市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

障がい児の母を、楽しもうよ!

2011-07-01 | キャラバン隊
6月27日(月)は、今年度最初のキャラバン隊いちょうの公演でした。

場所は松戸市のつくし特別支援支援学校。市外での公演は、昨年度の幕張以来二度目です。
幕張での公演をご覧になったつくしの教頭先生の「ぜひ、うちの学校でも」との希望で実現したものです。
こういうのって、嬉しいですね。

メンバーたちと、「観客は何人くらいかな、スタッフ合わせて10人くらいかな・・・」なんて話しながら会場に向かったのですが
到着してビックリ!

校長先生はじめ、40名以上もの保護者の方々が待っていて下さったのです。

私の今までの経験では、こういう類の研修会って、15人集まれば御の字なんですね。
つくしの先生方の熱意と保護者の皆さんの期待が、こちらにじんじん伝わってきました。

私は演技もMCも苦手なので、いつも裏方です。
今日はパワーポイントの操作で、ひっそりと貢献しました。



頂いたアンケートから・・・

「自分の子の行動がいまだによくわからず、彼の世界とはどういうものか不思議でした。公演を観て理解できました。」
わが子の行動の意味がわからない。共感できない。これは本当に苦しいんです。
そんな気持ちを同じ立場の親同士で共有することで、より公演の内容が伝わりやすくなったのでは、と思います。

「自閉症の説明がお芝居でよりわかりやすくなっていて、嬉しかったです。
これからも子どもの通訳として頑張っていきたいと思いました」

自分では思うように表現できないわが子の代わりに社会に発信していくことが、親ができる支えのうちのひとつ。
『通訳』。いい言葉だなあと思いました。

「このような形で地域の人に伝えていくのはとても素晴らしいと思います。これからもお互い頑張りましょう」
公演を観たお母さんが、「よし、私たちも」と感じてくれるように。
これが今回の公演の最大の目的でした。
『頑張ってください』じゃなくて、『お互い頑張りましょう』という言葉は、本当に嬉しいものでした。

公演の後は、自然とみんなで集まって、ワイワイと情報交換の場を持つことができました。
「せっかく障がい児の母になったんだから、そのことを楽しまなくちゃね!」
別れ際、そんな言葉をお互いに交わして、つくし特別支援学校を後にしました。

実は私、ただいま数日後に迫る議会の準備のまっただ中のため、今回はかなり無理を押しての参加でした。
でも、やっぱり行って良かった!!
帰宅してアンケートに書かれたお母さんたちの思いを読みながら、つくづくそう感じました。

来月の公演予定は、
我が市原特別支援学校の教職員研修と、もう一か所、冨里特別支援学校です。
特別支援学校での公演が続きます。

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