つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

夜明け前

2019-10-21 18:52:42 | 日記
仕事と言い、毎日の生活と言い、なぜこんなに苦労や障害の連続かともう嫌になりそうです。
そんな時に、以前にも何となく聞いていた言葉ですが、今回これをじっくりと吟味してみました。
つらい状況が続く時に、読み直したい言葉です。
原典は、イギリスのことわざだそうです。

◆夜明け前が一番暗い
 これは、苦難の期間は終わりかけの時期がもっとも苦しいという意味のことわざです。
 困難に直面して先が見えない状況が続くと、いつになったらこんな厳しい状況が終わるんだろう、という不安に捉われます。
 しかし、「夜明け前が一番暗い」と考えることで、少しだけ希望を持つことができます。
 困難が続く状況は誰にでも訪れるものですが、つらいことの後には必ずいいことがあると自分に言い聞かせ、
 必ず来るはずの朝を待ってみることにしましょう。
 くれぐれも、これで終わりだ!とは、考えないことですよね。

 関連で、米国の宗教学者であるウイリアム・シェッドはこう述べています。
 「船は港に泊まっていれば安全である。しかし、それでは船の用をなさない」とね。
 苦難はあっても前に進むことこそが、仕事や生活をしていくことなのでしょうね。
 苦難や障害に直面している時にはなかなか難しいのですが、終わってしまえば、あああの時が一番つらかったなぁ・・・
 と、少し懐かしく考えられるかもしれませんよね。
 ま、気を取り直して進むことにしましょうかね。
 
 
 

能力差ではない

2019-10-20 18:20:27 | 日記
我々一般のサラリーマンには、人類の歴史を刻むような発明・発見が求められているわけではありません。
その意味で言えば、特別の能力が求められているわけではないようです。
そんなサラリーマンの位置づけを、元東レの佐々木常夫さんはこう説明してくれた。

◆プアなイノベーションより優れたイミテーションを
 サラリーマンの仕事で、人類初の偉業とか、特許で権利を押さえるなんてのは稀です。
 その意味で、仕事が出来るか否かというのは、「能力の差」よりも「仕事のやり方」の差が大きいのだそうです。
 正しい仕事のやり方=勝利の方程式 を身に着ければ少しくらいの能力差は簡単に克服できるのです。

 では、正しい仕事のやり方はどうやって学ぶのでしょう。
 簡単です。他人の優れたところを学べばいいだけです。
 前例のない斬新なアイデアというのは、意外に貧弱な発想の結果のようです。
 そうではなく、優れた先輩の所作を学び行動すれば、まちがいなく結果はついてきます。
 
 模倣するのは、職場の人だけではありません。
 会社のトップ、他部署の人、取引先でもかまいません。
 皆から親しまれ、尊敬される人が何人かいるはずです。
 そういう人を見つけて、その人の行動に着目すれば良いそうです。

 その人が何時に出社して、どんな話し方をしているのか、はたまたどんな風な電話をしているのか。
 しっかりと眼を開いて、研究するつもりで観察するべきです。
 些細なことこそ見逃してはいけません。
 「神は細部に宿る」といいます。
 その魅力的な方々の行動の細部にこそ、大事な秘訣が隠されているものです。

 ということで、先人や賢人の模倣を巧みにできれば、
 普通の人もスーパーサラリーマンと呼ばれることも可能かもしれませんよね、一緒にがんばってみましょう。
 



道が見える

2019-10-19 09:37:45 | 日記
我々は何かの行動をする前に、それが重要なことであるほど、綿密に調査し周囲と相談し、かつ詳細な計画立案し、
準備を万端に整えようとするはずだ。
しかし、すべてを完璧にしようとするあまり、考えすぎて機会を逸してしまうことがある。
そんな場合の意思決定には、こんな言葉はどうでしょう。

◆前方に道が見えたら、じっと眺めているのではなく歩きだすべきだ
 これは、米国の思想家アイン・ランドの言葉だそうです。
 たとえ完璧ではなくとも、ある程度の準備が出来たら、思い切って行動に出た方が良いようです。
 先日も書いたような気がしますが、「ヘタな考え休むに似たり」=今検討中ですというのはただ休んでるだけ。
 ま、お互い考えすぎないようにしましょう。

