つぶやき、遊び・仕事・日常

一日の出来事のあれこれを雑多に記録していきます

納得のいく人生

2023-05-21 06:51:39 | 日記

没後もう5年ほどになるだろうか、俳優の樹木希林さん。

彼女は癌の告知を受け、それを公表していた。

だが、それから5年間ほども闘病生活を続け、その間たくさんの言葉を残してくれた。

きっと、自らの人生や死について思うところがあったのだろう。

そんな言葉の数々を振り返ってみた。

 

◆死ぬときはね、お世話様でした、とても面白かったです、納得いきました、ウフフフ・・・っていいたいの

 ・人は死ぬと実感できれば、しっかり生きられる。

 ・人生なんて、自分の思い描いた通りにならなくて当たり前。

 ・生きるのに精いっぱいという人が、だいたい見事な人生を送りますね。

 ・失敗したらね、そこからスタートなの、あんまり深く考えないことよ。

 ・やり残したことなんて、死んでみないとわからないですよ。

 ・いつか死ぬじゃなくて、いつでも死ぬという感覚なんです。

 

 →平均よりもやや短い人生だったのかもしれませんが、彼女自身、自分の人生に十分満足し納得をしていたことが窺われる。

  翻っておいらは、そのような心持ちに到達しているだろうか・・  まだまだだな。

 


お金の役立ち方

2023-05-20 06:34:37 | 日記

シニア世代の金銭事情は二極化しており、日々の生活に困窮している世帯も多いが、

一方で日本人全体の資産の多くがシニア世帯に偏っていると聞く。

おいらはまあ平均的な位置づけだと思うのだが、

そんな中庸な人たちは、将来生活に不安のない範囲でできるだけ金銭を費消することがいいことだとも聞く。

で、今日は16~17世紀イングランドの哲学者フランシス・ベーコンのこんな言葉だ。

 

◆金銭は肥料のようなものであって、ばら蒔かなければ役には立たない

 資産を過剰にため込むことはいわゆる宝の持ち腐れということらしい。、

 お金があっても、それを貯蔵しているだけでは、意味がありません。

 有効に使わなければ、それはムダ金になってしまう。

 金銭は正しく使われてこそ、真の価値を生み出すのです。

 また、単にモノの消費だけではなく、時には貴重な体験や試みなどにも投資することが大切です。

 そこから得た知見は、本人だけでなく社会の幸福にもつながっていくのですから。

 

 →そうなんですね。お金は一か所に滞留させておいてはいけないようです。

  (将来生活に不安のない範囲で:ここがむずかしいのですが・・)できるだけ有意義に使いたいものです。

 

  ※旅行中です


雑誌で屋久島旅行

2023-05-19 07:02:47 | 日記

屋久島はたしか、1993年に日本で初めての世界遺産となったはずだ。

もう30年ほども前のことだが、その時にぜひ訪れたいなと考えたものだ。

だが、具体的な行動を起こさないままに時が過ぎ、今では登山並みに往復10時間かかるという縄文杉を見るのは夢となってしまった。

そんな折に、旅行雑誌の「ノジュール」で、屋久島観光が特集されていた。

その情報では、縄文杉は無理でも、紀元杉や釈迦杉などの古木を見るチャンスは十分にあるようだ。

特集を見ながら、現地に想いを馳せたのだが、やはり実際に目にしたいものだとも思いました。

 

◆これが悠久というものなのか

 名古屋からは中部空港から鹿児島空港に飛び、そこからジェットフォイルで屋久島の宮之浦港に向かうのがいいようだ。

 本格的な登山となる縄文杉ツアーは無理でも、ヤクスギランドに赴けば、30,50,80,120,210分の各コースがあるという。

 そして自らの体力に合わせたそれぞれのコースで、それなりの屋久杉を見ることができる。

 なお、樹齢1000年を越えてはじめて千年杉とか屋久杉と呼ばれるそうだ。

 樹齢1000年未満は小杉としか呼ばないそうで、ちょっとした驚きだ。

 数十年、数百年前に切られた杉の切り株に苔が生え、その上に種が落ちて二代目三代目の杉が成長していて、これを切り株更新というそうだ。

 また杉は倒れた後、自分が生きていた年数をかけてやっと土に還るともいう。

 これらのことを聞くと、やはり生きている間に訪れたい地だなと感じました。

 

 ※旅行中です

 

 

 

 


上手な死に方

2023-05-18 06:40:00 | 日記

人が死ぬことについて、上手も下手もないと思っていたが、医師で作家でもある久坂部羊氏の話を聞くと参考になる。

氏が多くの患者を看取って感じるのは、上手な死に方よりも下手な死に方をする人が多いという現実だそう。

そんな話を、早速聞いてみよう。

 

◆人は必ず死ぬと意識すれば死を恐れなくなる

 最後の最後まで病院で延命治療を受けたり、がん治療に執着した人は尊厳を失ってしまう。

 死にたくないという気持ちが強いあまり、のたうち回って死ぬような人が意外に多い。

 一方、無理な延命などせず、自分の寿命に身を任せておくと、非常に穏やかな最後になる。

 いい人生だったなと、周りの人々もある種の満足感が得られるものだ。

 

 死ぬ前に限らず、普段から死を意識することは、よく生きることにもつながる。

 必ず死ぬと意識すれば、死を恐れなくなる。

 いつまでも生きているわけではないと思うからこそ、今日という一日が大事になるんです。

 人生の一日一日が貴重な時間、それを意識するだけで悔いのない人生を送ることができる。

 

 →延命治療には賛否両論があると思います。

  死の直前になって氏の言うような心持はなかなかに難しいので、普段の健康な時からの心構えが大事なんでしょうね。

  ※旅行中ですので訪問できません、帰ってから訪問します

 

 


日本の哲学者

2023-05-17 06:37:46 | 日記

哲学者というものは、古代からギリシャやローマの賢人と決まっていると思っていました。

だが近代になれば、フランスやドイツでもそんな賢人は多数いるようです。

じゃぁ日本ではどうなのかというと、うれしいことにやっぱりいらっしゃいます。

明治から大正~昭和にかけて活躍した和辻哲郎がその人です。

兵庫県の山村のお医者さんの家系だそうです。

 

◆自分を信ずる

 成長を欲するものはまず根を確かにおろさなくてはならぬ、上に伸びることのみを欲するな、まず下に食い入ることに努めよ。

 おいらがヘタなコメントをしなくとも、皆さんが十分に味わえる言葉だと思います。

 ほかにもこんな言葉がありました。

 資本主義が進展すると共に手段としての財力が強くなり、人間が機械の奴隷にされるという傾向が生じてくる。

 現在の非正規ワーカーの苦衷を正しく予想していたようです。

 ギリシャ人が見ることにおいて感じたのに対し、日本人が感ずることにおいて見たという相違は見逃せない。

 人間とは世の中自身であるとともに、また世の中における人でもある。

 私はどんなに失望している時でも、やはり心の底の底で自分を信じているようです。

 

 →難しいことは分かりませんが、やはり自分を信ずることが基本のようです。