明日で東日本大震災から2年を迎える。
2011年3月11日金曜日。
14時46分 「ゴォ~」という音と同時に巨大な揺れが襲ってきた。今まで経験したことがないほど大きな揺れだった。そして、
15時39分 突然巨大な波が襲い掛かってきた。あの恐ろしい光景は頭から離れることはない。
自然の強烈な行為に何もできないまま逃げるのが精いっぱいだった。怖かった。寒かった。不安だった。悲しかった。辛かった。
あれから1年は感謝とがんばろうの1年だった。多くの人に支えていただいた。元の生活をとり戻そうと必死に頑張った。
そこからの1年はどうだったろうか。
復興、復興と頑張ってきたが、それにも限界があるのかもしれない。
俺たちの前に立ちふさがっている放射能という巨大な目に見えない壁。高い低いの数値だけでは済まされない行政の壁。
その壁が崩れない限り俺たちはがんばることができなくなってしまった。
そうなんだ。2年目は耐える1年だったんだ。
1年かかって何とか立ち上がった。それからの1年はそれを何とか維持してきた1年だった。
それ以上頑張ってなんとか震災前に戻そうとしても壁が立ちふさがっている以上はどうにもならない。
後は行政がその壁を何とか崩してくれるのを期待するしかない。
遅れすぎている復興作業。
明日からの3年目はどうなるのだろうか。
まだ耐える1年で終わってしまうのだろうか。
もう1年耐える1年だったらさらに困難な4年目がやってくるような気がする。
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