長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

鬼怒川温泉 日光東照宮

2015年10月26日 | 旅行
24日 25日は研修旅行
行く先は栃木県方面


高速道を乗り継ぎまずは栃木県防災館へ
災害に備えて 大雨 強風 煙 地震の揺れ
それぞれの疑似体験が出来る




大雨体験中 時間降雨量30mm 60mm 90mmと増えて行く




宇都宮駅前 ぎょうざ館にて昼食




真岡 大前神社にての安全祈願
日本一おおきなえびす様像だとか
鯛ではなく金色の鯉を抱えている




宿泊は鬼怒川温泉
先月の大雨被害の様子が近くの山の斜面等に散見できる




全国ニュースでも取り上げられた建物の一部倒壊
でも温泉街全体では既に落ち着いた山あいの静かな温泉街のたたずまい




明朝駅まで散歩してきた




男体山のふもと日光東照宮を見学
大渋滞 1k手前でバスを降りて徒歩でまずは輪王寺へ




輪王寺三仏堂は平成30年頃まで 東照宮陽明門は平成28年頃までの平成大修理の期間中
陽明門では修理のために外した羽目板の奥から壁画がみつかりこちらはアクリル板越しに公開中
東が岩笹梅と錦花鳥、西が大和松岩笹と巣籠鶴だそうです
いずれの神社仏閣や装飾も徳川家の力の大きさを表す意匠をこらした絢爛豪華なものばかりでした




家康のお墓に通じる入口の欄間に彫られた有名な眠り猫




こちら有名 神厩舎に彫られた三猿の像
どちらも国の内外を問わず観光客がカメラを向ける




再び高速を乗り継ぎ浅間が見える信濃の地へ帰還
楽しい旅行ができました






脱穀後のお手伝い

2015年10月14日 | 自然
この連休中は友人の田んぼのお手伝いに時間を費やした



戸隠への県道登り 澄んだ青い空がまぶしい
登山日和だな




陽に照らされた杉林の方から季節外れのエゾゼミの鳴き声
暖かな日だ




脱穀も終わった田んぼ 
はぜ掛け棒を片付け山積みのわらを粉砕しまんべんなく一面に撒く




もう来年を見据えた土作りが始まっている
遠くに高妻山




真っ赤な赤とんぼが舞う静かな山あいの田んぼ
畦に腰をおろし休憩のお茶を飲みながら過ぎ行く時間と季節の移ろいを強く感じる




作業後は近くの森にキノコ狩り
ナラタケ ヒラタケ クリタケなどを収穫




田植えと稲刈り 一年の俸禄
しばらくは新米の味が楽しめる






上高地-前穂高岳-奥穂高岳-涸沢-日帰りラウンド

2015年10月04日 | トレラン
3日は上高地から奥穂ラウンドに行ってきました

長野を3時頃出発
沢渡駐車場からバスで上高地
シーズン中は早朝からバスが頻繁に出ているのでありがたい




バス切符発券機には早くから長い列 でも便数が多いので安心です
この発券機、往復でチケットを購入すると2枚がピタッと重なって出てくるので1枚のようにしか見えず「あれっ?」
少し焦る





上高地のターミナルも大勢の登山者で混雑している
河童橋を渡り右手へと森の中を歩く 
朝食中の野生猿グループが出迎えるなか登山口へと進む
シッポをピンとたてるボス 他の個体に比べ顔が特に赤い
木道に座っているのを「ごめんごめん」と目を合わさないようにつぶやきながら道を開けてもらう




さあ登山開始 6時頃
まずは岳沢小屋へ




朝の空気が気持よい樹林帯の中長丁場にそなえしばらくゆっくりリズムよく体を慣らす




樹林帯から展望が良くなるガレ場へと道は続き岳沢小屋へ到着




分岐を右に進み前穂方面へ
朝日に照らされる山の斜面がきれいだ




ハシゴ場や岩場の急な登山道へと道は変化して行く




時折止まり白丸マークを確認する
岩陰の地面にはそこかしこに霜柱




だんだん高度を上げる
足の疲れも蓄積 歩の進み方がゆっくりとなる
西穂方面の山が間近に見え気分も高揚




「紀美子平」直前 




「紀美子平」着
ザックをデポし前穂を往復する
浮き石が多い 下りは特に丁寧に足を置かないと落石がおき危険だ
狭い上に急な登山道 混んでいたらすれ違いで非常に時間がかかるだろう




「前穂高岳」
谷筋の落石かジャンダルム方面から不気味な雷のゴロゴロ音みたいな音が聞こえる 
頂上でしばらく風景を堪能
戻って奥穂への吊り尾根にとりつく




奥穂頂上が近づく
意外に近かった・・と思ったら偽ピーク




北側を覗くと下方に涸沢ヒュッテや小屋の赤い屋根や色とりどりのたくさんのテントが見える
視線を上げると表銀座コースや常念、蝶ヶ岳の穏やかな山並み稜線が見える




振り返り見る前穂と富士山




まだまだ岩場歩きは続く 




「南稜の頭」を過ぎると頂までの最後の登り




11時40分頃奥穂山頂到着
冷たい強風が吹き荒れる 立っていると体が動くくらい
少し前にヘリテイジのゴアウインドストッパーを着ていたので汗冷えは感じない
グローブもウインドストッパーのものをはめている
限られた荷物を必要最小限に吟味し軽くまとめ臨むのがこういった登山には鉄則だろう
良い素材で機能的に考えられたものはやはり優れていると思った





奥穂頂上からのジャンダルム、西穂方面絶壁
頂に何人か人が見える




奥穂山頂を後にし穂高岳山荘へ進む
山荘直前の長いハシゴ場 
ハシゴがなければ無理 絶壁




ザイテングラードを経ての涸沢カール長い下り開始
次から次へとたくさんの登山者にすれ違う
横尾谷の最初のつり橋(本谷橋)を渡るころまでこの状態が続いた
紅葉の見頃 天気も良し
カメラや登山の愛好者がたくさん訪れるメッカだ




渓谷を彩る紅葉
横尾大橋を渡った所には警察官が待機
ある時刻以降は涸沢への入山を止めているようだ




徳沢のキャンプ場
仲間や家族と楽しそう
自分も冷えた缶ビールをプッシュと・・やりたい




梓川沿いの長い長い山道 時々走りながら上高地に戻った
再び河童橋から穂高の山々を写す
11時間くらいの時間が経過していた
最終バス前に増発されていた17時20分臨時便に乗り込む


18時の沢渡行き最終バス
19時(20時)の釜トンネル門の閉鎖 と
一日で回るにはルート途中で常に時間を気にしていなければならない
円安でシーズン中には近隣国からも多くの観光登山者がグループで押し寄せる上高地周辺
登山道の込み具合、天候によっては思いがけず時間がかかる事もある
現金も余裕をもって持参したい
事前に山岳保険の加入も必須


過去に2回天候理由で直前断念してしまったこのルート
念願を果たせ疲れたけど充実した晴天の一日を過ごせた