市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

里山資本主義

2013-12-10 | 日々のあれこれ
また間が空いてしまいました。
もう本会議は開催されているのですが、自分の原稿作成に悩みに悩み、書いては消しの繰り返しです・・・。
私の登壇は最終日の19日、10時からです。お時間のある方は、ぜひ議場へお越し下さい(^^)

今日は、代表質問の1日目、3名が登壇しました。
その中で、市民クラブの竹内直子議員の質問の最後に出てきた「里山資本主義」という概念、これは私も大いに共感するところです。

というのも、先月夢中になって読破した本が、ちょうどこれだったんです。

『里山資本主義』 

ベストセラー『デフレの正体』の藻谷浩介氏と、NHK広島取材班の共著です。

金銭換算ではない、地域の里山に眠る資源の循環が生み出す新しい経済。
「マネー資本主義」から脱却し、サスティナブル(持続可能)な価値観への転換を提唱しています。

もっとわかりやすく解説したいのですが、これから原稿を書きたいので(笑)、この辺で。
興味のある方は、ぜひ手にとってご覧になってくださいね。

そうそう、これに関連して、先日新聞だったかネットだったか忘れてしまったのですが、こんな興味深い寓話がありました。
経済の本質を語る上で、有名なお話だそうです。

蚊が全くいないA国では、蚊とり線香がさっぱり売れなかった。
売るためにはどうすればいいか。

「そうだ!蚊をいっぱい輸入すればいいんだ!」

かくして、蚊が持ち込まれたA国では、蚊取り線香や殺虫剤、はたまたかゆみ止めの薬までもが飛ぶように売れるようになった・・・。

蚊が持ち込まれ、お金が回り、経済が成長するようになったA国。
以前のA国は、お金は回らないけれど、健康的で安心な国だった。

さて、あなたはどちらが「いい国」だと思いますか?


うろ覚えですが、『里山資本主義』からふと思い出したお話です(^^)

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