市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

新入生に伝えたかったこと

2017-04-09 | イベント
今朝の新聞に、こんな記事を見つけました。
「ノーベル平和賞受賞者マララ・ユスフザイさん(19)が、女子教育の権利向上に取り組む国連平和大使に任命されることが決まった」

マララさんは、パキスタン出身。15才の時に「私たち女子にも平等に教育を」と社会に訴え、イスラム武装勢力に銃撃されました。イギリスで治療を受け回復したのちも、ひるむことなく活動を続け、最年少の17才でノーベル平和賞を受賞しました。
今回の国連大使任命も史上最年少だそうです。素晴らしいですね。

実は、先日7日に行われた八幡中学校の入学式で、私は4名の地元市議会議員を代表して祝辞を述べたのですが、奇遇にもそこでマララさんのエピソードを取り上げたところだったんです!

マララさん16才の時の国連での有名なスピーチ。この言葉の意味の深さを、何とか新入生に伝えたくて。
英語はまったく得意じゃないんですが、簡単な単語なので・・・(^^;)。
この部分です。
One child, one teacher, one pen and one book can change the world.・・・ Education First
(1人の子ども、1人の教師、1本のペン、そして1冊の本、それで世界を変えることができます。教育が第1です)

世界には、学校に通いたくても通えない子どもが大勢いること。
女性だからとか、考え方が違うからという理由だけで、権利や自由を奪われてしまう国もあること。
おかしいと思ったことはおかしいと勇気と信念を持って声をあげれば、自分の周りや、時には社会を動かすこともあるほどの大きな力になるということ。
そして、学校で学ぶことの大切さ。
友達や先生との出会い、1回1回の授業や部活や生徒会活動、一冊の本やふと耳にした音楽との出会いが、自分の将来を変えるかもしれない。学校にはそんな可能性が満ち溢れている、ということ。

マララさんの言葉やエピソードを紹介しながらこんなお話をさせてもらったのですが、難しかったかな?
少しでも胸に引っかかるものがあれば嬉しいんだけど・・・。

後で、ある先生が「私たちにも向けられた言葉と思いました。責任の重さを感じました」と仰ってくださいました。
生意気で恐縮ですが、先生方への思いも込めたことも事実です。

写真は、市民ネットワーク千葉県の事務所に向かう途中で。
県庁と都川の桜


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