つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

一炊の夢

2021-04-25 06:54:40 | 日記
春はなぜか眠い。
人間の生態系からきているのかも知れないが、とにかく眠い。
ことに、昼食後はじっとしているとそのまま微睡(まどろ)んでしまう。
そんな時に、漫画家の弘兼憲史氏のこんな一文が目に入ってきた。

◆人生は「一炊(いっすい)の夢」という
 いままでにあったこと、これから起こること、とにかく誰にとっても長い人生に思えてくるが、
 死の間際に夢を見れば、おそらくほんのひと眠りの浅い夢の中で、辿ってきた長い人生が走馬灯のように浮かんでは過ぎていくのだろう。
 その時、ひとコマひとコマには楽しい場面だけが浮かぶような人間でありたい。
 地位だ、名誉だ、財産だなどと騒いでも、たった一人で死んでいくのは間違いないのだから、
 誰からものぞき込まれない「一炊の夢」に微笑めばいいのだ。
 そのことで僕がくやしいのは、それをマンガにしてわが人生にサヨナラできないことぐらいだ。

 たしかに、この死の体験はどんな作家にも書けないだろうな。
 自分の死については、その一瞬にやっと「ああ、こういうものなのか。」と納得するしかないのだろう。
 なので、死の直前まで好きなことをやって(むろん人に迷惑をかけてはいけない)生きることが、わが人生としていいのかもしれない。

 鴨長明の「方丈記」にこんな一節。
 知らず生まれ、死ぬる人、いずかたより来りて、いずかたへか去る。
 すべての人に共通する人生最後の体験ですね。
 長いようで短いものかもしれないし、短いようで長いものかも知れませんね。さあもうひと眠りしますか。

未稼働エンジン

2021-04-24 06:30:47 | 日記
産業新聞でこんな記事を見た。
スイスのシンクタンクが世界各国の男女格差を測る「ジェンダー・ギャップ指数」のランキングを発表した。
日本の順位は、156か国の内120位。主要7か国(G7)ではなんと最下位である。
ああそうなの、日本は女性の活用と言うか活躍と言うかが遅れているなぁなのだが、こんな視点もあるようだ。

◆未稼働エンジンを活用すべき
 人口の半分を占める女性の活用・活躍が遅れていても、日本は世界のG7であり、米国・中国に続く世界第三位の経済大国だ。
 人口は国力に大きく影響するが、日本は半分のエンジンで世界レースを競っていることになる、すごいことだ。
 男性諸氏は大いに自信と誇りを持ってもいいかも知れないな、半分のフル稼働でこの状況だ。

 諸外国はエンジンを半分も休ませておく余裕はない。
 例えばシンガポールは、人口560万人で兵庫県と同じくらいだ。
 限られた人的資産を最大限活用するため、男女を問わず、また子育て中をも問わず使い倒している。
 これが世界標準の考え方なのだろう。

 アフターコロナの時代はどうだろう。
 現在の半分の休眠エンジン(女性)を、きちんと稼働させれば日本の未来はかなり明るいことだろう。
 孤軍奮闘する男性エンジンも、多少はゆっくりできるかもしれないな。
 なるほどです。
 女性を、パートやアルバイト等の非正規雇用からきちんと正規雇用に登用することで、日本経済がより強くなるのかも知れませんね。

漫喫で拾う 

2021-04-23 06:32:16 | 日記
おいらは休日はマンガ喫茶に行くことが多い。
それは、自分の心を緩めてやるという意味合いなのだが、時にはこんな拾い物がある。
ちょっと気になる言葉の数々だ。

◆たとえマンガでも仇やおろそかにはできないな
 マンガと言えども、原作者は深い教養の蓄積があるのだろう。
 もしかしたら、宗教家なのかもしれない。
 それはこんな言葉、
 「人は何度も生まれ変わる。それは未熟な魂を成長させるためだ。」
 「魂の成長とは、魂の修行。それは難行苦行のことではない。」
 「修業とは、自分以外の人に幸福を与えること。」
 「人はなんのために生きるのか。ウマい飯を食うためではない。」
 「地球上では皆、それぞれの特性を持ち役割がある。」
 「持っている特性を生かして、自分のするべきことを果たすために生きるのだ。」

 これは別のストーリーだ。
 同じ年頃の青年は、海に山に恋人と連れ立って青春を謳歌している。に対し。
 「そういう青春とはちょっと違うかもしれないが、オレは好きでこれをやっている。燃えているような充実感がある。
  そこいらの連中のように、ブスブスと不完全燃焼してるんじゃない。まぶしいほど真っ赤に燃え上がるんだ。
  燃えカスなんて残りやしない。真っ白な灰だけだ。」

 さらに別のストーリー。
 「物事が理想通りに行かなかった時、現実と折り合いをつける軌道修正ができないほど愚かではいけない。」
 ちょっと得をした気分だ。

LCC北海道その3

2021-04-22 06:45:45 | 旅行
北海道も3日目だ。
今日は少し仕事も兼ねておこう。
北海道の有力企業の視察だ。
アークス(SM):価格設定は東海地区のSMと大差はない。生肉の尺数(フェイス数)・丸の魚の尺数が少なく、加工肉・塩干の尺数が多い。
         たしかに人件費は削減できるが、粗利高や売上高はどうなのかな?
         反面、総菜には人時がかかっているようだ。企業の重点姿勢が見て取れる。
         さすが北海道、サケの切り身とホッケの干物は東海地区の半値くらいだ。〇
サツドラ(ドラッグ):とりたてて強みは感じられない。一定のファン(固定客)はいるのだろうが、ツルハの方が強そうだ。△
セイコーマート(CV:セコマ):一般的にはコンビニなのだろうが、SMのような使われ方もされているようだ。
               PB(プライベートブランド)商品はなかなか魅力的だが、一部にはずれもありそうだ。
               ここも総菜には力が入っている。人時がかかり過ぎでは?だが店舗競争力は高そうだ。◎
おいらの勝手な仮説なのだが、もしかすると北海道の主婦は調理時間が短く、半製品を賢く使い倒すのかもしれないな。

◆コロナを念頭に置きながらの観光です
 〇クルマの中からテレビ塔をパチリ、名古屋のテレビ塔と似ています
  
  大通公園近くでスイーツも楽しみました。

 〇同じくクルマの中から時計台
  

 〇羊ケ丘展望台で「少年よ大志を抱け」
  
  合わせて北海道と言えばジンギスカン料理でランチを楽しみました。
  そして、新千歳空港では旅の締めとして、夕食に札幌味噌ラーメンを食べました、うまい!!

LCC北海道*その2

2021-04-21 06:37:33 | 旅行
最安値の便ではないのだが、名古屋~札幌往復12,000円で北海道に渡った。
ちなみに中部空港でも新千歳空港でもLCCは、一番遠い搭乗口となる。
旅慣れるまでは、時間に余裕が必要だ。

◆北海道2日目はこうだ
 〇まずかってサミットも開催された洞爺湖温泉だ、奥に見えるは羊蹄山(蝦夷富士だ)
  

 〇次いで小樽芸術村
  

  

 〇小樽駅と運河
  

  

 〇廃線の跡です、なんとなく物悲しい
  

  

 生活されている方には申し訳ないのですが、活気のない前近代的な街並みが、妙に心に響きます。
 お勧めするわけではありませんが、赤信号で道路を渡ってもほとんど危険はないほどの交通量です。