きのきのTimeees!

スポーツ・音楽・趣味の旅行ネタなど自己満足的に更新してます、少し頭の隅に覚えて頂ければ幸いです。わくのい通信から改名!

新・全国自治体市町村枠組み再考企画 降格制適用で市町村数を見直そう! ①北海道

2022-04-03 15:36:24 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

帰ってきた企画です。先の国勢調査で最新の各市町村の人口数が出ました。これを踏まえて

2回目の市町村数再考企画を北から順番に追っていきたいと思います。

今回は、人口減少社会を踏まえて市は合併の特例の法律に合わせ3万人以上、

町は、各県によってバラバラではありますが最も多い5000人を基準として考えていきます。

 

では、初回は北海道です!

赤字 市→町への降格自治体橙字 町→村への降格自治体 紫字 市→村への降格自治体 

 青字 町→市への昇格自治体 緑字 村→町への昇格自治体 茶字 村→市への昇格自治体

    2020年  2015年

1 札幌市 1,973,395 1,952,356
2 旭川市 329,306 339,605
3 函館市 251,084 265,979
4 苫小牧市 170,113 172,737
5 帯広市 166,536 169,327
6 釧路市 165,077 174,742
7 江別市 121,056 120,636
8 北見市 115,480 121,226
9 小樽市 111,299 121,924
10 千歳市 97,950 95,648
11 室蘭市 82,383 88,564
12 岩見沢市 79,306 84,499
13 恵庭市 70,331 69,702
14 北広島市 58,171 59,064
15 石狩市 56,869 57,436
16 登別市 46,391 49,625
17 北斗市 44,302 46,390
18 音更町 43,576 44,807
19 滝川市 39,490 41,192
20 網走市 35,759 39,077
21 稚内市 33,563 36,380
22 伊達市 32,826 34,995
23 七飯町 27,686 28,120
24 名寄市 27,282 29,048
25 幕別町 25,766 26,760
26 根室市 24,636 26,917
27 中標津町 23,010 23,774
28 新ひだか町 21,517 23,231
29 紋別市 21,215 23,109
30 富良野市 21,131 22,936
31 美唄市 20,413 23,035
32 留萌市 20,114 22,221
33 深川市 20,039 21,909
34 遠軽町 19,241 20,873
35 釧路町 19,105 19,833
36 美幌町 18,697 20,296
37 芽室町 18,048 18,484
38 余市町 18,000 19,607
39 士別市 17,858 19,914
40 砂川市 16,486 17,694
41 白老町 16,212 17,740
42 当別町 15,916 17,278
43 八雲町 15,826 17,252
44 倶知安町 15,129 15,018
45 別海町 14,380 15,273
46 森町 14,338 15,946
47 芦別市 12,555 14,676
48 浦河町 12,074 13,075
49 岩内町 11,648 13,042
50 斜里町 11,418 12,231
51 日高町 11,279 12,378
52 栗山町 11,272 12,344
53 上富良野町 10,348 10,826
54 長沼町 10,289 11,076
55 東神楽町 10,127 10,233
56 赤平市 9,698 11,105
57 美瑛町 9,668 10,292
58 清水町 9,094 9,599
59 厚岸町 8,892 9,778
60 洞爺湖町 8,442 9,299
61 東川町 8,314 8,111
62 湧別町 8,270 9,231
63 三笠市 8,040 9,076
64 むかわ町 7,651 8,596
65 枝幸町 7,565 8,437
66 江差町 7,428 8,248
67 せたな町 7,398 8,473
68 安平町 7,340 8,148
69 夕張市 7,334 8,843
70 南幌町 7,319 7,927
71 白糠町 7,289 8,068
72 標茶町 7,230 7,742
73 弟子屈町 6,955 7,758
74 大空町 6,775 7,360
75 本別町 6,618 7,358
76 鷹栖町 6,567 7,018
77 足寄町 6,563 6,990
78 羽幌町 6,548 7,327
79 新十津川町 6,484 6,831
80 広尾町 6,387 7,030
81 当麻町 6,319 6,689
82 池田町 6,294 6,882
83 松前町 6,260 7,337
84 士幌町 5,848 6,132
85 新得町 5,817 6,288
86 共和町 5,772 6,224
87 浜中町 5,507 6,061
88 大樹町 5,420 5,738
89 新冠町 5,309 5,592
90 鹿追町 5,266 5,542
91 奈井江町 5,120 5,674
92 長万部町 5,109 5,926
93 ニセコ町 5,074 4,958
94 今金町 5,072 5,628
95 標津町 5,023 5,242
96 佐呂間町 4,875 5,362
97 由仁町 4,822 5,314
98 上士幌町 4,778 4,765
99 平取町 4,776 5,315
100 中富良野町 4,733 5,069
101 羅臼町 4,722 5,415
102 訓子府町 4,677 5,100
103 小清水町 4,623 5,085
104 蘭越町 4,568 4,843
105 厚真町 4,432 4,838
106 浦幌町 4,387 4,919
107 えりも町 4,374 4,906
108 津別町 4,373 5,008
109 上ノ国町 4,306 4,876
110 雄武町 4,199 4,525
111 知内町 4,167 4,653
112 美深町 4,145 4,659
113 様似町 4,043 4,518
114 豊富町 3,974 4,054
115 増毛町 3,908 4,497
116 中札内村 3,884 3,966
117 清里町 3,883 4,221
118 木古内町 3,832 4,547
119 豊浦町 3,821 4,291
120 福島町 3,794 4,422
121 鹿部町 3,760 4,226
122 月形町 3,691 4,577
123 興部町 3,628 3,909
124 厚沢部町 3,592 4,049
125 比布町 3,520 3,777
126 上川町 3,500 4,044
127 浜頓別町 3,448 3,881
128 乙部町 3,403 3,906
129 和寒町 3,192 3,596
130 仁木町 3,180 3,498
131 下川町 3,126 3,547
132 更別村 3,080 3,185
133 新篠津村 3,044 3,329
134 豊頃町 3,022 3,182
135 小平町 2,994 3,336
136 歌志内市 2,989 3,585
137 天塩町 2,950 3,243
138 京極町 2,941 3,187
139 苫前町 2,936 3,265
140 剣淵町 2,926 3,228
141 沼田町 2,909 3,181
142 上砂川町 2,841 3,479
143 寿都町 2,838 3,137
144 黒松内町 2,791 3,082
145 置戸町 2,775 3,092
146 古平町 2,745 3,188
147 壮瞥町 2,743 2,922
148 妹背牛町 2,693 3,091
149 猿払村 2,611 2,684
150 愛別町 2,605 2,976
151 鶴居村 2,558 2,534
152 遠別町 2,520 2,806
153 礼文町 2,509 2,773
154 利尻富士町 2,458 2,787
155 滝上町 2,421 2,721
156 奥尻町 2,410 2,690
157 雨竜町 2,389 2,749
158 南富良野町 2,376 2,555
159 幌延町 2,371 2,447
160 秩父別町 2,329 2,513
161 陸別町 2,264 2,482
162 喜茂別町 2,156 2,294
163 真狩村 2,045 2,103
164 利尻町 2,004 2,303
165 留寿都村 1,911 1,907
166 積丹町 1,831 2,115
167 浦臼町 1,732 1,985
168 北竜町 1,724 1,981
169 中頓別町 1,637 1,757
170 泊村 1,569 1,771
171 中川町 1,528 1,767
172 幌加内町 1,370 1,525
173 島牧村 1,356 1,499
174 占冠村 1,306 1,211
175 赤井川村 1,165 1,121
176 初山別村 1,080 1,217
177 西興部村 1,053 1,116
178 神恵内村 870 1,004
179 音威子府村 706 832

