以前、「隠し剣鬼の爪」をDVDで鑑賞していた時に、
あるシーンをたまたま目にしたうちの旦那さんが、
「この役者さんは、感情がぐるぐる彼の中で動いているのが、
よく伝わってきて切なくなっちゃうね~。いい役者さんだね~。」
と言ったことがあったので、妻は思わずびっくりかんど~っ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
しちゃったことがあったのですね。
「この役者さん」というのは、
もちろん吉岡くんのことであったのですが、
旦那さんは私が吉岡くんの大ファンということはまるで知らず、
何の先入観もなく、たまたま目にした場面で、
吉岡くんの演技に関心をもって感心までしてしまった、
ということだったのであります。
で、なんでびっくらかんど~っ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
したんじゃ、われ?
ということでありますが、
私の旦那さんは日本語がまったくちんぷんかんぷんの
思いきりアメリカ~ンな人なのでありますが、
英語字幕もなしに、その心情をその表情演技でもって
ビビ~~ンと伝えてしまった吉岡くんに対してびっくりかんど~っ大、
中々わかっておるなお主、の旦那さんに対してびっくりかんど~っ小、
というびっくり格差反応を出した自分に対してびっくり・・・・・・、
なわけでござったのでございます。
ま、この、小、・・・・、は横に置いといてですね、
表情だけで感情を伝えるって、
ドラマ映画には誰にでもよくある演技だし、
別段驚くことじゃないとは思うのですが、
悲しそうな表情をみて、あぁ悲しいんだな、とわからせるのと、
悲しそうな表情をみて、あぁ悲しいんだね、と感じ取らせるのは
そこに大きな違いがあるのだと思われるわけで。
私の旦那さんは、たまたま目にしたその吉岡くんの演技に、
確かに「切ないな~」と「感じた」わけであって、
それはわかったのとは違うと思うわけであり、そこの部分に
あちしはなんかビックリしてついでにカンド~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_sup.gif)
しちゃったわけでありまする。
お面を上手に被ったみたいな表情演技と、
じわじわと湧き上がってくる泉みたいな感情演技
みたいな違いなのかもしれんですね。
吉岡くんという人は、
役に寄り添っていくタイプの役者さんだって
ある映画監督さんがおっしゃってたけれど、
それって、感情を役にはめて形作っていくことではなくて、
役の中に潜って感情を吐き出すっていうことなのかな?
彼の演技を見ていると、確かに
「削り落とした感情が湧き上がっちゃっているんだろうな・・・」
っていつも感じるけれど、
やっぱりどっと疲れちゃうのかもしれないな、そうやって
感情を削り出すお仕事しちゃってると・・・。
私だったらヘベヘベになっちゃうと思う。
今は、淋しいよぉ~吉岡く~んっ、て
ついついなっちゃう私だけれど、
やっぱり吉岡くんにはゆっくりお休みしてもらうのが
ええのですよね・・・・・・・・・・・・・・・んだんだ。
いつも絶対素敵な姿で帰ってきてくれる人だから、
そりまでは我慢我慢の子であろう、と思いながら
時に満男くんに元気をもらったりしている私であります。
そして今日も良い天気でありますだ。