村爺のなんでもいいべ

南相馬市の馬事公苑を中心に活動しているディスクゴルフの話題や南相馬の出来事や思いついたことを書いていきます。

闘病中の妻に面会 03.09

2024年03月09日 18時15分41秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

あまり雪が降らない南相馬市でも一昨日雪が降ったので峠越えが心配。

水分を多く含んだ雪だったからか峠の道路も乾燥状態で安心して走行できました。

途中の展望台から吾妻連峰が望める。

毎年欠かさず登っていた吾妻も最近は行けていない。

今年こそは登りたいといつも思うんだけど妻の事を考えるとどうなることか。

途中のスーパーでいちごとバナナを購入。

いつものように14時30分に到着。

守衛所も待ち時間なしで通過。

何回となく繰り返してきたことだけどそれも今回で終わることになった。

最後の望みをかけて挑んだ妻の治療も今週で終了した。

これ以上の治療は命を縮めてしまうだけなので進められないという。

週明けの検査で病巣がどうなったのか確認される。

治療が終わってしまったのでその後に南相馬市総合病院への転院。

なので土曜日恒例の面会も今回が最後。

ナースステーションで受付して病室へ。

病室に入ると「うれしい」と笑顔で迎えてくれた。

聞きたいことがたくさんあるんだけど、治療の後遺症で話を理解することが難しい。

難しいことを聞いても困らせるだけでどうしようもないからあきらめ、

いつものように妻が好きなデコポンを食べさせて、何でもない話の繰り返し。

嬉しそうな妻の顔を見ながらこれからどうなるのか不安な気持ちが繰り返し襲ってくる。

わずか15分の面会時間。

時間が過ぎて「時間だからもう帰るよ」と言うと悲しくなるのか今度は顔をそむける。

検査の結果を聞くのが怖いけど病巣がきれいに無くなっているのを期待するしかない。

「来週は転院だからすぐに来るよ」と言うと「バイバイ」と言ってくれた。

福島医大での最後の面会。

今日は不安なことを考え続ける帰り道だった。


闘病中の妻に面会 03.02

2024年03月09日 12時18分14秒 | 日記

毎週土曜日は病気と戦っている妻に会いに行く日。

もう通いなれたかもしれないお決まりの道。

最後の望みをかけた治療も大詰めを迎えている。

いつものように14時30分に駐車場到着。

今日も面会の人の車でいっぱい。

車のナンバーを見ると福島県内や県外ナンバーで広範囲から訪れているのがわかる。

いつものように守衛所で受付。

待ち時間が少なくていい感じ。

病棟へ向かう時間はいつも不安。

先週は元気がなさそうだったけど今日はどうだろうか?

ナースステーションで受付し病室へ。

中に入ると今日は笑顔で迎えてくれた。

調子はよさそう。

いつものように持参したデコポンを食べるかと聞くと「食べる」。

「おいしいね」と笑顔で食べてくれる。

今日はデコポン1個を食べてしまった。

「いちごは後にするか」と聞くと「食べたい」。

食欲はありそうだ。

看護師さんが検温に来たので久しぶりに看護師さんと会話。

最近はリハビリも頑張っているので自分で食事ができるようになったらしい。

来週で治療が終わるので意外と副作用が無くて安心だけど、

肝心の病巣はどうなったのか?

来週に担当医の説明を受けるために来院することにした。

治療が終わると再度南相馬市総合病院へ転院になる。

果たして病巣が無くなり退院へ向けて頑張れるか心配。

いろいろと話をしていると15分はあっという間に過ぎる。

「時間だから帰るよ」と言うと「まだ帰らないで」と困らせる。

「でも仕方ないんだよね」と涙目になり寂しそうな顔をする。

かわいそうな気がするが仕方がない。

お決まりの「また来週くるよバイバイ」と言うと素直に「また来てねバイバイ」と返してくれた。

来週は良い報告が聞けるといいんだけど。