市=35 町=129 村=15 合計=179

市→町 13 市→村 1 町→村 67

適用結果 市=21 町=75 村=83

 

留萌支庁、根室支庁は、留萌市、根室市の降格により市が消滅。

ほぼ半数の町が村への降格となり、村の数が最多となった。

 

歌志内市は、永らく全国最小人口の市となっている。

かつて炭鉱で栄えた市であった。あまりの過疎っぷりに町への降格も真剣に議論されたが

結局市のままとなっている。

隣接する、芦別、赤平、砂川の3市も同様炭鉱撤退で市→町への降格相当となっている。

 

北海道で最も人口の多い町の音更町。帯広市のベットタウン。

2010年調査を境に人口が減少傾向のため今回昇格となはらず。

ベットタウンでありながら広大な土地を利用して酪農やじゃがいもが盛ん。

また十勝川温泉も擁する。

 

やや奇抜な町名の新ひだか町は、静内町と三石町が合併。

もともとは、新冠町も合併しひだか市とする予定だったが離脱のため

2町での合併となり新ひだか町となった。郡名は、日高郡を新設。

同じ振興局の日高町(日高町と門別町が合併)は、沙流郡なのでややこしくなっている。

 

宗谷振興局の枝幸町、桧山振興局の江差町。どちらも読みは同じ「えさし」だ。

さらに両町ともにかつては鉄路があったが廃線となり活気がなくなってしまっている。

海沿いに位置しているのも共通している。

人口順位は仲良く、並ぶ格好となった。

 

人口減少を食い止め、村への降格を逃れたのが上士幌町。

少子化対策としてこども園の無料化を行いわずかながら増加に転じた。

SDGsも受賞した。

 

人口最少は、音威子府村。老人ホームが村内になく要介護となると家族とともに村を離れる事象が

発生しているようだ。

かつての鉄道の要衝で、真っ黒の音威子府駅の駅そばは3大駅そばとされていたが

店主の死去により閉店となっている。

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第47回全国自治体数再考企画 最終回! 沖縄編 村の数が最多の県 市町村数見直し企画

2020-06-14 20:49:24 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

全国的にも村の数が最多という自治体は沖縄県だけになってしまいました。離島が多いということもあるとは思いますが中身を見ていきます!

市=11 町=11 村=19 合計=41

1 那覇市 なは・し 317,606 319,435
2 沖縄市 おきなわ・し 141,462 139,279
3 うるま市 うるま・し 121,294 118,898
4 浦添市 うらそえ・し 115,158 114,232
5 宜野湾市 ぎのわん・し 98,093 96,243
6 豊見城市 とみぐすく・し 63,700 61,119
7 名護市 なご・し 62,725 61,674
8 糸満市 いとまん・し 60,546 58,547
9 宮古島市 みやこじま・し 52,176 51,186
10 石垣市 いしがき・し 48,132 47,564
11 南城市 なんじょう・し 43,539 42,016
12 南風原町 はえばる・ちょう 39,835 37,502
13 読谷村 よみたん・そん 39,628 39,504
14 西原町 にしはら・ちょう 34,741 34,508
15 八重瀬町 やえせ・ちょう 30,571 29,066
16 北谷町 ちゃたん・ちょう 28,270 28,308
17 中城村 なかぐすく・そん 21,542 19,454
18 与那原町 よなばる・ちょう 19,494 18,410
19 北中城村 きたなかぐすく・そん 16,674 16,148
20 嘉手納町 かでな・ちょう 13,471 13,685
21 本部町 もとぶ・ちょう 13,140 13,536
22 金武町 きん・ちょう 11,270 11,232
23 恩納村 おんな・そん 10,940 10,652
24 今帰仁村 なきじん・そん 9,262 9,531
25 久米島町 くめじま・ちょう 7,317 7,755
26 宜野座村 ぎのざ・そん 5,785 5,597
27 国頭村 くにがみ・そん 4,617 4,908
28 竹富町 たけとみ・ちょう 4,117 3,998
29 伊江村 いえ・そん 4,109 4,260
30 大宜味村 おおぎみ・そん 2,915 3,060
31 与那国町 よなぐに・ちょう 2,072 1,843
32 東村 ひがし・そん 1,613 1,720
33 伊是名村 いぜな・そん 1,391 1,517
34 南大東村 みなみだいとう・そん 1,305 1,329
35 伊平屋村 いへや・そん 1,187 1,238
36 多良間村 たらま・そん 1,113 1,194
37 座間味村 ざまみ・そん 889 870
38 渡嘉敷村 とかしき・そん 754 730
39 粟国村 あぐに・そん 709 759
40 北大東村 きただいとう・そん 621 629
41 渡名喜村 となき・そん 401 430

町→村への降格自治体数:1

村→町への昇格自治体数:4

再編後自治体数= 市:11 町:14 村:16

人口が増加している県なので町の数が増えて村が減るという初めてのパターンに。

人口5万人を割っている2市は2、いずれも人口増加。

人口1万人を割っている3町は久米島町を除き人口増加となった。

沖縄独特の読みで「城」は「ぐすく」と読む。

「ぐすく」シリーズで最も人口が多いのが豊見城市。

2002年に村から一気に市に昇格した。

那覇市のベットタウンとして急成長。

豊見城市に属する瀬長島は、リゾート地として観光客の人気も高い。

沖縄でしか飲めないオリオンビールはここが本拠地。

有名人では、元SPEEDの上原多香子がいる。

日本最多の村の人口を有する読谷村。なお人口増加中だ。

2014年までは岩手県滝沢村が村の人口最多だったが市制をとったため現在は読谷が最多だ。

村の歴史は米軍基地と歩んできたと言っても過言ではなく、本土返還時は73%現在でも36%が米軍基地だ。

歌手のkiroroは、こちらの出身だ。

沖縄5番目に大きい島久米島町。

具志川村と仲里村の合併により町制をとったが、合併時点で1万人を割っていた。

水に恵まれ泡盛の生産が盛ん。一方、サトウキビはアメリカ統治時代の名残からかほとんど生産されていない。

「そんなの関係ねぇ!」小島よしおは、ここの出身。

日本の最果て北大東と南大東を抑えて人口最少なのが面積が富山県舟橋村の次に小さいという渡名喜島の渡名喜村。

港周辺以外は道路舗装もされていない。また赤瓦の家が生活に根付いている。

島外に出るのは一日1便の那覇行きか久米島行きに乗るしかない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第46回全国市町村の枠組みを見直そう! 鹿児島編 島しょ部の自治体多いが・・・ 自治体再考企画

