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早わかり!渋沢栄一

2021-04-05 06:49:48 | 日記
日本の資本主義社会の制度設計をしたのが渋沢栄一だそうで、そんな彼は合わせて道徳の重要性をも説いているらしい。
そして新札の影響なのか、現在は渋沢栄一がちょっとしたブームのようだ。
難しいことはわからないし、そもそも難しいことは嫌いなおいらだ。
だが旅関連の雑誌を見ていたら、「早わかり!渋沢栄一」とあったので、流し読みをしてみた。

◆「論語と算盤」は、強く繁栄した日本をつくるため
 論語とは道徳であり、孔子とその弟子が「人はどう生きるべきか」を説いている。
 一方の算盤は、経済活動であり、お金儲けのことである。
 一見、相反するものだが、渋沢は算盤は論語によってできている。論語もまた算盤の働きによって経済活動と結びついている。
 なので両者は、かけ離れているようで、実はとても近いものだと語っている。
 中身の一部を抜粋してみた。

 「一定の時期に達するまで待つ忍耐も必要。」
 人が世の中を渡っていくためには、気長にチャンスが来るのを待つということも、忘れてはならない心掛けである。

 「天命だとあきらめることも大事。」
 自分ではどうしようもない逆境に陥ったとき、それは天から与えられた役割だととらえ、ただ自分がやるべきことをやればいい。

 「生涯に歩む道を知り、志があれば成長できる。」
 数々の業績を積み上げた渋沢が、晩年自分は「まだまだだ」と言っている。
 死ぬまで自分を成長させることができる、という訳だ。

 「成功と失敗は、体に残ったカスに過ぎない。」
 成功や失敗といった価値観から抜け出して、正しい行為の道筋にそって行動するならば、
 成功や失敗などとはレベルの違う価値ある生涯を送ることが出来る。
 成功など、人として為すべきことを果たした結果生まれるカスに過ぎない。
 そんなことは、まったく気にする必要がない。

 うんうん この程度ならばわかるような気がします。
 これで渋沢栄一を半分くらいは理解できたのかな?