およそ2ヶ月ほど遅れての還暦祝い。
「還暦」って言葉が嫌いで、孫からおじいちゃんとか、じいじとか言われるのも嫌で、英語でグランパと呼ばせたり、60年はDiamondだからDiamond Ageと言い換えたりしているけど、娘たちが素直に誕生日を祝ってくれるのは嬉しい。
娘を持ったことへのプレゼントだなと。
そういえば、結婚30周年の時もなんだかんだとお祝いをしてくれたな。
そんな娘らがプレゼントしてくれたのが万年筆。
理由はといえば、いま真面目に脚本の勉強をしているから。
「脚本描くのにパソコン使ってるのは知ってるけど」といいながらもペンが良さそうと言うことになったとの事。
いろいろ考えてくれていてありがたいね。
プレゼントって、相手のことを考えて、あれやこれやと悩んで、ワクワクと少しの不安とが織り混ざった中で何にするかを決めるところから、相手にどう渡そうかとまた悩む。そんな一連を楽しむ事ができる静かなコミュニケーションの時間。
受け取った側は、目の前のプレゼントに喜び、そんな準備をしてくれていた事にもさらに喜ぶと言う、とてもとても貴重なコミュニケーションの一つの姿。
プレゼントを送ってくれた相手の気持ち、台無しにしない方法はそういう事を想像して感謝する事。
ありがとうって言葉は時に上部だけでも言えるけど、本当に伝えたいならそう言う思いをプレゼントと共に受け取る事。
プレゼント。
とっても素敵なイベント。