2020-06-13 12:42:10 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

市=19 町=20 村=4 合計=43

1 鹿児島市 かごしま・し 595,319 599,814
2 霧島市 きりしま・し 124,367 125,857
3 鹿屋市 かのや・し 101,757 103,608
4 薩摩川内市 さつませんだい・し 93,009 96,076
5 姶良市 あいら・し 76,359 75,173
6 出水市 いずみ・し 52,239 53,758
7 日置市 ひおき・し 47,325 49,249
8 奄美市 あまみ・し 41,744 43,156
9 指宿市 いぶすき・し 39,274 41,831
10 南九州市 みなみきゅうしゅう・し 33,891 36,352
11 曽於市 そお・し 33,669 36,557
12 南さつま市 みなみさつま・し 33,262 35,439
13 志布志市 しぶし・し 29,839 31,479
14 いちき串木野市 いちきくしきの・し 27,644 29,282
15 伊佐市 いさ・し 24,827 26,810
16 さつま町 さつま・ちょう 20,665 22,400
17 枕崎市 まくらざき・し 20,447 22,046
18 阿久根市 あくね・し 19,461 21,198
19 西之表市 にしのおもて・し 14,980 15,967
20 肝付町 きもつき・ちょう 14,495 15,664
21 垂水市 たるみず・し 14,090 15,520
22 大崎町 おおさき・ちょう 12,299 13,241
23 屋久島町 やくしま・ちょう 12,075 12,913
24 徳之島町 とくのしま・ちょう 10,339 11,160
25 長島町 ながしま・ちょう 9,849 10,431
26 湧水町 ゆうすい・ちょう 9,475 10,327
27 瀬戸内町 せとうち・ちょう 8,643 9,042
28 中種子町 なかたね・ちょう 7,702 8,135
29 錦江町 きんこう・ちょう 7,081 7,923
30 喜界町 きかい・ちょう 6,712 7,212
31 南大隅町 みなみおおすみ・ちょう 6,648 7,542
32 和泊町 わどまり・ちょう 6,364 6,783
33 東串良町 ひがしくしら・ちょう 6,226 6,530
34 伊仙町 いせん・ちょう 6,055 6,362
35 知名町 ちな・ちょう 5,791 6,213
36 龍郷町 たつごう・ちょう 5,728 5,806
37 天城町 あまぎ・ちょう 5,608 5,975
38 南種子町 みなみたね・ちょう 5,499 5,745
39 与論町 よろん・ちょう 5,032 5,186
40 宇検村 うけん・そん 1,639 1,722
41 大和村 やまと・そん 1,411 1,530
42 十島村 としま・むら 761 756
43 三島村 みしま・むら 384 407

市→町への降格自治体数:12

町→村への降格自治体数:13

新自治体数: 市=7 町=19 村=17

市の数が大幅に減り村がだいぶ増えるという結果に。

串木野市と市来町の合併により長い自治体名となってしまったいちき串木野市。

読みづらい旧市来町は、10億円かけて建設した廃棄物利用エネルギーセンターが技術的な問題により稼働せず無駄遣いと批判を浴びることに。

あまり知られていないが遠洋漁業の起点となっていて漁業の町となっている。

また高校は神村学園がここにある。

九州新幹線も通っているが、市内のほとんどがトンネルであまり恩恵は受けていないようだ。

上から読んでも下から読んでもで有名な!?志布志市。

もともと志布志村として発足したが面積が広かったため分割された経緯を持つ。

分割された、松山町、有明町が再度志布志市に編入されるという珍しいパターンだ。

合併後、旧住所を入れるため志布志市役所志布志支所は、志布志市志布志町志布志2-1-1と志布志の早口言葉のようになっている。

志布志はかつて鉄道・船舶の要衝でもあったが、鉄道は志布志線、大隅線が廃線となり1面の無人駅と寂しい状況に。

港は、大阪や東京への便がある。こちらも乗客が減少していて高速バスとのコラボなどで生き残りを模索している。

毒舌漫談の綾小路きみまろは、こちらの出身。

小規模な自治体が多い一因が島しょ部の大島郡に多くの小自治体が残っている。

住用村と笠利町は名瀬市と合併し奄美市となった。龍郷町が合併しなかったので奄美市は飛び地となっている。

2町が合併した徳之島町以外は全て1万人以内の小規模自治体として存続している。

喜界高校のある喜界町。かつては、高校野球が強く島民の期待も強かった。実際プロ野球選手も何名か輩出しているがさすがに近年は合同チームでの参加となっていて

実現は厳しそうだ。

トカラ列島の三島村、十島村はかつては大島郡だったが現在は役所を鹿児島市に設置し行政にあたっている。

三島村に大きな集落はなく財政力指数は、全国最下位となっている。

一方十島村は、移住政策が功を奏し人口増加率は全国5位となっている。

実際に住民が住んでいる有人島は7島となっている。

選挙戦となると有人島での票固め合戦となり当然人口の少ない島が不利に働いてしまっているようだ。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第45回全国自治体数再考企画 宮崎編  市町村数のバランスを見直そう!

2020-06-07 21:05:27 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

前回の大分に比べて超小規模自治体が山間部を中心に残った宮崎県。内訳を見ていきましょう!

 

市=9 町=14 村=3 合計=26

1 宮崎市 みやざき・し 398,307 401,138
2 都城市 みやこのじょう・し 160,980 165,029
3 延岡市 のべおか・し 119,309 125,159
4 日向市 ひゅうが・し 59,999 61,761
5 日南市 にちなん・し 51,106 54,090
6 小林市 こばやし・し 44,034 46,221
7 西都市 さいと・し 29,149 30,683
8 三股町 みまた・ちょう 25,379 25,404
9 高鍋町 たかなべ・ちょう 20,183 21,025
10 国富町 くにとみ・ちょう 18,717 19,606
11 えびの市 えびの・し 18,123 19,538
12 門川町 かどがわ・ちょう 17,526 18,183
13 串間市 くしま・し 17,363 18,779
14 新富町 しんとみ・ちょう 16,663 17,373
15 川南町 かわみなみ・ちょう 15,372 16,109
16 高千穂町 たかちほ・ちょう 11,959 12,755
17 都農町 つの・ちょう 10,028 10,391
18 高原町 たかはる・ちょう 8,709 9,300
19 綾町 あや・ちょう 7,023 7,345
20 木城町 きじょう・ちょう 5,008 5,231
21 美郷町 みさと・ちょう 4,823 5,480
22 日之影町 ひのかげ・ちょう 3,656 3,946
23 五ヶ瀬町 ごかせ・ちょう 3,537 3,887
24 椎葉村 しいば・そん 2,579 2,808
25 諸塚村 もろつか・そん 1,532 1,739
26 西米良村 にしめら・そん 1,013 1,089

市→町への降格自治体数:4

町→村への降格自治体数:6

新自治体数: 市=5 町=12 村=9

村の数がだいぶ増えた。1000人以下の超小規模自治体はないものの1万人以下の町が多い。

宮崎一の観光都市日南市。九州の小京都飫肥や日南海岸を有する。

日南は造語で日向国の南に位置することから日南市となった。平成の大合併では、南郷・北郷両町と吸収合併。

そのかいもあってどうにか人口5万人はキープしている。

飫肥の卵焼きは、スイーツのような甘さでオススメ。また青島の鬼の洗濯板、海岸すれすれの鵜戸神宮など見所豊富。

有名人は、鬼束ちひろ、マラソンの谷口浩美、古くはポーツマス条約の小村寿太郎がいる。

すっかり減ってしまった一文字自治体の綾町。

場所も中西部と影が薄い場所だ。

鉄道・国道・高速がなく交通の便はあまりよくはない。

秋田・島根・宮崎と全国3か所にある美郷町。

ちょっとややこしいが県北には南郷・北郷・西郷とそれぞれ3村あり日南市と合併した北郷町、南郷町とは別の自治体だ。

さらに諸塚村と椎葉村も合併候補だったがこの2村は離脱し3村での対等合併となった。

先ほどの綾町とは違って国道は通っている。

県北西部の合併協議から離脱した椎葉村。

日本三大秘境と言われる。岐阜の白川、徳島の祖谷とここだ。

公共交通で村に来るとしたら一日1往復の日向からのバスに乗るしかない。しかも30分後には復路の便が出るので日帰りとなると30分しかいられない・・・

さすがは秘境だ。

小学校は点在するが中学校は広い村内にひとつしかなくスクールバスを毎日通わせるのは不可能なため公立ながら寮がある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第44回 日本全国自治体の枠組み見直し企画 大分編

