節分も終わり今日は立春
冬至の頃に比べると夕方暗くなるのも遅くなった
まだまだ寒い日が続くだろうが
電柱のてっぺんでさえずる小鳥の声が早い春を感じさせてくれる

善光寺の豆まき

権堂秋葉神社境内にも大きな声が響く
豆つながりでこちら
Salt Peanuts
舌がつらないか少し心配になるような歌詞の連射
しばらくこのリズムが頭から離れなくなる
頭痛-鼻-喉と続き今は肺 咳が眠りを妨げます
年の始まりからもう最低な気分です
長野県 特に北信エリアでは宴席での座を締める独特な風習があります
これを「北信流」と言います
(※You Tubeで検索すると大体の雰囲気は分かると思います)
酒宴も佳境を迎えますとその宴席にご招待された来賓側から「中締め」の提案がおきます
指名を受けました主催側数人来賓側数人が相対し並び招いて頂いたお礼に来賓側から「お盃」を差し上げます
差し上げると言っても実際盃をプレゼントする訳ではなく
主催側の手に持たれた盃にお酌をして差し上げる行為をこう言います
このときにその座で心得のある方によって鶴亀といったおめでたい謡曲がご披露されます
これを「おさかな」といいます
この2~3分の小謡をその座の者が頭をたれ聞き終わったのち杯に注がれましたお酒をうやうやしく飲み干します
2杯3杯と続けて注がれる時もあります むしろそちらのケースの方が多いです
私も含め皆さん酔ってますからもうイケイケです
次は返礼です
攻守入れ替わりまして返礼のお盃を差し上げます
謡の心得のある方はそうそうおられるものではないのでまた同じ方に違う謡曲をご披露頂きます
そして今度は小謡のあと「木遣り」が3本程謡われます
先綱木遣りは町のお祭りの時によく使われますのでほとんどの人が唱和出来ますので受けの箇所を皆で唱和します
木遣りが終わりますと来賓側は注がれた杯をまた何回か飲み干し 主催代表からひと言御礼があり座が中締めをめでたく迎えます
中締めとは言うもののこれは大体はお開きのサイン
帰りたい方は腰を上げ もっとやりたい人は腰を落ち着け飲み続けます
なぜ「風邪」というタイトルでこの話しをするのかというと
この「お盃」に使われるおちょこはひとつのものを回し使いされるのが通常
受け手差し手が自分占用のものをもって出てくるのではないのです
どうもわたしの風邪はこのときにうつされたのではないかと疑っている訳でして
宴席でお酌をして回ったときにいただいた先様のご返盃かこの中締めの時・・
これほど強い感染経路もないだろうと確信しているんです
ある団体の長の身にある私
多分これから先将来何回か予想される冬場のこの「北信流」の盃のやりとりに私は真剣に風邪対策を考えなくてはなりません
考えると憂鬱な気分です
夏越しで水を切っていたシクラメン
お盆を過ぎた頃水やりを再開
ムニュムニュと小さな芽が出始めた
たくさんのウジ虫が這い出てきたようで見た目最初少し気持が悪い
購入してこれで何年目になるのだろうかこのシクラメン
毎年大きく成長している
こぼれた種も発芽し何鉢も冬の間管理をしなければならない
でも無彩色の長野の冬を彩ってくれる大切な花々
年を越す付き合いがまた始まった


一瞬暑さはぶり返すだろうが猛暑続きだった今年の夏もようやく終わったな
Summer Madness
今回は人数も多く無事仕事を終わらせることができました
ここで穫れた新米 いつ頃味わえるのだろうか

