老人のパソコン日記

高齢者のパソコンの楽しみ方について、日々の記録を書いてみます。

外付けHDDを「NTFS」に変える方法

2009-12-24 | パソコン関係
最近は、外付けHDDを使う機会が多くなりましたが、今でもそのファイルシステムがFAT32のものがあります。これは、いろいろの面でNTFSに変えた方が良いです。使い始める前ならば、右クリックから「フォーマット」を使い、簡単に変えることができます。

しかし、この方法では、保存されているデータが全部消去されます。すでに使っている外付けHDDの場合は、どうしたらデータを消さずにNTFSに変えることができるか、長い間疑問に思っていましたが、漸くその方法を知りました。「コマンドプロンプト」を使えば、データを消さずに変換出来る、ということです。

私の外付けHDDの中に、一つだけFAT32のまま使っていたのがあったので、早速実験?を試みました。 HDDのファイルシステムを確認するには、「マイコンピュータ」から、そのHDDを右クリックし、「プロパテイ」を開くと「全般」タブからファイルシステムが分かります。


「コマンドプロンプト」を開くには、「スタート」→「すべてのプログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」とクリックします。その画面でconvert f: /fs:ntfsと入力し、「Enter」キーを押します。中央部のf:は、そのHDDのドライブ文字です。前後に半角スペースを入れます。


「コマンドプロンプト」は。本来は黒地に白文字の画面ですが、文字が細くて見づらいので、私はこのように色を変えて使っています。結果は下の画面のように、いろいろ作業の文字が出ますが、最後に「交換は完了しました」と表示されたら、作業完了で成功です。


結果を確認しましたが、下図のようにNTFSに変わっていました。そして中のデータはそのまま残っていました。