月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

五島君と鳴海君・其の二

2007年06月22日 | コトー先生


ブラボ~ドクターズでございます。

んだども今日は、
役者吉岡くんと役者堺さんについて書きたいと思うであります。

思い起こせば、一年前(もっと前?)、
「堺→マチャアキ」
という図式チャートが頭の中で自己完結していた私は、
堺さんの名前をコトー新キャストの中の一人として最初に目にした時、
「鳴海→孫悟空」したらば「中島銀竜→ゴダイゴガンダ~ラ」
ひょえ~~~~~・・・・・っ、という、
どっぷり昭和ジェネレーション反応を起こしてしまった
びっくり浦島太郎でありましたが、
2006で初めて堺さんの演技をお見受けして、
ええ役者さんだなぁ~とつくづく思ったであります。

吉岡くんと堺さんのツーショット演技って、
二人の空気感がピタッと心地よくかみ合っている
気がするでありますだ。

吉岡くんは、誰もが認める、
取れないボールはあるもんかのドカベン級ミットで、
相手の演技をバシっと受け止める、スーパーキャッチャーな
お人でありますが、しかし同時に、
いくつもの変化球を、ストライクゾ~ンに
スパ~ンと投げ込むことにかけてもスーパー級な、
小さな巨人吉岡くんでありますじゃ。

堺さんは吉岡くん同様、優秀なピッチャーであり、
そして同時に優秀なキャッチャーなのだと思われ。

吉岡くんと堺さんのツーショット演技からは、
その場面場面で、二人が互いに、ピッチャーとキャッチャーの役割を、
首尾よく交代しながら演技をしているのが、心地よ~い安定感をもって
心地よ~く伝わってくるですばい。

いわゆるひとつのケミストリーってやつですね。
ブラボ~でんな~、旦那衆。

このお二人は、9話までず~っと遠距離演技していたから、
10話のラストのラストでやっとこさ二人が対峙した時は、
待ってましたのヨ~ロレイヒ~♪

それにしてもここでの吉岡くんの動作表情ったら・・・・・
狙い撃ちでありましただ、リンダそれこそ困っちゃう。

遠征キメキメスーツ着ているだけでも
ポイント895点くらいなのに、
更にあの燻し銀ナイーブ演技でポイント984点
クーポン追加でごじゃるよ、決め技くん。

「五島先生・・・」
という、NHK囲碁解説委員みたいな響きに聞こえなくもない声と供に
病室に登場した鳴海先生を見上げる五島くんの表情が、
それまでのニコちゃん大使から、スっと雲間に入り込んで
いってしまう数秒間が・・・まさにドラマじゃった。

自分の行動を押すようにうん、と頷いた後で立ち上がり、
居住まいを正してもう一度意を固めるようにうん、と小さく
頷いてから深くお辞儀をして、そしてゆっくりとその視線を
空間に向ける五島くんは、
鳴海先生に対する自分の取ったの選択への傷つきと、
彩花さんの未来に対する使命感とが混沌とした想いになって、
彼の中でゆらり、ゆらり、と切なくゆらいでいるようだったでごじゃるよ~。

切ないよぉ~、五島く~ん。
あっぱれだよ~、吉岡く~ん。

顔にかかった前髪を、そっと品よくその手で払ってからの
チミの表情は、儚さナイーブ背負い投げでありますよ、大将。
(↑自分でも何言ってるのかよくわからんとです・・・)


俯き目線の角度、微かな呼吸、瞬きの長さ、行き場のない立ち姿など
全ての動作、表情がナイーブ集結されてるのでありますよ~。
切ないったらありゃしないじゃねいですかい、ついでにやたらと
お美しかったりもするのよ、チミってば、あぁもう、バンザ~イッ!!

永遠の繊細くんみたいなのだ、君って人は。

そんな繊細天才ドクターを、
非難とも憐憫ともいえるような複雑な表情でもって
見つめていた堺さんは、これまたすっごい名演技だったっす・・・わんだほ~。

このシーンだけに限らす、五島くんVS鳴海くんのシーンは、
その全ての中身がえっらく濃~~~い~~~~~~~、
ブルドックソースみたいでありますだ。

大学病院の廊下で、最後に二人が会話を交わすシーンは、
これまたすっごくいいシーンでしたばい・・・しみじみ。

前にも書いたけど、このときの吉岡くんは、なんか
真綿みたいだった・・・。

ふわっとしていて、やわらかく、そして優しい。
彼の何もかもが全て「白くなって」存在している感じがするですばい。
悲しくなってしまうほどピュアで、しかし同時に凛とした芯の強さも、
その佇まいからは、確かに静かに感じられてくるわけで。

戸惑うように言葉を一つずつ丁寧に探しながなら、
鳴海先生にゆっくりと自分の思いを語る五島くんは、
とても清廉としていて、慈悲深い。
ほんまもんの優しさを持っている人なのだと思われますだ。
やっぱ極上な男なんだね~、五島く~ん、大好きだよ~ん。

しかしこういった演技を
ヤワ~っと生み出してしまう吉岡くんは、
もう・・・・・・・・・どうしてくれるのですか?
あちしは撃ち抜かれっぱなしでごぜぇますだよ、ヒデタカくん。

あ、
すっかり堺さんのこと忘れてたわ・・・・。

この大学病院での別れのシーンで、特に思ったのだけど、
このお二人は、絵的にも雰囲気が非常にええですばい。
なんかホワイト&ホワイトって歯磨き粉みたいな響きだけれど、
そのダブルホワイトっぷりもべりーぐっどであります。

是非とも違う作品での共演も見てみたいっす・・・。

例えば、
弁護士VS検事 
とか
逃げる犯人VS追う刑事
とか
指揮者VS奏者
とか
エスパーVSエスパー
とか
コーチVSランナー
とか
影武者VS凄腕剣士
とか
ハンターVSプレーリードッグ
とか
アリVSキリギリス 
とか
ゴジラVSガメラ 
とか
デスラーVSモスラー
とか
野党VS与党 
とか
おもろい夫婦
とか、って壊れてきちゃったわっ。
えぇ~いっ、この際なんでもええから、
互いにがっぷり対峙するお二人が見てみたいよ~。
もしそれが実現したら、嬉しさのあまりその場で
コサックダンス踊っちゃうよ、あちしは。

カインとアベルみたいな兄弟とかもええかも~。
兄の堺さんと弟の吉岡くんとか・・・・すごくええ感じかもかも~ん。

って、
堺さんって、吉岡くんより
年下だったのね・・・・・・・・・びっくりだ~。

コメント
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