猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

鳥越文蔵先生と過ごした二日間

2012年08月19日 22時49分30秒 | 調査・研究・紀行

岐阜県揖斐郡揖斐川町谷汲。ラーニングアーバー横倉・樹庵の10周年記念イベントに集まったのは、早稲田大学名誉教授の鳥越文藏先生とその教 え子達でした。猿八座の八郎兵衛師匠も教え子の一人であることは言うまでもありません。私にとっては、近松門左衛門を始めとして浄瑠璃の専門家である鳥越先生と見える機会に便乗して、日頃より疑問に思っていたことを様々質問することができた二日間でした。前夜祭で、八郎兵衛師匠や文弥人形のお話をする鳥越先生。

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鳥越先生のご講演の後に、猿八節山椒太夫を演じました。

二日目は、屋外の特設ステージを炎天下の中、汗だくで作りましたが、開始直前に雷雨となり、急遽、体育館に移動となりました。写真は、強風で倒れる前の車曳きの幻の舞台です。

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今回は小栗判官の車曳きを公演するので、実は、谷汲に上がる前に、墨俣の正八幡、安八郡の結神社、青墓の照手の墓にもお参りしたのですが、何かお怒りに触れてしまったのでしょうか?大騒ぎでした。

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青墓にある照手の墓