市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

慰安婦制度発言について

2013-05-20 | 日々のあれこれ
今日は地方自治の勉強会で、明治大学へ。



会場のほとんどは、全国から集まった地方議員たち。
震災復興から地方分権、税財政に介護保険まで、実にさまざまな分野での講演が行われました。
全体的に、話が総花的であったことと、特に演者が役人の場合、国の政策の宣伝っぽく聞こえてしまったのが少々難ではありましたが、最新の情報を知る良い機会となりました。




さて、最近世間を騒がせている日本維新の会の橋下共同代表の発言について、私も一言だけ。

彼の一連の発言を聞いていると、日ごとに巧みにニュアンスを変えているように思いますが、
やはり最初の発言の
「あれだけ銃弾が雨嵐のごとく(略)・・・どこかで休息させてあげようと思ったら慰安婦は必要なのは誰だってわかる」というくだり、
それから、米軍司令官に対する風俗業活用の進言、
以上の二点には、いくら彼が後に「当時の話だ」と強調したところで到底覆せない、本音が表されていると思います。
そして同じように考えているのは、決して彼だけではありません。
ですから私は、選挙のためのうわべの謝罪や撤回など、全く必要ないと思います。

むしろ私たちは、彼の発言から、戦争とはこんなにも悲劇を生むものなのだ、ということを素直に感じ取らなければなりません。

戦争はこのように、他人の命ばかりか、欲求の自由も、女性の尊厳も、簡単に踏みにじってしまうものである。だから、過去の過ちは深く反省し、このような悲劇を二度と繰り返さないよう、自分は断固として平和を希求する。

橋下さんがこんな風に締めくくってくれていたら、きっと評価が違っていたでしょうに・・・。

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