国道6号線の帰還困難区域の双葉町~大熊町を通過するには特別通行許可を受けた人しか通行できません。
最近通行時間帯が前後1時間延長になり6時~20時になりましたが、やはり時間調整が必要になり不便です。
その時間帯に通行できなければ3時間以上かけて遠回りしなければなりません。
現在は南相馬市方面からいわき市方面へ向かうと双葉町内のJAふたば営農センターのところに検問所があり、
検問所で通行証を確認して帰還困難区域に入ります。
双葉駅の標識がある交差点の右側を見ると「原子力明るい未来のエネルギー」の看板が!!
「何が明るい未来のエネルギーなんだよ!!」とむかつきながら見て通る!!
双葉町の市街地は比較的線量は低い2~3μSv/hr位かな?
双葉町の市街地を過ぎたあたりから線量が上昇してくる。
俺のあまり信用できない線量計でも20μSv/hrを越えたところがあった。
いたるところに「牛と衝突」の標識があるが最近は牛は捕獲されたらしい。
それよりもいのししとの衝突の方が多いのかもしれない。
大熊町と双葉町の境界当たりの海側に福島第一原子力発電所がある。
国道6号線から東へ直線で約1km位かな?
この辺りが事故後一番線量が高かったところと聞いた。
帰還困難区域内の国道6号線からの脇道や住宅の入口は全てバリケードでふさがれている。
パトカーも頻繁にすれ違うのでかなりの台数がパトロールをしている。
道路に車を止めて何かをしているとすぐにパトカーが止まって職務質問されますよ!!
帰還困難区域の中は3年前のまま時間が止まってます。
ちょっと注意して見ると住宅の荒廃がひどいのがわかります。
大熊町を過ぎ富岡町との境界辺りに検問所があり再度通行証の確認が行われ帰還困難区域の通行が終了します。
そこを過ぎ富岡町に入ると状況が一変し、作業員多くなり除染が急ピッチで行われている様子がうかがえます。
昨日の新聞に「今夏にも自由通行」の見出しで記事が載ってました。
帰還困難区域のため通行規制されているのは14km。
道路表面やのり面などの除染を国直轄で3ヶ月で行い約4ヶ月後には自由通行できるようにすると言うことです。
国道6号線の帰還困難区域内の除染が行われてもどれだけ線量が下がるかわかりませんが、
時間を気にしないで誰でも自由に通行できるようになれば助かります。
平成27年5月のGW前には常磐道も全線開通になることが決定したので孤立感も解消しそうです。
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