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サッカーワールドカップ最終予選

2009-02-12 07:52:39 | スポーツ
 2009年2月11日。サッカーワールドカップアジア最終予選。オーストラリア相手に0対0の引き分けで終えた日本代表。

 まずは、勝ち点1。選手の皆さんには大変お疲れ様でした。

 

 試合後のインタビューで岡田監督が、「やりたいことをやってくれていた」と戦い方を評価していた。もちろん満足はしていないだろうが、オーストラリア相手に「やらなければならない事」はどこまでできたのだろう。また「世界で戦い抜くために足りないこと」はなんだったんだろう?という疑問が残る。



 マスコミは日本サッカー協会の犬飼会長の言葉の端っこを取り上げて、「勝てなければ、岡田監督解任を示唆」とここぞとばかり売れそうな記事を書き上げた。まあ、そういういわれ方するのも責任ある立場だから仕方ないが、かわいそうな役割だなぁと思っていたが。この試合を見る限り、「やらなければならない事」をやろうとしたのだろうか?岡田監督はそれをわかっていたのだろうかという疑問が沸いた。



 オーストラリアが攻め込まれていたとき、オーストラリアの選手たちは5人ぐらいがゴール前でしっかりディフェンスしていた。ゴールキーパーを入れれば6人。ゴールマウスが幅広いとはいえ、長身でごつい選手が6人もゴールを守れば、そこを切り崩すのは難しい。

 

 日本がゴールマウスに向けて打ったシュートは、大久保、遠藤、長谷部の三人ぐらいだったはず。そのときの相手選手のポジショニングはゴール右よりだったりしていた。



 
 つまり、相手から得点を奪うためには、相手選手がゴール前に詰める前にまっすぐ攻め上がらなければならなかったのではないか?日本代表がワンタッチでパスするシーンが殆どみられなかったこの試合。それが課題のように思えた。




 日本がボールをもってサイドをあがるときのもたつきというか慎重さのおかげで、相手がゴールを守るためにすばやく戻ることができていた。




 内田のドリブルでサイドをあがってセンタリングというシーンももっと早いタイミングでやらないと相手ディフェンダーが余裕で戻ってしまう。





 センターをあがる選手との連動性の問題でもあるだろうが、こういう畳み掛けるような速い攻めを繰り返さないといけないだろう。




 オーストラリアは現在のところ失点ゼロのチームである。




 なぜ彼らは失点がゼロなのかをよく考えないといけない。




 そして少ないチャンスをなぜ生かせるのか?もあわせて考えなければならない。チャンスと見るや、すばやく攻める。ワンチャンスでワンシュートで得点できるのは、決定力という個人の技術だけではなく、その瞬間にスイッチが入る機敏さとスピードではないだろうか?





 日本代表選手たちの力量は個々にはとんでもなく低いわけではない。勝てないの得点する為の四十八手を選手みんなで共有していないからではないか?海外でプレーする選手が増えているとはいえまだ、現在海外組みは、中村(俊)、松井、大久保、長谷部だけである。





 次の試合は勝たないと。