文弥人形と言われる芸能は、佐渡だけでなく、九州の宮崎県、鹿児島県、それに石川県にも伝わっています。その石川県白山市では、合併10周年の記念行事の一環に、「人形浄瑠璃まつり」を企画しています。
白山市HP参照
詳しいチラシはできてきていませんが、出演団体と上演日程が確定しました。
9月26日(金)から9月28日(日)の三日間。
出演は、旧尾口村の東二口と深瀬の人形芝居と佐渡の真明座、それに猿八座です。
参考資料ですが、猿八座のHPに掲載されましたので、そちらをご覧下さい。
猿八座HP参照
http://saru8ken.blogzine.jp/blog/2014/08/post_ba0f.html
猿八座では、「信太妻」(後半)と「山椒太夫」(鳴子曳き・親子対面の場)を上演する予定です。それぞれに、特色がある文弥人形を、居ながらにして比較できる、大変ユニークな企画です。
因みに、深瀬が演じる「大江山」「熊井太郎、孝行の巻」は、いずれも山本角太夫の正本を使っておられます。猿八座の「山椒太夫」も山本角太夫正本ですので、山本角太夫の演目が三つ巴になるわけで、これも大変珍しい組み合わせと言って良いでしょう。ご期待下さい。
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