つぶやき、遊び・仕事・日常

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本物の贅沢とは

2021-04-08 06:23:17 | 日記
おいらの好きな漫画家の弘兼憲史氏は著作も多数あるのだが、その中でこんな言葉を語ってくれている。
あまり欲をかかない「小欲」という話からの流れなのだが、「本物の贅沢」というものが、人生において大切なものらしい。
それはどんなものなのか早速聞いてみよう。

◆自分だけが味わえる贅沢な時間をどれだけ持てるかが人生の醍醐味
 カネや資産やモノがなければ贅沢な気分になれないということでは、いつまでたっても何かに追い立てられるような生き方しかできないものだ。
 失うことをひたすら恐れて、現実を楽しむ気持ちのゆとりなどとても持てない日々になることだろう。
 その点で、「小欲」は気楽だ。小気味いいくらい気楽だ。
 食うに困らないカネと、暮らしやすい家があればいい。

 肉屋の店先で売っている揚げたてのコロッケを頬張る。
 遊び疲れて帰るときに路地から漂ってくるカレーの匂い。
 夕焼けの空をのどかに舞っているトンボの姿。
 僕らは皆、ささやかなことで胸いっぱいの幸福感を持てた時代があったはずだ。
 「小欲」を楽しむ気持ちぐらいいつでも取り戻せるはずだ。
 そこに贅沢な気分を見出したいものだ。
 わが人生、あなたの人生には、無限の楽しみが埋もれていると思いたい。
 「小欲」こそ真の贅沢の入り口であると考えるものだ。

 そういうことなんでしょうか。
 もっともっとという欲深い気持ちでは、いつまでたっても気持ちは満たせられないものなのかもしれませんね。