妻の死から早くも四十九日
親族だけで四十九日の法要を執り行いました
命日から七日ごとにそれぞれの仏様により裁判が行われ、四十九日で故人が極楽浄土に行けるか決まる日と聞きます
果たして妻は極楽浄土に行くことができただろうか
若い頃から人のために尽くしてきた人だったからきっと良い裁きを受けて極楽浄土に旅立ったと思う
そう願いたい
妻の四十九日法要の前日に妻が書いた物が届いた
「いつもありがとう」に思わず涙がながれてしまった
偶然にもこんな時に届くとは・・・・
親を亡くすことは過去を失い、配偶者を亡くすことは現実を失い、子供を亡くすことは未来を失うと聞いたことがある
まさか俺より早く妻が亡くなるとは思ってもいなかった
妻の死後いろいろな手続きを終えるほどに身体に変調をきたすことが多くなってきた
昨年9月に妻が入院して以来仕事をしながらの手続きラッシュに疲れてしまったのかも
疲労か、精神的なものなのかわからない
いろいろとやらなければならないものが多くあるが、なかなかやる気が起きなくなってしまった
妻が生きていれば怒られるかもしれない
そう思いながら少しずつではあるが気持ちを奮い立たせて頑張っている
配偶者を若くして亡くした方は身近にも多くいる
これまでこんなにも大変なことだとは思いもしなかった
いつになったらこの喪失感から抜け出すことができるだろうか
今は残された年老いた母親の面倒をみながら頑張るしかない
四十九日で喪に服してきた期間を終える日
これからは妻がいない日常の生活に慣れるように頑張ろう