猿八座 渡部八太夫

古説経・古浄瑠璃の世界

中西和久氏 山椒大夫考

2015年05月04日 20時27分19秒 | 調査・研究・紀行
新百合ヶ丘の川崎アートセンター



一人芝居京楽座の山椒太夫考を見て来ました。1時間45分ぶっ通しの熱演に脱帽でしたね。



中西さんの舞台を観たのは、テレビ放映だったはずですが、十五年以前で、題目も覚えていません。簓をするお姿が目に焼き付いてます。今日は、下座囃子方もついて賑やかでしたが、三味線が置いてあるので、どこで使うのかと楽しみにしていました。三味線は、母親の鳥追いの口説きで使われました。節は、若松派の説経祭文でした。流石、武蔵大掾に手ほどきを受けただけはあるなあと思いました。



公演終了後、サインを戴いて参りました。