孫たちに会いにちょっと山形まで滞在時間6時間の急ぎ旅。
いつものようにお昼に着いて昼食時間。
何食べる?
今回は珍しく、
「近くに美味しいそば屋があるからそこに行こう」
だって。
暑いから冷たいそばがいいね!!
辛みそラーメンで有名な「龍上海本店」の近くにありました。
蕎麦屋というより民家の座敷でそばを食べるという感じですね。
名物「板そば」が食べたかったけど、天ぷらが美味しそうだから「天ざる」を注文。
お通しは美味しいわらびのお浸し。
地物の山菜が食べられない南相馬のにいると大変美味しく感じます。
そばは地元のそば粉を使った十割そば。
久しぶりに美味しいそばを食べたような気がする。
あれっ 天ぷらは?
聞いてみると天ぷらを忘れていたみたい(T_T)
そばを食べ終わってしばらくすると揚げたての天ぷらが登場。
抹茶塩で揚げたてサクサクの美味しい天ぷらを頂きました。
そば1枚では足りないという孫につられて俺も1枚追加。
今度は十割そばが無くなり二八そばが登場。
それで我慢してくださいだって(*_*)
最後のお客さんでネタ切れだったんですね。
いろいろ迷惑かけたから800円値引きしてくれました。
でも間違いなく美味しいそばと天ぷらの店でしたよ。
今度は板そばを腹いっぱい食べたいですね。
そばを食べた後はいつもは買い物で終わったゃうんだけど、
芍薬祭をやってるから見に行こう!!
ってことで芍薬祭で有名な神社へ。
南陽市にある「芍薬之社 諏訪神社」。
この神社の歴史は今から400年前に遡り、
中山城の家臣・清水三河守康徳がある日領地を見回っていると、
「ふくろう」の棲む森を見つけたそうです。
当時から「ふくろう」は、
「慈しむ心と心理を見抜く知恵をそなえ、幸福を呼ぶ鳥」と言われていた。
康徳はふくろうを大切に思い、
諏訪大明神を迎え入れ、社を建て領地の安寧と戦勝を祈願しました。
時が過ぎ、
養蚕が盛んになると、昼は諏訪の神の化身である蛇が蚕を、
夜はふくろうが繭を守るとの信仰が広まり、
県内はもとより近隣諸国から大勢の参拝客が集まるようになったそうです。
時代が進み養蚕が衰退すると参拝客が減り、
ふくろうの森は次第に人々の目から遠ざかってしまいました。
それを憂いた先代の宮司が、
平成7年から森を整備し、厄払いの花である芍薬の栽培を始めました。
そうして、今では102種類5000株の芍薬が咲き誇り、
芳ばしい香りとともに多くの参拝客を和ませているそうです。
ということでした。
社務所では2羽のふくろうが参拝客を迎えてくれます。
参道では芍薬を買い求める参拝客でにぎわっています。
茅輪神事を初めて経験してみました。
茅の輪くぐりは、正月から半年間のケガレを祓い、
残り半年の無病息災を祈願するという意味があります。
茅の輪をくぐることで禊(みそぎ)をして邪悪な穢れ(けがれ)を祓い(はらい)、
災難を予防する為のものだそうです。
正月からこれまでの穢れを払い、
残り半年間無事に過ごせることを願いたいものですね。
この地は隠れキリシタン信仰の地であったらしく、
子守観音としてつくられたマリア観音も祀られていました。
本殿の左側にはマリア観音様の彫刻。
右側にはマリア様に懇願している信者の姿が彫刻されています。
境内は満開の芍薬でいっぱいです。
写真をどうぞ。
若返りの水神様があると言うので行ってみました。
小さな湧水の池がありました。
戦時中、この泉の水を飲んで出征した兵隊さんは無事に帰還出来たそうです。
ちょっと飲みたくない感じなので若返るのはあきらめました。
ということで、
きれいな芍薬を鑑賞しながら歴史の勉強もしちゃいました。
じじいになるとこういうのが好きになるもんですよね。
そこから今度は、
陸上競技を始めた孫のためにマラソンシューズ選び。
これからはサッカーシューズの他にマラソンシューズも追加になりそうです(T_T)
最後はいつものようにかっぱをつまむ。
安いかっぱもちょっと高くなったような気がする。
これだともうちょっと美味しい寿司屋に行けそうな気がするのは俺だけかな?
そんなかんなで短い時間だけど楽しいひと時を過ごすことができました。