南相馬市では今、市内のあちらこちらできれいなイルミネーションが灯っています。その中の一つを紹介したいと思います。
「中里工務店」さんのイルミネーションです。
震災前に「中里工務店」さんの本社社屋があった小高区では、毎年この時期になると「あかりのファンタジーinおだか」を開催していました。「中里工務店」さんももちろん毎年イベントに参加して、きれいなイルミネーションを楽しませてくれていました。
「中里工務店」さんは、震災の津波により社屋が被害を受け、その後に発生した原発事故により小高区での事業が困難になったことから、原町区の国見町に事務所を移転しました。
津波によりイルミネーションも流されてしまったとのことでしたが、社屋を移転したばかりの昨年も話題になるイルミネーションを楽しませてくれましたよ。
昨年のイルミネーションは、あの映画「となりのトトロ」のワンシーンにある、雨の中、お父さんの帰りを待つサツキとメイのところにトトロが現れるシーンを再現した物でした。従業員の皆さんの力作です。O井さんもじゃまにならないように手伝ったそうです。孫たちと見に行きましたがすごい雰囲気が出てましたね。いろんな色のライトを組み合わせたイルミネーションが多い中でこれはインパクトがありましたよ。
バス停の看板も「小高行」のバス停だったと思います。早く小高に戻りたいという気持ちが伝わってきましたね。
今年も、雨の中、「小高行」のバスを待つサツキとメイとトトロは健在でした。
そして、そこにはいよいよ「小高行」のバスが到着したようです。
それはなんと大きな「ねこバス」でしたよ。
もちろん行先は「小高」です。小高区は今年「警戒区域」が解除され自由に立ち入ることが可能となりましたが、まだ宿泊や居住は許されていません。「小高行」は小高区の復興と住民の帰還を強く願っているものだと思います。来年はこのねこバスが小高に向けて出発できるのを願いたいと思います。
「中里工務店」さんはさすが建築屋さんですね。このねこバスには乗車できるようになってるんですよ。ねこバスの後ろに入口があり中に入れます。そして、中にもこだわりがあるようです。映画で見るとバスの中はふわふわな感じですよね。やっぱりこのバスの中もクッションがきいてふわふわになっていました。ねこバスに乗ったような気分になれますよ。
多くの見物客が訪れていました。子供たちはやっぱり大喜びですよね。俺も孫たちが来た時に連れて行こうと思ってます。
午後6時から9時まで点灯しています。1月5日まで点灯予定とのことでした。
来年はどれだけ発展するか楽しみです。
O井さん頑張ってくださいね。
これだけすごいとテレビ取材などあるでしょう?
話題としてテレビから流れてもおかしくないですね!
地元のテレビ局では取材して放送しているようです。
俺もテレビで見てすごいなと見に行ったくらいですよ。
小高区では毎年「あかりのファンタジーinおだか」ですごい飾り付けのイルミネーションをやっていたので、小高区民の方々が生活している仮設住宅でもイルミネーションの飾り付けをしているようです。
機会があったら見学してブログに紹介したいと思います。
お楽しみに!!
大都市宇都宮のイルミネーションもきれいでしょうね?