医療系の大学に関しては、過去に裏口入学について社会問題化した時期があった。
私立大学の医療関係者は口を閉ざして、決してこの問題については語るはずがない。
つまり、成績上位者は国立大学の併願で当然合格すれば入学辞退者が出るので、その穴埋めをするべく、順に繰り上げ合格をしていくわけで、この繰り上げがかなり問題となって行く。
東京医大は歴史ある大学であるのでそうでもないだろうが、新設大学では多くがかけもち受験生なので、繰り上げ合格者の確保が問題となる。
知り合いの師弟は東北大学と日大に合格したところ、日大からは成績優秀につき入学金免除更に初年度の授業料まで免除という要請すらあった。
しかし、結局東北大学へ進学してしまった。
こういった、成績上位の学生をいかに大学は確保する必要があるかというと、いずれ母校に残り教鞭をとり、優秀な指導者となって欲しいからである。
医学部の教授は全国公募で採用する基準があるが、教授選ともなればいきなり母校出身者の応援となるのは当然なことである。
それは他大学で教授選考になった場合でも同窓会は全面的なバックアップをするはずである。
実際に入学試験を見ると、国公立大学では医科系における女子の比率は結構高くなっている。
東大にしても理科Ⅲ類の合格者は90名でそのうち女子が占める割合は年々増えているし、一部の国公立大学では女子学生の占める割合は35%を超えている所も珍しくない。
大学における女性の医師は卒業後に結婚や出産などを経て復帰する場合でもかなりその時期に働けないために、大学としては人的な労働力確保は辛辣な問題であり。
その危機感のために軽率な入学者選別を行ったということが、理事長と学長2人だけの責任とは言えないと考える。
また近年医療系大学では基礎科目に医学部出身者が極めて少ない、そのために隣接関係する獣医学部や生物科学系の出身者が、基礎科目のほとんどを占めている。
医学部を目指す学生の一部には、偏差値やステイタスで医学部を目指す者がいるが、先日全国の大学の入学後の留年率や退学者の割合を示す表示が掲載されていた。
退学者を全く出さない医学部もあれば少し多いのかと思われる所もあり、税金の無駄がかなり感じられるところでもある。
医学部がいつまでもトップであり続ける事が本当に望ましいのかは、医療の現場にいる当事者としては
私立大学の医療関係者は口を閉ざして、決してこの問題については語るはずがない。
つまり、成績上位者は国立大学の併願で当然合格すれば入学辞退者が出るので、その穴埋めをするべく、順に繰り上げ合格をしていくわけで、この繰り上げがかなり問題となって行く。
東京医大は歴史ある大学であるのでそうでもないだろうが、新設大学では多くがかけもち受験生なので、繰り上げ合格者の確保が問題となる。
知り合いの師弟は東北大学と日大に合格したところ、日大からは成績優秀につき入学金免除更に初年度の授業料まで免除という要請すらあった。
しかし、結局東北大学へ進学してしまった。
こういった、成績上位の学生をいかに大学は確保する必要があるかというと、いずれ母校に残り教鞭をとり、優秀な指導者となって欲しいからである。
医学部の教授は全国公募で採用する基準があるが、教授選ともなればいきなり母校出身者の応援となるのは当然なことである。
それは他大学で教授選考になった場合でも同窓会は全面的なバックアップをするはずである。
実際に入学試験を見ると、国公立大学では医科系における女子の比率は結構高くなっている。
東大にしても理科Ⅲ類の合格者は90名でそのうち女子が占める割合は年々増えているし、一部の国公立大学では女子学生の占める割合は35%を超えている所も珍しくない。
大学における女性の医師は卒業後に結婚や出産などを経て復帰する場合でもかなりその時期に働けないために、大学としては人的な労働力確保は辛辣な問題であり。
その危機感のために軽率な入学者選別を行ったということが、理事長と学長2人だけの責任とは言えないと考える。
また近年医療系大学では基礎科目に医学部出身者が極めて少ない、そのために隣接関係する獣医学部や生物科学系の出身者が、基礎科目のほとんどを占めている。
医学部を目指す学生の一部には、偏差値やステイタスで医学部を目指す者がいるが、先日全国の大学の入学後の留年率や退学者の割合を示す表示が掲載されていた。
退学者を全く出さない医学部もあれば少し多いのかと思われる所もあり、税金の無駄がかなり感じられるところでもある。
医学部がいつまでもトップであり続ける事が本当に望ましいのかは、医療の現場にいる当事者としては