2020-06-06 17:51:09 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

大分はだいぶ自治体の再編が進みほとんどが市になっていますが内訳はどうなっているのか見ていきます。

市=14 町=3 村=1 合計=18


1 大分市 おおいた・し 477,701 478,146
2 別府市 べっぷ・し 118,499 122,138
3 中津市 なかつ・し 82,875 83,965
4 佐伯市 さいき・し 67,931 72,211
5 日田市 ひた・し 62,944 66,523
6 宇佐市 うさ・し 53,834 56,258
7 臼杵市 うすき・し 36,536 38,748
8 豊後大野市 ぶんごおおの・し 33,915 36,584
9 由布市 ゆふ・し 33,050 34,262
10 杵築市 きつき・し 28,476 30,185
11 日出町 ひじ・まち 27,947 28,058
12 国東市 くにさき・し 26,549 28,647
13 豊後高田市 ぶんごたかだ・し 22,093 22,853
14 竹田市 たけた・し 20,434 22,332
15 津久見市 つくみ・し 16,291 17,969
16 玖珠町 くす・まち 14,673 15,823
17 九重町 ここのえ・まち 8,895 9,645
18 姫島村 ひめしま・むら 1,788 1,991

 

市→町への降格自治体数:8

町→村への降格自治体数:1

新自治体数 市:6  町:10  村:2

もともと町が少ないが5万人以下の小規模な市が多く結果的には町が多くなった。

人口1万人を割る町は少なく再編しても村は2と少なめ。

国東半島の付け根に位置する宇佐市は、古くから全国4万と言われる八幡宮の総本社。

宇佐神宮のお膝元として発展してきた宇佐市。

平成の大合併では院内町と安心院町とお隣の中津市同様北九州との結びつきが強い。

古代遺跡も多く明治からかなり多くの自治体が吸収されていった。

九州最大規模のサファリパーク、お酒のみには有名な「いいちこ」はほぼこの宇佐市から出荷されている。

御神輿やから揚げもここが発祥らしい~~~すごーーい!!

相撲史に残る名横綱双葉山もここの出身だ。

温泉県として知られる大分県だがその中心となるのが第2の都市別府市だ。

源泉数・湧出量ともに日本一で地熱発電で電力の半分をまかなっている。

昭和31年を最後に合併はない自治体だ。

なんと言っても有名なのが別府地獄めぐり。定番の地獄めぐりは海、鬼石坊主、かまど、鬼山、白池、血の池、竜巻

の7か所だが現在存在しない地獄が16、地獄組合に加盟していない現存する地獄は6あると言われる。

全部制覇してみるのもいいだろう。

有名人も多く「神様・仏様・稲尾様」を始め、石丸謙二郎、山下久美子、にしきのあきらなど有名人も多い。

山間部に目を転じると九重山地に位置する九重町。

2015年あたりからついに人口1万人を割っている。

こちらも温泉地。九重九湯と言われ温泉巡りを楽しめる。

また日本一高い歩道橋、九重夢大吊り橋。もともと大分には47の町村があったが合併しなかった

数少ない自治体の九重町は自律するためにこの吊り橋で観光誘致を目指したとのこと。

オープン10年目で1000万人突破と吊り橋自体は成功しているが

それ以外の目玉がないのが悩みの種らしい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第43回 日本全国自治体探訪! 市町村の枠組みを見直そう! 熊本編

2020-05-31 20:30:16 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、「火の国」熊本を見ていきます。

自治体数は多めの45ですが小規模の自治体も多いようです。

市=14 町=23 村=8 合計=45

1 熊本市 くまもと・し 739,393 740,822
2 八代市 やつしろ・し 123,758 127,472
3 天草市 あまくさ・し 76,758 82,739
4 玉名市 たまな・し 64,966 66,782
5 合志市 こうし・し 61,531 58,370
6 宇城市 うき・し 57,774 59,756
7 荒尾市 あらお・し 51,325 53,407
8 山鹿市 やまが・し 49,783 52,264
9 菊池市 きくち・し 46,707 48,167
10 菊陽町 きくよう・まち 42,770 40,984
11 宇土市 うと・し 36,218 37,026
12 大津町 おおづ・まち 34,571 33,452
13 益城町 ましき・まち 32,218 33,611
14 人吉市 ひとよし・し 32,191 33,880
15 阿蘇市 あそ・し 25,417 27,018
16 上天草市 かみあまくさ・し 24,658 27,006
17 水俣市 みなまた・し 23,845 25,411
18 御船町 みふね・まち 16,417 17,237
19 芦北町 あしきた・まち 16,189 17,661
20 長洲町 ながす・まち 15,487 15,889
21 あさぎり町 あさぎり・ちょう 14,732 15,523
22 山都町 やまと・ちょう 13,641 15,149
23 氷川町 ひかわ・ちょう 11,278 11,994
24 南阿蘇村 みなみあそ・むら 10,320 11,503
25 錦町 にしき・まち 10,155 10,766
26 甲佐町 こうさ・まち 10,152 10,717
27 美里町 みさと・まち 9,385 10,333
28 嘉島町 かしま・まち 9,371 9,054
29 和水町 なごみ・まち 9,347 10,191
30 南関町 なんかん・まち 9,100 9,786
31 多良木町 たらぎ・まち 9,055 9,791
32 苓北町 れいほく・まち 7,136 7,739
33 小国町 おぐに・まち 6,726 7,187
34 西原村 にしはら・むら 6,517 6,802
35 高森町 たかもり・まち 5,895 6,325
36 玉東町 ぎょくとう・まち 5,042 5,265
37 津奈木町 つなぎ・まち 4,335 4,673
38 相良村 さがら・むら 4,168 4,468
39 南小国町 みなみおぐに・まち 3,781 4,048
40 湯前町 ゆのまえ・まち 3,642 3,985
41 球磨村 くま・むら 3,307 3,698
42 山江村 やまえ・むら 3,241 3,422
43 水上村 みずかみ・むら 2,078 2,232
44 産山村 うぶやま・むら 1,424 1,510
45 五木村 いつき・むら 936 1,055

市→町への降格自治体数:6

町→村への降格自治体数:9

村→町への昇格自治体数:1

市=8 町=21 村=16

久々に昇格自治体となったのは、南阿蘇村。1万人は超えているが人口が減少しているので微妙なところだ。

平成の大合併での村の新設は3例しかない。ほかには、福岡県東峰村、長野県筑北村。

長陽村・白水村・久木野村が合併。1万人を超えたが自然の中のイメージを大切にしたいとのことから

村を選択した。

東海大学のキャンパスがあり20代の人口が突出している。

CCBのピンクの髪のドラマー笠浩二はここの出身。

「こうし」と読む合志市。南北朝時代から合志氏が治めていた地域であることから

合志町と西合志町として長年やってきたが2006年に両町の合併により熊本第5の都市合志市となった。

実態としては熊本市のベットタウンで熊本電鉄があることから交通の便が良い。

人口は戦後からずっと増加している。

人口が唯一千人を割ってしまったのが五木村だ。

村の面積の96.2%が山林で隣接する自治体はすべて町か村という立地条件。

五木の子守唄が有名で、11月にそれにちなんだ祭りがおこなわれている。

熊本県南東部に位置する、良い木が多い多良木町。

林業で栄えかつて人口は2万人を超えていたが海外産に押され林業の衰退とともに人口が減少してしまい

ついに高校も閉校となってしまった。

かつては、多良木村周辺の8村の組合立による高校だった。

かつて全国に点在した組合立高校は、県に移管や閉校などで現在は

群馬の利根商業高校、福岡の古賀竟成館高校、三井中央高校の3校しかない。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第42回全国都道府県市町村再考! 全国の市町村の枠組みを見直そう!! 長崎県編

