誰のものだったかは、もう忘れてしまったのだが、こんなエッセーに出会った。
筆者は旅が好きで、時間さえあれば旅に出ているという。
そのたびに今度は何をしようかという、まあ目的のような旅のハイライトシーンを設定しているのだが、
あとで一番思い出に残るのはそんなことではないそうです。
そんな筆者の気づきはこうでした。
◆プロセスそのものが楽しむべきもの
想定外のトラブルを冷や汗をかきながらクリアしたことだったり、野生動物に偶然出会ったことだったり、あとから強く思い出させられるのは、
たいがいはハイライトシーンではないものです。
いろいろなアクシデントがありながらも、そのプロセス(途中経過)をひとつひとつたどるのが旅の面白さであり醍醐味です。
そう、終わってみれば旅の目的なんて付録みたいなもので、かえってトラブルがあった方が思い出深い旅になるものです。
だから人生のさまざまなことがすべて旅なんだと思えば、人生のハイライトシーンは何かというようなことにこだわるのではなく、
次々と変化するプロセスそのものを楽しむことができるんじゃないかな。
そう考えたら、どんなに気楽で刺激的な楽しい人生になるだろうかと思うんです。
「日々旅にして栖(すみか)とす」と記したのは、松尾芭蕉。
でも私は、「日々旅にして旅に死す」といきたいものです。
なるほどです。
こうした精神的な世界を楽しむ域に早く達したいものです。
筆者は旅が好きで、時間さえあれば旅に出ているという。
そのたびに今度は何をしようかという、まあ目的のような旅のハイライトシーンを設定しているのだが、
あとで一番思い出に残るのはそんなことではないそうです。
そんな筆者の気づきはこうでした。
◆プロセスそのものが楽しむべきもの
想定外のトラブルを冷や汗をかきながらクリアしたことだったり、野生動物に偶然出会ったことだったり、あとから強く思い出させられるのは、
たいがいはハイライトシーンではないものです。
いろいろなアクシデントがありながらも、そのプロセス(途中経過)をひとつひとつたどるのが旅の面白さであり醍醐味です。
そう、終わってみれば旅の目的なんて付録みたいなもので、かえってトラブルがあった方が思い出深い旅になるものです。
だから人生のさまざまなことがすべて旅なんだと思えば、人生のハイライトシーンは何かというようなことにこだわるのではなく、
次々と変化するプロセスそのものを楽しむことができるんじゃないかな。
そう考えたら、どんなに気楽で刺激的な楽しい人生になるだろうかと思うんです。
「日々旅にして栖(すみか)とす」と記したのは、松尾芭蕉。
でも私は、「日々旅にして旅に死す」といきたいものです。
なるほどです。
こうした精神的な世界を楽しむ域に早く達したいものです。