特色ある大学@日本大学通信教育部

日本大学通信教育部は結構特色ある大学ですね。
面白いのは通学部への転科の実績が高いことです。
また、コースは文系ですが大学院も設置されているようで、そこでは人間科学的なことも学べそうです。
更に、通信教育課程では珍しい大学院は博士課程まで併設されている！
http://www.dld.nihon-u.ac.jp/
専攻できる学科科目は多いようですね。https://www.dld.nihon-u.ac.jp/course/
通学生と同じに学べるという点でも特色があります。

オンデマンドにによるオープンキャンパス

新型コロナ肺炎の拡大からほとんどの大学ではオープンキャンパスの開催をオンデマンドによる方式で実施することになった。
全国の通信制大学の説明会も同様な処置をとるようだ。
このような中でどこの大学でどのように学びたいかを知るにはやはり大学のＨＰからの情報を得るのが一番であろう。
もともと通信制大学では通学生と違って学生のほとんどが社会人であることから、詳しい内容はＨＰ上で知ることが多いと思う。
各大学の特色を知り場合によっては、相談窓口を調べて質問できることはしてみると良い。
自分が初めてe-schoolで学んだ頃と比べて、今はネットの環境が一段と進化していて、自宅などでいながらにして、複数の学友と一緒にライブ講義も受講できる。
この点では、現在の社会情勢でリモートワークが進むのと同じで、通学生と同様にオンデマンド授業を受けられるのは幸いである。

大学が変わる？ネット授業が増える可能性

ネット授業やオンデマンドは通信教育の得意とするところ！
いまや、新型コロナ肺炎の影響でまともに対面授業すらままならない中で、どこの大学以下高校中学小学校までがオンデマンド授業するようになった。
通信教育での授業が急速にこれまでの学校教育の手法を変えてしまった感がある。
早稲田大学のe-schoolが発足した当時全授業配信をオンデマンドでやるなんて言うのはなかなかの冒険？実験？でした。
初めの講義ではまずオリエンテーションから始まって、講義の受講や試験の方法・単位取得から卒業までどうするか・・
まあ1期生は試行錯誤でなんとか4年間・血のにじむ？努力で卒業しましたから、オンデマンド創世記の苦労は肌で感じています。
学生以上に準備する教員の努力もかなり大変だろうと思います。

明星大学通信教育部

通信教育では学校教育・教師養成では定評のある明星大学について少し調べてみました。
1966年に開設されそれまで大学が培ってきた教員養成に特化した通信教育課程を設置したようです。
人文学部の心理・教育課程がベースになっているようです、本当にここは教員になるための素晴らしい教育が行われているようです。
教員の資格取得に関してはＨＰを参照して下さい。
なお心理系では認定心理士の資格も取れるようです。
毎年約20名が更に通信制の大学院（併設？）に進学しているようです。
ここの通信制大学院では2006年に博士課程前期（修士）と博士後期課程を設置しているようです。
詳しくはガイドブックを参照して下さい。
https://ebook.meisei-u.ac.jp/meiseiuniv/dce_grad/

学歴アップ！

世の中には学歴なんて関係ない！っていう人も結構いるが、そういうことが言える人はそれなりに自分自身に実力があって成功している人か、もしくは自分がそういった学歴が妬ましく思っている人かどちらかもしれない。
いろんな意味で実力があれば学歴など要らないと思うのだが・・やはりあって無駄になるものじゃあない。
ただし、人というのはこの学歴っていうものはどうしても比べたがるものなのだ。
現代社会では一応企業では学歴が無関係という会社もあるが、一応は大学卒以上とか専門以上とか、職種によっては大学院修士課程修了以上とか求められる。
まあ特に専門性が高い場合はそれなりの知識としての一環で求められる。
そこで、どうしても学歴アップをしたい場合、例えば高校卒業認定資格さえあればおそらくどこの大学への入学試験は受けられるし、どこの大学であれ卒業証明書（学位記）があれば、さらに他大学への編入や再入学も可能となり、
場合によっては、修士課程やそのうえの博士課程にも入学することができる。
通信教育課程で大学を卒業できればその先も道は開けるので、現在の生活上通学できない場合にはぜひ活用して見るのも良いだろう。
現在は通信制の修士課程・博士課程まで設置される時代である。
特に放送大学は全国に学習センターという学べる場所なども設置されているので、自分が学びたい専攻講座があればぜひ調べてみると良い。
たとえF大学と呼ばれる大学であってもその後、T大学の修士課程修了となれば最終学歴はそこになるのだから。チャレンジしてみる価値がありそうだ。
最終

