Waseda e-school

早稲田大学e-school第1期の卒業生がe-schoolのことや受験情報をお知らせします

難易度ってなに?

2007年08月08日 | e-school
元来通信制の教育にはだれでもいつでもどこでも学べるという原則が有ったはず。
でもただ単に生涯教育や卒業はあなた任せで!では決して卒業できないのが通信制大学教育なのである。
巷の通信制大学は学費こそ安いが入学者は1学年で3000人からいるところもあり4年~複数年在籍者を含めると10000人を超えるところもある。
つまり年間の授業料はこの多数在籍や多くの新入生が支払っているため潤沢であるといえる。
未だに資料や指導を紙媒体で行なっている大学ではオンデマンド授業に方向転換するにはあまりに設備投資などがかかるため恐らくは今のままだろう。
何しろ安くあげられるのだ。
その代わりスクーリングもしっかりと長時間とっているし、なかなかスクーリング時間を取れない学生にはハードルが高いのである。
また、理系の授業をやっている大学は皆無だ、文系のほうが費用がかからないから
開講科目は文系しかない。
その点で早稲田の人科は文理融合で沢山の科目があって面白い。
そこで、オープンキャンパスなどでも早稲田の通信制の難易度は?って聞かれることが多くなった、因みに難易度は確実に上昇している。
もし今のままの試験様式が変わって単なるOX式やマークシートだと素晴らしい人材が受験しなくなると危惧する。
自分の言葉を最大限駆使して与えられた課題に正面ぶつかる文面で表現できる人間が求められる人間であることを疑わずにいられない。
偏差値だけで測れるような簡単な人間性ではこのe-schoolは乗り越えられないなあと思う。
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