかが問題だ。おいしいものを食べる、高級品宝飾品を買う、海外旅行を楽しむ、高級外車を乗り回す、都心の高級マンションに住む、などと言っているようでは駄目。
そういう価値観は、高度成長期で終わっているべき。しかし残念ながらその時期に育てられた人達は、いまだに価値の再認識をせず。妄信的にこういった価値観でいる。
こういう価値観のままでいるから、持っている人を見て、持っていない自分を悲観する。持っている人になるには有名な大学に入らなければならない、有名な大学に入るには有名な高校に入らなければ・・・という具合になる。
そうした結果、「自分には、ムリだ。」となって、勝手に勝ち負けを決めてしまう。
なんじゃそりゃ?と思わないか?
もう時代は変っているのに、価値観は全く変ってない。団塊の世代の宿題がここにある。
価値観の再点検。ちゃんとやってみせて欲しいものだ。それなしに引退などは卑怯だ。