2回目の各大学を振り返る箱根駅伝予選会悲喜こもごも。
今日は、留学生を起用しての浮上を図る新興大学を中心に戦いぶりを振り返ります。
15位 駿河台大学 10:38:05(昨年比37校中28位)【㉓⑱⑫】
前回は、駅伝挑戦以来最も出場に近付いた駿河台大。
留学生のジェームズを入れてから停滞気味だった順位が一気に上がったが
今年は、再度後退。日本人主力級の河合が欠場、さらに昨年連合で出走の吉里選手が
183位となってしまったのも痛かった。コロナ渦の中ケニア合宿までやる力の入れようで
初出場するのではとの声も多かったがなかなかうまくはいかなかった。
昨年が出来すぎで本来はこのあたりの実力か。
また作戦的にもスピード駅伝を見込んで序盤飛ばしすぎた感があり
15キロ過ぎから失速してしまった。
23位 平成国際大学 10:49:57(昨年比37校中3位)【㉒㉕㉙】
今は、留学生は1人しか走れないが2人出走が認められていた時代に1度
出場経験のある平成国際大、久々に留学生が入り今大会は低落傾向に歯止めがかかった。
留学生カマウはやや物足りないが107位とチームトップ。
昨年チームトップの佐藤選手はなんとか100位台に踏みとどまり3年生の佐藤・山口両選手の成長は
収穫。下位の選手も踏ん張り徐々にではあるが立て直しはすすでんでいるか。
涼しい気候の方がこのチームには合っているようだ。
25位 日本薬科大学 10:51:54(昨年比37校中10位)【⑰⑲㉕】
2度目の予選留学生キプリモは、3位と飛躍。タイムを稼いだが
2名いた日本人選手の100位台がいなくなってしまったのが痛手。
2番目の選手がゴールするまで実に4分を要した。
前回出場した選手は軒並み順位を落とし、コンディションが合ってなかったのか??
それにしても、新興校において選手が成長しないというのは何とも痛い・・・
順位は昨年と一緒も内容は決して良くなかった・・・
27位 武蔵野学院大学 10:53:18(37校中23位)【㉕㉔㉑】
留学生タイタスが抜け、新留学生がもとからいなかったのか来られなかったのか詳細は不明だが
今年は留学生抜きで戦い、ダメージは避けられなかった。
昨年連合入りの舩田選手が二けた順位ならず。
卒業生があまりいなかったが、3年生に伸びがあまり見られなかったのも残念。
東北の選手中心の構成で本来寒さに強いはずだが、残念でした。
新しいユニフォームはだいぶ目立ってましたね。
29位 桜美林大学 10:55:11(37校中8位)【㉑㉑㉘】
山梨学院OBの真弥加監督率いる桜美林大学。新留学生カヨウキがあまりにも偉大な先輩
キサイサに及ばず332位の凡走。これが全てではあったが収穫もあった。
エース格の前山が、連合入りの100位に入ると1年時は連合入りの永瀬がチーム2番手。
昨年の4年生が多く抜けたが大きく遅れた選手もいなかったので底上げは図れているようだ。
留学生がやや頼りないのが今後かえっていい方向に作用してくれるかもしれない。