特色ある通信教育課程の大学

通信教育の課程を設置している大学には特色ある大学が多い。
中でも玉川大学は教員養成の特色があり、他大学を卒業後に学士編入などを経て、小学校・中学校などの教員免許の資格取得をする入学者が多い。
1950年に創立者小原國芳氏によって設立されたこの通信教育課程は貧しい子弟にも大学と言う高等教育を受けさせたいという篤い思いから生まれた。
玉川大学では教員免許の他にも学芸員や図書館司書などいくつかの資格取得ができるコースも設置している。
在校生は約6000名と記載されている、1950年には玉川を始め、慶応、法政、中央、日本、日本女子の6大学が開設された。
近年オンデマンド・ICTの普及により急速に通信生の大学は急増している。
自分は中学受験を控えた長男のため、夏に大学を訪れたことがあり、その時に夏季スクーリングをしていたのを見たことがある。
熱心に受講している姿に感動した記憶がある。
教員を養成目的にした大学の先鞭をつけたといっても良い。

明治大学の二部：夜間部

かつて明治大学にも社会人向け（勤労学生向け）の夜間：二部がありましたが、2004年3月31日を以てそれまであったすべての学部は閉鎖・廃止となったようです。
詳しくは明治大学の沿革を参照して下さい。
古くは法律専門学校の流れを汲んで1921年に法科が1923年に経済1929年には商科すこし経過して1949年法科・商科・政経・文が1950年に工が開設されました。
しかし昼間学部への各種移行の中で2004年を以てすべての二部（夜間部）は廃止となった模様です。
また法政大学の2部は2011年に全部廃止となったようです。
慶應には2部がありませんでしたがその分法政大学に次ぎ・通信教育課程が戦後早くに設置されました。
早稲田大学にもほとんどの学部で2部がありましたが、文系は社会科学部に統合されました。
理工学部んお2部は1968年廃止となり、現在は3つの分野の理工学部となって再編されています。
夜間部の代表であった第2文学部も廃止となり、文化構想学部へ再編されました。
そのため社会人を主な対象にした、人間科学部内に通信教育課程が設置されました。
今後明治大学や立教大学にも社会人向けのオンデマンド授業を取り入れた、通信教育課程が設置されたらいいですね。

法政大学通信教育課程

今回は日本で最初に大学通信教育課程を設置した法政大学について紹介します。
1947年に本邦で最初に開設された通信制の大学です。
東京6大学の中で通信教育課程を設置しているのは慶應義塾大学・早稲田大学そして法政大学です。
これまでの卒業生は約2万人だそうです。
毎年春と秋に卒業式があり、約300人が卒業します。
在校生は約6000人、卒業すると法政大学校友会に入会できます。
法政大学大学院への進学は毎年10数名前後です、推薦については分かりません。
進学できる学部についての詳しい内容は大学に問い合わせ下さい。
また他大学への進学も不明です。

夜間・2部・通信からの転部？

どこの大学でも、2部・夜間部や通信教育課程からの昼間部（昼の課程）への転科・転部は厳しいです。
合格率の参考に一例を挙げると法政大学や中央大学の転部・転科試験を見てみるのが良いでしょう。
ちなみにその逆はほとんどが面接試験だけでOKのようです。
人間科学部で：e-school（通信教育課程）から通学課程への転科は、在学中の成績が殆ど優（A)の成績で面接試験もあって例年1名？合格するかどうかです。
1期生の同期は転科して昼になりましたが、もともと明治大学の農学部農芸化学（当時）出身で、人間科学部卒業後に東大大学院＞医科歯科大学大学院：博士課程修了で博士号取得しました。
現在は医科歯科大学の客員研究員だそうです。
e-schoolからは全国のどこの大学院への進学もOKです、毎年卒業生の2割程度が修士課程への進学をしているようです。
卒業生首席同期生には博士課程へ進学し博士号取得し現在は人間科学部の助教（心理系）をしている女性もいるようです。
自分は残念ながら中途で挫折してしまいました、その後復学をと考えましたが、何と恩師が3月にがんで亡くなってしまいましたので、夢かなわずです。

慶應通信三田会

慶應義塾大学は言わずと知れた通信教育課程を有している日本有数の大学である。
慶應義塾は在校生を塾生と呼び卒業すると塾員で・各地域・職域で三田会という校友組織に属する。
三田会は全世界にも支部があり卒業生総数は38万人、国内支部は800、海外支部は70を数える。
全国を束ねているのは連合三田会という校友組織である。
通信教育課程での交流は神奈川通信三田会様と10年来のお付き合いをして交流が続いている。
我が早稲田大学では卒業生の集まり校友会を稲門会と称し校友は稲門という、各地域の所属する地域稲門会・大学時代の卒業年次での年次稲門会、学部・クラブやサークル、またゼミなどの稲門会など様々な稲門会がある。
通信教育課程の卒業生の集まりではe-school中央稲門会・またe-school関西稲門会があり、卒業生は自由にどちらにも参加することができる、今は関西の方が活動が活発のようである。
慶應義塾通信三田会・特に神奈川通信三田会は首都圏でも最もまとまりが良く、新入生歓迎会や春と秋の卒業式のあとには卒論発表会や年に何回かの旅行や学習会など多彩な催しをしている。
私自身も何度かお招きをいただき、結束の三田会のすばらしさに感激した。