2020-05-30 13:12:41 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今日は、実は島の数が最多という島国「長崎県」を見ていきます。

大合併で村が消滅してしまいましたが中身はどうでしょうか。

島しょ部も興味深いところです。

 

市=13 町=8 村=0 合計=21

1 長崎市 ながさき・し 411,421 429,508
2 佐世保市 させぼ・し 246,950 255,439
3 諫早市 いさはや・し 134,503 138,078
4 大村市 おおむら・し 95,062 92,757
5 島原市 しまばら・し 43,553 45,436
6 南島原市 みなみしまばら・し 43,006 46,535
7 雲仙市 うんぜん・し 41,728 44,115
8 長与町 ながよ・ちょう 41,630 42,548
9 五島市 ごとう・し 34,960 37,327
10 平戸市 ひらど・し 29,577 31,920
11 時津町 とぎつ・ちょう 29,375 29,804
12 対馬市 つしま・し 29,337 31,457
13 西海市 さいかい・し 26,777 28,691
14 壱岐市 いき・し 25,506 27,103
15 松浦市 まつうら・し 21,856 23,309
16 新上五島町 しんかみごとう・ちょう 18,008 19,718
17 波佐見町 はさみ・ちょう 14,494 14,891
18 佐々町 さざ・ちょう 13,826 13,626
19 川棚町 かわたな・ちょう 13,528 14,067
20 東彼杵町 ひがしそのぎ・ちょう 7,792 8,298
21 小値賀町 おぢか・ちょう 2,316 2,560

市→町への降格自治体数:9

町→村への降格自治体数:2

新枠組数 市=4 町=15 村=2

島が多いので市町村は79あったが21とだいぶ減少。ただ小自治体同士の合併が多かったのか

5万人以上の自治体は4にとどまった。

特に合併が顕著だったのが島原半島で諫早・島原・雲仙・南島原と4市になった。

対馬も6町が統合で対馬市に。

壱岐も4町合併で壱岐市となっている。

五島列島は五島市、新上五島町、小値賀町と3町に減少。

 

長崎第2の都市佐世保市。造船・国防の町として古くから発展。また九十九島やハウステンボスなど観光都市としても

知られる。五島列島の北端宇久町とも吸収合併したので面積は離島部にも及んでいる。

長崎市同様坂が多いのが特徴で海は近いものの治水が厳しく度々水不足に悩まされている。

ジャパネットたかたはこちらにスタジオがあり本拠地。

またアーケード街の長さは圧巻で日本一元気な商店街として度々紹介されている。

佐世保バーガーもこのあたりに店が多く立ち並ぶ。

甲子園でご存じの方もいるかもしれないが佐世保市と佐賀県に挟まれた場所に位置する波佐見町。

長崎県では唯一海に面していない自治体となった。

佐世保市との合併は川棚町とともに拒否し独立の道を選んだ。

窯業が盛んでお隣有田町の有田焼とは別物の「波佐見焼」と言われ、

両者を合わせて「伊万里焼」と呼ぶこともある。

このあたり独特だが住所には「郷」がつく。

11の有人島と52の無人島からなる五島市。

もともと昭和の合併で福江市となったが平成の合併でさらに統合された。

ここまでの移動手段は壱岐・対馬同様船舶か飛行機となる。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第41回 全国市町村を見直そう! 佐賀県編 日本自治体探訪

2020-05-24 18:37:59 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

41回目の今回は、佐賀県です。面積がさほどないので自治体数もコンパクトにまとまっていますがどうでしょうか?

市=10 町=10 村=0 合計=20

# 自治体名等 推計人口 国勢調査人口
1 佐賀市 233,514 236,372
2 唐津市 117,847 122,785
3 鳥栖市 74,384 72,902
4 伊万里市 53,483 55,238
5 武雄市 48,011 49,062
6 小城市 43,617 44,259
7 神埼市 31,076 31,842
8 鹿島市 28,206 29,684
9 嬉野市 25,972 27,336
10 みやき町 25,374 25,278
11 白石町 22,379 23,941
12 有田町 19,267 20,148
13 多久市 18,546 19,749
14 基山町 17,444 17,501
15 吉野ヶ里町 16,328 16,411
16 江北町 9,584 9,583
17 上峰町 9,366 9,283
18 太良町 8,119 8,779
19 大町町 6,261 6,777
20 玄海町 5,433 5,902

 

市→町への降格自治体数:6

町→村への降格自治体数:3

再編後自治体数:市=4 町=13 村=3

市の数は減少も、町の数は増え踏ん張った印象。

長崎新幹線の規格について議論になっているが、

通り道となる佐賀県側は、地元が廃れるとして県から支出することを拒否している。

フル規格の新幹線が走るとしてそのルートになるのが佐賀第5の都市武雄市だ。

2006年に北方町・山内町と合併し辛うじて5万人を超えていたが

人口減少が緩やかに続き最新の調査だと5万人を割り込んでいる。

漢字が逆の北海道雄武町と誤配が縁で姉妹都市として提携している。

電波が悪く多くの世帯はケーブルテレビで福岡放送局のテレビを受信。

観光地故、「がばいばぁちゃん」を始め様々なドラマのロケ地にもなっている。

人口6位~8位の小城、神埼、鹿島あたりも長崎新幹線の影響を受けそうで佐賀県にとっては大きな

問題となっている。

佐賀県の町は「ちょう」と読むが江北だけは「まち」と読む。

推計人口わずか1人の増加で村への降格を逃れたが、1975年以降ほぼ横ばいだ。

新幹線については、開通することで肥前山口駅が分岐駅としての役割を果たさなくなるため

一貫して反対の立場をとる。

アクセスとしては、佐賀第1の都市佐賀や第2の都市唐津を始め鳥栖が他県との交通の要衝だが

こちらは佐賀県内の交通の要衝といったところか。

原発でご存じの方も多いかもしれないが人口最少は玄海町。

現状原発マネーで財政は良いが原発後も見据え風力発電にも力を入れる。

ただ、住民は交通の便が良いお隣唐津市に流れていて人口減少が続く。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第40回市町村数再考企画 いよいよラスト!九州ブロック 福岡県編

2020-05-23 21:20:08 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今日は、福岡県編です。自治体数は多めの60です。

北九州を中心とした北部と福岡(博多)を中心とした南部に文化が分かれていますがどうでしょうか。

 