 関連でこんなロシアのことわざもあります。
 「不運を恐れる者は、幸運に恵まれない」
 人生には賭けの要素もあります。
 生きていくうえでそんな場面はいくらでもあります。
 それを避けて生きていくわけにはいきません。
 不運に見舞われるリスクを覚悟しなければ、幸運をつかむことはできないようです。
 しかも、リスクを避けた行動をとったつもりでも、不運に見舞われることもあるのが人生です。
 であるならば、学び、成長するためには、思い切ってリスクを受け入れる行動をとったほうが良いようです。

 ではご同輩、一緒に歩き始めますかね。
 何か問題が出来たら、そこで修正すればいいや、と気楽にね。
 
 

スマホで知る

2019-10-18 17:12:06 | 日記
スマホはとても便利なものです。
色々なことに使えて、もはや電話ということを忘れてしまいそうです。
最近はやりのキャッシュレスアプリでお得に買い物ができますし、暇つぶしにゲームもできます。
そして、今日昼休みにスマホでニュースをチェックしていたら、こんなことを拾いました。

◆井の中の蛙(かわず)大海を知らずには、後段があった 
 井の中の蛙大海を知らずには、否定的な意味合いを感じていました。
 つまり、狭い世界のみで生きている人は、視野が狭くその他の世界を知らないという意味に捉えていました。
 前段部分はその通りなんですが、実はこれには後段があり、それらを通しての意味はとても肯定的なんです。
 その前後段通しては次の通りです。

 井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さ(又は高さ)を知る

 どうですか。まったく違った意味合いにとれますよね。
 狭い範囲しか知らない人は、その範囲において極めて高い専門性を得る、とでも受け取ればいいのでしょうか。
 現在丁度ノーベル賞ウイークで、今年は吉野教授が受賞されました。
 聞くところによると、5年の予定で始めたリチウム電池の研究は50年にもなるそうです。
 そのように、狭い範囲で物事を突き詰めていくということも、大事なことなんでしょうね。
 正に日本の「匠の精神」の発露だと思います。
 あ、吉野先生が狭い範囲しかご存じない専門バカという意味ではありませんので、念のため。
 本当にスマホは便利なものです。
 
 
 

不都合な真実

2019-10-17 17:13:14 | 日記
台風15号と19号で、100万戸近い停電が発生したそうだ。
しかも、まだ停電が継続中のところもあるそうで、大変お気の毒なことだ。
ただ疑問は、いくら大型の台風とはいえ、なぜこんなに停電し、そしてそれがなかなか解消されないかだ。
そんな事情の一端が、産業新聞に載っていた。

◆不都合だがこれが真実のようだ
 台風の暴風により、今回は電柱が2000本以上倒れたという。
 各電力会社は、電力の安定供給を最大の使命としており、当然に異常気象に対する備えは考慮している。
 だが、想定を超える異常気象に相次ぎ直面し、その対策には限界があるとの見方が広がっている。 
 例を上げれば、電柱の耐風力は、風速40m毎秒だという。
 それを耐風力50mとか60mに強化すれば問題解決するのかといえば、それは非現実的なようだ。
 設備投資が幾何級数的に増加し、経済合理性とかけ離れてしまうからだ。

 残念なことに、倒れる電柱はそのまま受け入れて、電力会社が連携して早期に復旧する方が国家全体で見れば、
 「社会的コスト」が小さいということだ。
 真実は、電力会社は被災当初の停電はやむを得ないと考えているわけだ(ここ重要です)。
 その代わりに、発電機車の配備や広域応援体制の整備などの早期復旧対策に重点を置いているわけだ。
 台風19号直後には、名古屋からも中部電力グループのトーエネックの高所作業車や資材車が列をなして、
 おいらの目視だけでも30両ほどが、中央道を長野方面に向かっていた。

 であるならば、個人レベルでも普段から出来ることはやっておくべきなのだろう。
 ・自宅での太陽光発電
 ・自家用車はEV(電気自動車)が理想だが、HV(ハイブリッド)ならば、事前に燃料満タンにしておく
 ・スマホ用の外部バッテリー・手動の軽発電機器の準備
 まわりや国がすべて守ってくれると考えてはいけないようです。
 自分や家族の安全や生活は、ある程度は自助努力が必要ということのようです、残念ながら・・・