畦に沿いチョロチョロと流れる小川 沿って生えるセリの葉にキアゲハの幼虫がたくさん
彼らが蝶になって飛び回るのは多分来年の田植えの頃になるだろう

手伝いに来てくれたワンコ 思いっきり飛び回っていた

無事に今年もはぜ掛け終了しました

友人が山で見つけたという天然マイタケの株
採った場所は・・・いくら親しい仲でもそれだけは教えてもらえない
昆虫は昔から身近で疎くはない存在でした
だから蜂や蜘蛛や毛虫なども毛嫌いするほどではない
山によく行くようになった最近も視線は自然に足元の小さな虫や草木や鳥に向いていく
先日のマイマイガの大発生には驚かされたばかりだ
図鑑の中でしか見れなかった昆虫や始めて目にする昆虫も数多い
このブログで紹介した「ヒメツチハンミョウ」もそうだったが
この5月末 街中の桜公園で目にした昆虫も見たことがない虫だった
デジカメに納めておいたのだが名前も分からず
最近別のことでネット検索していて偶然名前がわかった
「ヨコズナサシガメ」という名前の虫
他の昆虫を捕らえ体液を吸うらしい
誤って刺されると痛みがかなり強いとのこと
帰化昆虫で昭和初期に日本に移入し
次第に分布を広げ
1990年代に関東でも目撃されているようだ
ここ長野市ではかなり新しい部類の昆虫ではないだろうか
子供の頃見なかったのもうなずける
世の中には知らない昆虫がまだまだたくさんいるものだと思った
我が家の風呂はユニットバス
70×120程の枠でペアガラスの入ったサッシ窓が出窓としてついている
外気とはその窓で接している
まあ良くあるタイプの普通の浴室だ
以前から冬の時期 浴室の暖房に悩んでいた
寒いのだ
かなり熱い温度の湯を それをかなり前にバスタブに入れておかないと
お湯の暖気で浴室が暖まらない
毎回毎回そんなこともしておられず
だいたいは寒さに震えながら冷え切った体に熱いお湯を浴びせる
苦行のような習慣がこの時期の常だった
若さゆえに耐えられてきていたそんな悪習も
齢を重ねるごとに体への負担がきついと思えてきた
冬場浴室で倒れる人が多いのもうなずける
親戚のお宅でお風呂を使わせて頂くとき
特に暖房もしていないのに
何で浴室がこんなに程よく温まっているのかうらやましかった
これは主に我が家のユニットバス全体の保温機能が悪いせいなのだろう
とずっと思っていた
だから解決策として暖房をすることが唯一の解決策と思っていた
風呂場の暖房と一口に言っても電気にせよその他の方法にせよ
経費のかかる話
悩みだしてからこのところ何年か有効な解決策も見出せず過ごしてしまった
今年 とりあえず 狗肉の策としてその出窓部分を全体
アルミ断熱材で覆ってしまった
よくコタツやカーペットの下に敷くやつ
突っ張り棒でそのマットを挟み窓全部を内側から覆ってしまった
ほんの思い付きだったのだがこれがことのほか功を奏している
暖かいのだ
浴室全体が暖かい 大正解
今までのように震えながら熱いお湯に足をつける
「倒れるのはこんなときなんだろうな・・」とふと思う
という風呂場での苦行から逃れることができた
先日などこの時期まず絶対にありえなかったことだが
換気扇を回したまま体を洗ったくらい
元凶は窓だったのだ
ビニールの浴室用カーテンが下がっているので
見過ごしてきてしまっていたのだが
窓からの冷気が浴室の温度を著しく下げていたのだ
こんなに安く今までの悩みが一気に解決する方法があったとは・・
つくづくもっと早く気がついていればよかったと悔やむことしきりだ
時折 えも言われぬ郷愁感に浸る瞬間がある
木々の緑にみとれる時
木漏れ日に目を細める時
何でもない山道の峠付近 見晴らしの良い風景にハッと立ち止まる時
立ち上る白い雲をながめる時
谷を吹き上がる涼風に山のにおいを感じる時
これがランニングハイというものなのだろうか
そう思っていた・・
私の父はランナーだった
陸上競技者だったと言う方がしっくりくるか
家には数々の賞状や新聞スクラップが残されている
旧制長野中学の頃はおそらく将来を嘱望されていたのだろう
しかしそれらの記録にはある空白の期間が存在する
戦争だ
極地シベリアで生死をさまようようなつらい時代を過ごしたのだ
当然走ることなど出来るはずはなかったであろう
生きて日本に帰ることさえ諦めなくてはならないような目にも遭遇したことだろう
父はその頃のことを私達にあまり語ったことはなかった
捕虜として囚われた後
幸運にも戦地から帰還した後それまでの飢餓感を満たすかの様に大会に出場している
特に昭和24年 25年 26年あたりは
現在行われている長野日報社「諏訪湖マラソン」以前に
ハーフより少し長い信濃毎日新聞社「諏訪湖マラソン」があったようだ
第1回 第2回大会で優勝している
昭和の初期から「諏訪大社陸上競技大会」という大会でも諏訪湖一周の種目があったようだ
昭和15年 まさに参戦の前年 国民の戦意高揚目的の一環なのだろうか
紀元歴で書かれた賞状もある
最近行なわれているトレランの黎明期のような大会だったのだろう
「陣馬形山登山マラソン」第1回 第2回優勝だ
現在も続いている「風越山登山マラソン」第2回 第3回優勝
特に昭和25年 2日続けて登山マラソンに出て翌週に諏訪湖で走っている
スゴい
相当好きだったのだろう 走ることが
私達子供には走ることを押し付けなかった父だったが
なんの因果か今私は走ることにはまっている
無論父の足元にも及ばない
長野の里山を走っている時ふと私をとらえる懐かしさにも似た不思議な感覚
父も練習の時に見ていた風景だったのだろう
私の身体を通して懐かしがっているのだろう
今はもう確かめようもないが 最近私は強く そう思っている








で
RyCooder様初来日のおり 2日分の前売りを購入 場所(久保講堂だったか?)の確認のため訪れた初日公演 窓口で当日チケットがまだあると聞いてふらっと購入 都合3日ともライブに行ってしまった程のエンスーなファンです
初来日はソロでの公演で観客もかなり静か目 反応があまりに少ないのでさぞ演奏しにくいのでは・・
とおもっていた所 2階席で「ガンガンやろうぜ!」みたいなことの嬌声を発した自国民ぽい人に向かい
当時の私の英語dictation能力で理解した所
「ここは違う文化の国なんだから今日はあまり騒がないで聞いてくれ」みたいな事をおっしゃられ 静かにたしなめておられましたね
ライブの後 いまふうの言い方で出待ち言うんすか 楽屋の出口で家から持って行ったLP「チキンスキンミュージック」のジャケットにサインを頂くという超ミーハーな私でした
もちろん大切にしております 間違ってもオークションなどには出しません
ぼちぼちと行きますのでお付き合いの程よろしくお願いします
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YouTube: Ry Cooder - Vigilante Man (live)