市=29 町=29 村=2 合計=60

1 福岡市 ふくおか・し 1,592,657 1,538,681
2 北九州市 きたきゅうしゅう・し 940,141 961,286
3 久留米市 くるめ・し 303,246 304,552
4 飯塚市 いいづか・し 126,715 129,146
5 大牟田市 おおむた・し 111,562 117,360
6 春日市 かすが・し 111,143 110,743
7 筑紫野市 ちくしの・し 102,624 101,081
8 大野城市 おおのじょう・し 101,017 99,525
9 糸島市 いとしま・し 98,187 96,475
10 宗像市 むなかた・し 96,886 96,516
11 太宰府市 だざいふ・し 72,313 72,168
12 行橋市 ゆくはし・し 71,101 70,586
13 福津市 ふくつ・し 64,763 58,781
14 柳川市 やながわ・し 64,705 67,777
15 八女市 やめ・し 61,097 64,408
16 古賀市 こが・し 59,111 57,959
17 小郡市 おごおり・し 58,517 57,983
18 直方市 のおがた・し 55,937 57,146
19 那珂川市 なかがわ・し 50,204 50,004
20 朝倉市 あさくら・し 49,894 52,444
21 筑後市 ちくご・し 48,752 48,339
22 粕屋町 かすや・まち 47,554 45,360
23 田川市 たがわ・し 46,611 48,441
24 志免町 しめ・まち 45,918 45,256
25 中間市 なかま・し 40,003 41,796
26 宇美町 うみ・まち 37,609 37,927
27 苅田町 かんだ・まち 36,280 34,963
28 みやま市 みやま・し 36,214 38,139
29 嘉麻市 かま・し 35,929 38,743
30 大川市 おおかわ・し 33,072 34,838
31 新宮町 しんぐう・まち 32,691 30,344
32 岡垣町 おかがき・まち 30,929 31,580
33 篠栗町 ささぐり・まち 30,886 31,210
34 筑前町 ちくぜん・まち 29,473 29,306
35 須恵町 すえ・まち 28,377 27,263
36 水巻町 みずまき・まち 28,002 28,997
37 うきは市 うきは・し 27,821 29,509
38 宮若市 みやわか・し 27,182 28,112
39 豊前市 ぶぜん・し 24,666 25,940
40 福智町 ふくち・まち 21,641 22,871
41 広川町 ひろかわ・まち 19,873 20,183
42 みやこ町 みやこ・まち 18,934 20,243
43 遠賀町 おんが・ちょう 18,800 18,877
44 築上町 ちくじょう・まち 17,356 18,587
45 川崎町 かわさき・まち 15,370 16,789
46 大刀洗町 たちあらい・まち 15,274 15,138
47 鞍手町 くらて・まち 15,159 16,007
48 大木町 おおき・まち 13,932 14,176
49 芦屋町 あしや・まち 13,547 14,208
50 桂川町 けいせん・まち 12,936 13,496
51 香春町 かわら・まち 10,099 10,861
52 添田町 そえだ・まち 9,049 9,924
53 久山町 ひさやま・まち 8,902 8,225
54 糸田町 いとだ・まち 8,598 9,020
55 小竹町 こたけ・まち 7,232 7,810
56 上毛町 こうげ・まち 7,216 7,458
57 吉富町 よしとみ・まち 6,540 6,627
58 大任町 おおとう・まち 5,083 5,176
59 赤村 あか・むら 2,836 3,022
60 東峰村 とうほう・むら 1,947 2,174

 

市→町への降格自治体数:5

町→村への降格自治体数:6

新市町村数  市=24  町=28  村=8

自治体数の割に変更となる自治体は少なめ。

 

朝倉市、国勢調査時点では5万人を超えていたが最新調査では5万人を割り込みピンチ。

筑後市は、人口が増加しているため町への降格は逃れた。

粕屋町・志免町は人口増加中で市への昇格も視野に入っている。

北九州周辺の北部地域の自治体は炭鉱で栄えた自治体が多く

衰退している自治体が多くみられる。

「ちゅうかん」と書いて「なかま」の中間市もそのひとつ。

北九州のベッドタウンとして一時期は持ち直したが近年は再度減少に転じている。

面積が小さく北九州市との合併も囁かれたが実現しなかった。

福岡で人口最少の豊前市は、お隣大分県中津市との結びつきが強く、

合併話もそんなこともあってか実現しなかった。中津市が福岡県であればすんなり合併したに違いない。

久山町は人口1万人を割っているが人口増加中のため村への降格を逃れた。

福岡市と隣接していてこちらもベッドタウンの印象。

一方村へ降格の添田町。筑豊炭田で栄えた町だが、閉山で人口減少に歯止めがかからず。

追い打ちをかけるように九州北部豪雨により町内を走る日田彦山線は運休。

厳しい財政状況であるが故鉄路での復旧は断念しBRTでの復旧を模索しているようだ。

かつては、町内に添田線も走っていただけに寂しさもひとしおか。

その添田町と同じ田川郡に所属するシンプルな自治体名「赤」村。

筑豊地方において唯一合併したことのない自治体だ。

ここは、筑豊地域にありながら炭鉱はなく農業の村。

源じいの森やトロッコで観光による集客に力を入れている。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第39回日本全国自治体再編企画  四国ラスト!高知県編 市町村の枠組みを見直そう!

2020-05-17 16:08:43 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今日は、四国のトリ高知県を見ていきます。参議院選挙区が徳島県と合区となりこちらも過疎化が進んでいる

県になりますが内容はどうでしょうか。

 

市=11 町=17 村=6 合計=34

1 高知市 こうち・し 328,930 337,190
2 南国市 なんこく・し 46,951 47,982
3 四万十市 しまんと・し 32,978 34,313
4 香南市 こうなん・し 32,291 32,961
5 香美市 かみ・し 26,591 27,513
6 土佐市 とさ・し 25,967 27,038
7 いの町 いの・ちょう 21,223 22,767
8 須崎市 すさき・し 21,025 22,606
9 宿毛市 すくも・し 19,532 20,907
10 安芸市 あき・し 16,424 17,577
11 四万十町 しまんと・ちょう 16,032 17,325
12 佐川町 さかわ・ちょう 12,402 13,114
13 土佐清水市 とさしみず・し 12,388 13,778
14 室戸市 むろと・し 11,996 13,524
15 黒潮町 くろしお・ちょう 10,416 11,217
16 中土佐町 なかとさ・ちょう 6,172 6,840
17 津野町 つの・ちょう 5,365 5,794
18 越知町 おち・ちょう 5,324 5,795
19 仁淀川町 によどがわ・ちょう 4,826 5,551
20 日高村 ひだか・むら 4,775 5,030
21 大月町 おおつき・ちょう 4,499 5,095
22 土佐町 とさ・ちょう 3,745 3,997
23 芸西村 げいせい・むら 3,696 3,858
24 本山町 もとやま・ちょう 3,423 3,573
25 梼原町 ゆすはら・ちょう 3,418 3,608
26 大豊町 おおとよ・ちょう 3,290 3,962
27 奈半利町 なはり・ちょう 3,078 3,326
28 田野町 たの・ちょう 2,516 2,733
29 安田町 やすだ・ちょう 2,467 2,631
30 東洋町 とうよう・ちょう 2,226 2,584
31 三原村 みはら・むら 1,405 1,574
32 北川村 きたがわ・むら 1,176 1,294
33 馬路村 うまじ・むら 750 823
34 大川村 おおかわ・むら 377 396

 

市→町への降格自治体数:10  町→村への降格自治体数:13

新枠組= 市=1  町=14  村=19

全自治体で人口減少。また、高知市以外は人口5万人を切っているため他の市は全て町に降格。

町も半数以上が1万人を割っているため村に降格という衝撃的な結果となった。

それなりに平成の再合併もあったのですが、まだ再編が必要なのか・・・

高知第2の都市、南国市。各都道府県第2の市の中で人口最小となっている。

最近出来た自治体名っぽいが、昭和34年に後免町、香長村、野田村、岡豊村、岩村

の合併により発足。高知市のベッドタウンとして発展も2005年からは人口減少に転じている。

紀貫之の「土佐日記」長曾我部元親の四国統一は、この地から始まったとされる。

島崎和歌子や三山ひろしなど芸能人も輩出。

平成市町村合併でややこしくなった「土佐」シリーズ。

土佐市に土佐町、中土佐町、土佐清水市と4つもある。

土佐市はもともとは、高岡町と名乗っていたが、富山県にも「高岡市」があることから「土佐市」に改名。

かえってややこしくなった・・・

足摺岬に面した「土佐清水市」こちらは、静岡県に「清水市」があったことから頭に「土佐」をつけた。

しかし、現在清水市は「静岡市清水区」となっていてやはりかえってややこしくしてしまったか。

もしくは「足摺市」の方が足摺岬の知名度を生かせる気もするが・・・

久礼町・上ノ加江町が合併した中土佐町。平成に大野見村とも合併したが名前はそのまま「中土佐町」

もとから「土佐」を名乗っていた土佐町。地蔵寺村、森村、田井村が合併し土佐町に。

水不足になるとしゅっちゅう登場する早明浦ダムはここになる。

高知で最も人口の多い「日高村」全国に日高を名乗る自治体は点在するがここの由来は

日本と高知から頭文字を合わせて作られた。

オムライスで村おこしを行っている。

忍者が修行したと言われる鍾乳洞があり。ご当地キャラ「もへいくん」は忍者をモチーフとしている。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第38回全国都道府県市町村数を見直そう! 愛媛県編 自治体再編を提言

