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反人種差別

2021-04-03 06:42:20 | 日記
近代国家では、人種による差別やマイノリティ(社会的少数者)に対する差別・偏見は、厳しく批判されるべきだとは思う。
日本でもそういう風潮は、少なくとも表面的には広まりこそすれ、逆行することはないようだ。
別に休日の朝から難しい問題提起をしようという訳ではないが、この面で先進的と考えられる米国では、今こんな状況らしい。

◆事前のフィルターは許されない
 日本では就職や転職活動の際、履歴書に写真を貼って提出するのが当たり前だろう。
 しかし、米国では写真を貼ることも、写真を提出することもないそうだ。
 多人種国家であるかの国では、人種や年齢・性別などによる差別を防止するため、
 企業が求職者に写真の提出を求めることを法律で禁じているらしい。
 たしかに、写真を見ればこれらのことは一度にわかってしまう。
 さらには、履歴書に生年月日を表記することも禁じているそうだ。

 学歴や学位の取得年度は記入可などで、ある程度年齢の予想はつくが、それでも社会人となってから改めて学位を取得する人もいるので、
 面接時にはじめて、その人の人種や年齢、性別が明らかになるということらしい。

 まあ差別を助長しないということでは効果はあるのかもしれませんが、求人側が求める資質に沿わなければ結局は採用されないので、
 求人側も求職側も非効率な行動となる面もあるのかも知れませんね。
 難しい話です。