月のカケラと君の声

大好きな役者さん吉岡秀隆さんのこと、
日々の出来事などを綴っています。

いつかの日まで

2007年06月29日 | 思うコト


以前、「隠し剣鬼の爪」をDVDで鑑賞していた時に、
あるシーンをたまたま目にしたうちの旦那さんが、
「この役者さんは、感情がぐるぐる彼の中で動いているのが、
よく伝わってきて切なくなっちゃうね~。いい役者さんだね~。」
と言ったことがあったので、妻は思わずびっくりかんど~っ
しちゃったことがあったのですね。

「この役者さん」というのは、
もちろん吉岡くんのことであったのですが、
旦那さんは私が吉岡くんの大ファンということはまるで知らず、
何の先入観もなく、たまたま目にした場面で、
吉岡くんの演技に関心をもって感心までしてしまった、
ということだったのであります。

で、なんでびっくらかんど~っ
したんじゃ、われ?

ということでありますが、
私の旦那さんは日本語がまったくちんぷんかんぷんの
思いきりアメリカ~ンな人なのでありますが、
英語字幕もなしに、その心情をその表情演技でもって
ビビ~~ンと伝えてしまった吉岡くんに対してびっくりかんど~っ大、
中々わかっておるなお主、の旦那さんに対してびっくりかんど~っ小、
というびっくり格差反応を出した自分に対してびっくり・・・・・・、
なわけでござったのでございます。

ま、この、小、・・・・、は横に置いといてですね、

表情だけで感情を伝えるって、
ドラマ映画には誰にでもよくある演技だし、
別段驚くことじゃないとは思うのですが、

悲しそうな表情をみて、あぁ悲しいんだな、とわからせるのと、
悲しそうな表情をみて、あぁ悲しいんだね、と感じ取らせるのは
そこに大きな違いがあるのだと思われるわけで。

私の旦那さんは、たまたま目にしたその吉岡くんの演技に、
確かに「切ないな~」と「感じた」わけであって、
それはわかったのとは違うと思うわけであり、そこの部分に
あちしはなんかビックリしてついでにカンド~
しちゃったわけでありまする。

お面を上手に被ったみたいな表情演技と、
じわじわと湧き上がってくる泉みたいな感情演技
みたいな違いなのかもしれんですね。

吉岡くんという人は、
役に寄り添っていくタイプの役者さんだって
ある映画監督さんがおっしゃってたけれど、
それって、感情を役にはめて形作っていくことではなくて、
役の中に潜って感情を吐き出すっていうことなのかな?

彼の演技を見ていると、確かに
「削り落とした感情が湧き上がっちゃっているんだろうな・・・」
っていつも感じるけれど、
やっぱりどっと疲れちゃうのかもしれないな、そうやって
感情を削り出すお仕事しちゃってると・・・。
私だったらヘベヘベになっちゃうと思う。

今は、淋しいよぉ~吉岡く~んっ、て
ついついなっちゃう私だけれど、
やっぱり吉岡くんにはゆっくりお休みしてもらうのが
ええのですよね・・・・・・・・・・・・・・・んだんだ。


いつも絶対素敵な姿で帰ってきてくれる人だから、
そりまでは我慢我慢の子であろう、と思いながら
時に満男くんに元気をもらったりしている私であります。

そして今日も良い天気でありますだ。

コメント (2)
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