2020-05-10 20:54:42 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

四国3つめは、愛媛県です。こちらも村はなく自治体数は少なめの20となっていますが中身はどうでしょうか。

市=11 町=9 村=0 合計=20


1 松山市 まつやま・し 509,139 514,865
2 今治市 いまばり・し 151,956 158,114
3 新居浜市 にいはま・し 116,392 119,903
4 西条市 さいじょう・し 105,020 108,174
5 四国中央市 しこくちゅうおう・し 83,630 87,413
6 宇和島市 うわじま・し 71,586 77,465
7 大洲市 おおず・し 41,201 44,086
8 西予市 せいよ・し 35,809 38,919
9 伊予市 いよ・し 35,508 36,827
10 東温市 とうおん・し 34,286 34,613
11 八幡浜市 やわたはま・し 32,238 34,951
12 松前町 まさき・ちょう 29,832 30,064
13 砥部町 とべ・ちょう 20,653 21,239
14 愛南町 あいなん・ちょう 19,783 21,902
15 内子町 うちこ・ちょう 15,565 16,742
16 鬼北町 きほく・ちょう 9,800 10,705
17 伊方町 いかた・ちょう 8,540 9,626
18 久万高原町 くまこうげん・ちょう 7,485 8,447
19 上島町 かみじま・ちょう 6,591 7,135
20 松野町 まつの・ちょう 3,797 4,072

 

市→町への降格自治体数:5

町→村への降格自治体数:4

再編後自治体数  市=6  町=10  村=4

 

比較的大きい都市が多くもともと地方との格差はある県だったが

中心都市でも人口減少が進み、大洲、八幡浜、伊予など西側の都市での苦戦が目立つ。

四国中央市は、愛媛県の東端の市だが、徳島・香川・高知と接していて交通的にも

4県を結ぶ高速道路の結節点もあることから、名付けられた。

大王製紙やユニチャームなど大手製紙工場があり

紙製品の出荷額は日本一。

20の自治体のうち方角を示す子言葉の入っている自治体が5つある。

和歌山県の紀北町と同じ「きほく」の鬼北町。鬼ヶ城山の北に位置する自治体であることから

名付けられた。

広見町と日吉村が合併した。鬼北町内の高校は北宇和高校で呼び名はこちらでもよかったかも。

またひらがなで「きほく町」とする案もあった。

ただ同じ北宇和郡の松野町が合併協議から離脱したこともあって気を遣ったのかもしれない。

上浮穴郡の1町3村の合併で誕生した久万高原町。

面積は愛媛県で最大となったが久万とはもともと山と山に挟まれた地域という意味合いもあるようだ。

山間部であるが故やはり人口減少が進む。

岡山県に神石高原町があるがくしくも同じような境遇となっている。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第37回 全国市町村の枠組みを見直そう! 全国自治体再考察 香川県編

2020-05-08 22:23:51 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

全国で最もコンパクトな県香川県。自治体数も少なめの17で村はありませんが細かく見ていくとどうでしょうか?

 

市=8 町=9 村=0 合計=17

1 高松市 たかまつ・し 418,772 420,748
2 丸亀市 まるがめ・し 109,338 110,010
3 三豊市 みとよ・し 62,663 65,524
4 観音寺市 かんおんじ・し 57,333 59,409
5 坂出市 さかいで・し 51,196 53,164
6 さぬき市 さぬき・し 47,506 50,272
7 善通寺市 ぜんつうじ・し 32,073 32,927
8 東かがわ市 ひがしかがわ・し 28,845 31,031
9 三木町 みき・ちょう 27,207 27,684
10 多度津町 たどつ・ちょう 22,997 23,366
11 綾川町 あやがわ・ちょう 22,949 23,610
12 宇多津町 うたづ・ちょう 19,008 18,952
13 まんのう町 まんのう・ちょう 17,504 18,377
14 小豆島町 しょうどしま・ちょう 13,888 14,862
15 土庄町 とのしょう・ちょう 13,078 14,002
16 琴平町 ことひら・ちょう 8,624 9,186
17 直島町 なおしま・ちょう 3,088 3,139

 

市→町への降格自治体数:2

町→村への降格自治体数:2

再編後自治体数  市:6 町:9 村:2

降格数は少なめで概ね適正な枠組みと言えそう。結果的には、町の数は変わらずという結果に。

さぬき市は、旧大川郡の5町が合併した。

JRや琴平電鉄が通っていて周囲へのアクセスも良好。

また四国88か所霊場の86~88番があり最終の大窪寺には多くの参拝客が訪れる。

海沿いなので景観も良くかつて江戸時代に平賀源内がこの地から数々の発明品を生み出した。

直近の国勢調査では市の要件を満たしていたが直近の人口は5万人を割り込んでいるようでピンチだ。

金刀比羅宮の鳥居前町として栄えた琴平町。

早々と町政を敷いていたが、2010年についに人口1万人を割り込んでいる。

周囲との合併話は出ず引き続き金刀比羅宮を中心とした町政を続けていくようだ。

JR、琴平電鉄以外にもかつては参宮列車として2路線が琴平を通っていた。

最後は島しょ部を見ていきたい。

人口最少の直島諸島の直島町。

銅精錬所で栄え町政を敷くのも早かった。

現在は、観光リゾート地へと変貌している。

小豆島は、池田町、内海町が合併し小豆島町と

平成は合併しなかった土庄町の2町からなる。おなじみ「二十四の瞳」の舞台として知られる。

意外にも交通手段はフェリーしかなく、

オリーブなど島独特の自然を生かした産業を行っている。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第36回全国自治体枠組み見直し委員会 市町村の数を見直そう! 徳島県編

2020-05-05 22:32:46 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

舞台は、四国に移ります。北海道同様人口減少が著しく苦境に立たされている、4県の状況は?

