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市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市原市で「ネウボラ」始まります

2017-04-02 | 子ども
ネウボラ」とは、フィンランド語で「アドバイスの場」という意味です。子育て世代の方にはだいぶ知られるようになりましたね。
一般的には、妊娠から出産・子育てまで、切れ目のない支援が提供される仕組みのことを指します。

本家フィンランドをお手本として、日本でも多くの自治体がこの事業を始めていますが、市原市でも今年6月からスタートすることになりました。
具体的には、妊娠時の届け出の際に保健センター内に設置された「子育てネウボラセンター」へ出向き、保健師等の専門職による面接相談を受けて母子手帳を発行してもらいます。
市外から転入した場合すでに母子手帳を持っている方も多いと思いますが、妊婦健康診査や乳児健康診査の受診票の発行も「子育てネウボラセンター」で行っていますので、その際に面談を受けることになります。

市原市は、とりあえず「妊婦さん全員と面接をする!」というところから取り組みを始めるのです。

本来のネウボラ制度のポイントは、
・ワンストップ窓口で、誰でもどんなことでも相談できる
・保健師などの専門家が対応。
・医療・子育て・福祉・教育の各機関との連携
これらの体制が整っていなければ「ネウボラ」とは呼べないと私は思いますが、最初からフルスペックで揃えるというのも無理があるでしょうから、とりあえず「妊婦さん全員面接」の行く末を注意深く見ていきたいと思います。
妊婦さんの場合、受診している医療機関とネウボラセンターがどれだけ連携を図れるかがカギを握るような気がします。

妊娠から子育てまでのちょっとした不安や悩みの解消、情報提供、育児ノイローゼや虐待の防止まで、若いママたちからもネウボラに期待する声はたくさん聞こえてきています。
市原市のネウボラ制度も産声を上げたばかり。今後もぜひ皆さんの声でいい形に育てていきましょう(^^)/

写真は、先日椎茸狩りで訪れた市内のとあるほだ場。


マムシソウを見つけました。なるほどそっくりで、一瞬ドキッとしますね。

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