苦痛からの解放

日々仕事や生活をしていると、いやなことや苦痛を感ずることが多々ある。
だが、そんな苦痛から解放されることは実は簡単なことだという。
それは、こういう心の持ちようで達成できるそうです。
つまり、一生悩まずに済む方法という訳です。

◆「今」に満足する
　先日、「小欲」という考え方を聞いて納得をしたものだ。
　だがそれをさらに考え進めると、「知足」に行きつくようだ。
　「小欲」とは、まだ来ない将来も含めて過大過ぎない欲望を持つことのようだ。
　これに対し、「知足」とは、いままで得たことに満足して心安らかに生きることだそうだ。

　ああ、こうして〇〇歳まで生きられて有難いことだ。
　大好きな人に出会えて幸福なことだ。
　どうにか三食無事に食べられ、健康でもう文句を言うことはひとつもない。
　いままで自分が得た生活を振り返って、文句を言わず、ああよかったと満足して生きる。
　これを「知足」というそうです。

　たしかに、人生欲を言えば限りがないものだ。
　これで良いと足るを知れば、だれもが簡単に苦痛から解放されるものだろう。
　人生の悩みを消すのは実は簡単で、将来に欲を張らず、いままでの人生に満足して感謝すれば良いのだ。
　さすれば、心はすぐに安らかになるという訳だ。

　たしかに心は落ち着くかも知れません。
　ただそれは、もっともっとという資本主義経済の発展には逆行するものなのかもしれませんね。
　ですので、ここはひとつ、人により役割を変えて人生を過ごすべきものかもしれませんね。
　心穏やかに生活する人と、前へ前へと人生を切り開いていく人と・・