次々と架橋が出来たこともストロー現象により人口減少が加速しているのかななんて思ってます。

 

市=8 町=15 村=1 合計=24

1 徳島市 とくしま・し 255,167 258,554
2 阿南市 あなん・し 70,057 73,019
3 鳴門市 なると・し 56,007 59,101
4 吉野川市 よしのがわ・し 39,224 41,466
5 小松島市 こまつしま・し 36,689 38,755
6 阿波市 あわ・し 35,141 37,202
7 藍住町 あいずみ・ちょう 35,140 34,626
8 美馬市 みま・し 28,528 30,501
9 石井町 いしい・ちょう 25,066 25,590
10 三好市 みよし・し 24,208 26,836
11 北島町 きたじま・ちょう 22,700 22,446
12 松茂町 まつしげ・ちょう 14,855 15,204
13 東みよし町 ひがしみよし・ちょう 14,018 14,638
14 板野町 いたの・ちょう 13,173 13,358
15 上板町 かみいた・ちょう 11,521 12,039
16 海陽町 かいよう・ちょう 8,534 9,283
17 つるぎ町 つるぎ・ちょう 7,815 8,927
18 那賀町 なか・ちょう 7,476 8,402
19 美波町 みなみ・ちょう 6,398 7,092
20 勝浦町 かつうら・ちょう 4,922 5,301
21 神山町 かみやま・ちょう 4,711 5,300
22 牟岐町 むぎ・ちょう 3,821 4,259
23 佐那河内村 さなごうち・そん 2,088 2,289
24 上勝町 かみかつ・ちょう 1,374 1,545

市→町への降格自治体数:5

町→村への降格自治体数:8

新自治体数  市=3  町=12  村=9

 

徳島御三家、徳島・阿南・鳴門以外は壊滅的で降格自治体が続出。

徳島市は人口減少しているものの周囲のベッドタウンの町は元気。

北島町は微増、石井町は微減といったところ。藍住町は、四国内で2つしかない人口が増加すると予想されている町。

(もうひとつは香川県宇多津町)

藍園村、住吉村が合併。両村の頭文字から誕生。合併から10年後の1965年には

人口1万人を割り苦境に立たされたが見事に発展を遂げた。

三好市は漢字なのに東になるとなぜか「みよし」となる。

ややこしいのだがもともと三好郡6町2村で合併を模索していたが

東部側と西部側に分裂してしまい、東部4町と西部2町2村に分裂。

東部側井川町と三野町は西部側に入り市制を目指す形に方向転換。

取り残された東部三好町と三加茂町が合併し東みよし町となった。

皮肉なことに西部三好町はややまとまりに欠け人口減少しているが

東みよし町のほうが人口減少は緩やかだ。

神山町は山間部という特性もあり通信環境が進んでいることから隣の佐那河内村とともに

光ファーバー網が充実。それを活用したIT関係の誘致に力を入れているが

人口増加にはいまひとつ結びついていない。

その徳島唯一の村、佐那河内村よりも人口が少ないのが上勝町。

ゴミゼロ運動に力を入れていて町民が45種類のゴミに分別し回収センターへ持ち込まなくてはならない。

高齢者に限り2か月に1回のみの回収だ。厳しい~~~~~~~!

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第35回 日本全国市町村自治体数市町村枠組み考察 市町村数を見直そう! 山口県編

2020-05-03 11:10:31 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

かつてから政治的には強かった長州藩。現安倍首相を始め数々の政治家を輩出してきたお土地柄です。

今回は、山口県について見ていきます。

現自治体数:市=13 町=6 村=0 合計=19

 

# 自治体名等    推計人口 国勢調査人口
1 下関市       257,038 268,517
2 山口市       194,990 197,422
3 宇部市       164,325 169,429
4 周南市       139,829 144,842
5 岩国市       130,372 136,757
6 防府市       114,256 115,942
7 山陽小野田市     60,925 62,671
8 下松市        56,634 55,812
9 光市         49,686 51,369
10 萩市         45,435 49,560
11 長門市        32,817 35,439
12 柳井市        31,198 32,945
13 美祢市        23,999 26,159
14 周防大島町      15,369 17,199
15 田布施町       14,753 15,317
16 平生町        12,095 12,798
17 和木町        6,238 6,285
18 阿武町        3,135 3,463
19 上関町        2,401 2,803

市→町への降格自治体数:4   町→村への降格自治体数:3

改正後自治体数:市=9 町=7 村=3

下松市以外は人口減少となっていて政治的には強くても苦境が伺える。

人口最多は、県庁所在地の山口ではなく下関だ。

今となっては、市の数も多くなったがかつては日本全国31しか市はなかったがその中のひとつで

本州最西端ながら古くから政治的にも経済的にも中心的な舞台となった。

もともとは、赤間関市という都市名であった。

現在は、山口4区で安倍首相のお膝元だ。

歴史的に有名な萩市もついに人口5万人を割り込み町に降格の憂き目に・・・

もともとは、長州藩の毛利氏の本拠地であった。

2005年の市町村合併では阿武郡の2町4村と吸収合併。

しかしながら人口減少に歯止めはかからず。

かつて、桂太郎、田中義一、山形有朋、吉田松陰、高杉晋作・・・

これほど歴史的な中心人物を輩出している都市も珍しいだろう。

他の阿武郡の町村が合併する中、単独での存続となった阿武町は萩市に囲まれるような形となった。

ただこちらでも人口減少に歯止めはかからず。

周防大島町は、5つの有人島と25の無人島からなる自治体。

4町が合併し新設された。最も大きい屋代島のみが本州と橋でつながっていて沖家室島以外は

フェリーでないと行けない。

下関が人口1位なら上関は人口最下位・・・原発を推進していて周囲との合併もない。

かつては、この一帯「上関・中関・下関」と言われ海上交通の要衝でもあった。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第34回日本全国市町村枠組みをを見直そう 広島県編

2020-05-01 01:03:44 | 全国の市町村数を見直そう!!(再考察)

今回は、広島編。面積が比較的広い割には再編が進み自治体数は少なめ。

村は消滅していますが実際はどうでしょうか。

 

市=14 町=9 村=0 合計=23

1 広島市 ひろしま・し 1,199,359 1,194,034
2 福山市 ふくやま・し 461,787 464,811
3 呉市 くれ・し 217,231 228,552
4 東広島市 ひがしひろしま・し 196,245 192,907
5 尾道市 おのみち・し 132,277 138,626
6 廿日市市 はつかいち・し 114,758 114,906
7 三原市 みはら・し 91,325 96,194
8 府中町 ふちゅう・ちょう 51,161 51,053
9 三次市 みよし・し 50,941 53,615
10 府中市 ふちゅう・し 37,687 40,069
11 庄原市 しょうばら・し 34,253 37,000
12 海田町 かいた・ちょう 29,558 28,667
13 安芸高田市 あきたかた・し 27,777 29,488
14 大竹市 おおたけ・し 26,676 27,865
15 竹原市 たけはら・し 24,300 26,426
16 熊野町 くまの・ちょう 22,995 23,755
17 江田島市 えたじま・し 22,144 24,339
18 北広島町 きたひろしま・ちょう 18,065 18,918
19 世羅町 せら・ちょう 15,256 16,337
20 坂町 さか・ちょう 12,622 12,747
21 神石高原町 じんせきこうげん・ちょう 8,330 9,217
22 大崎上島町 おおさきかみじま・ちょう 7,456 7,992
23 安芸太田町 あきおおた・ちょう 5,784 6,472

 

市→町への降格自治体数:6  町→村への降格自治体数:3

町→市への昇格自治体数:1

市=9  町=11  村=3

ややこしい自治体名が多いが、同名なのが府中市と府中町。府中町は市制の要件は満たしているが

広島市が合併により広くなり広島市の一部分が府中町となっている。安芸郡府中町というよりは広島市府中町

のほうがしっくりくるかもしれない。

東広島市と北広島町が存在するが、北広島は同じ名前の市が北海道にある。

広島北部山間部の山県郡の4町の合併により新設された町。

Perfumeのあーちゃんの出身地だ。

安芸高田と安芸太田と安芸の付く都市名も二つ。

安芸太田町はかつて可部線がこのあたりまで伸びていたが廃線となってからは活気がさらになくなってしまったようだ。

神石高原町は、神石郡の3町1村が合併。これにより広島から村が消滅。神石郡も消滅した。

その名の通り観光地を擁するが人口減少は著しい。

瀬戸内海の芸予諸島の島の名前の自治体大崎上島町。

多数の無人島があり、真珠の養殖が主産業。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする