長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

ヨコズナサシガメ 

2014年06月24日 | ブログ

昆虫は昔から身近で疎くはない存在でした
だから蜂や蜘蛛や毛虫なども毛嫌いするほどではない

山によく行くようになった最近も視線は自然に足元の小さな虫や草木や鳥に向いていく
先日のマイマイガの大発生には驚かされたばかりだ

図鑑の中でしか見れなかった昆虫や始めて目にする昆虫も数多い
このブログで紹介した「ヒメツチハンミョウ」もそうだったが
この5月末 街中の桜公園で目にした昆虫も見たことがない虫だった

デジカメに納めておいたのだが名前も分からず
最近別のことでネット検索していて偶然名前がわかった

「ヨコズナサシガメ」という名前の虫
他の昆虫を捕らえ体液を吸うらしい
誤って刺されると痛みがかなり強いとのこと

帰化昆虫で昭和初期に日本に移入し
次第に分布を広げ
1990年代に関東でも目撃されているようだ

ここ長野市ではかなり新しい部類の昆虫ではないだろうか
子供の頃見なかったのもうなずける

世の中には知らない昆虫がまだまだたくさんいるものだと思った

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ランニング マイマイガ

2014年06月23日 | ブログ スポーツ

雨の日曜日 晴れ上がった午後からランニングに出かけた
コースは坂中峠へ

東和田運動公園を北上
昭和の森をぐるっと回り
旧道を田子池前を進み
三登山裏を袖之山シダレ桜前から大山桜前へ
坂中峠を裏から登り市街地に下ってくるコース

昭和の森公園付近から坂中峠を下るまで
聞いてはいたがマイマイガがすごかった
大発生している

先週の浅間ではあまり見かけなかった気がする
北信だけの地域的な発生なのだろうか

道端に生える背の低い草から道の上を覆う大きな木々
いたる所たくさんの毛虫が枝に付いていた
葉がほとんど食い尽くされている木もある

道には幼虫が新たな葉を求めて這い出し
何匹かは踏み潰してしまっただろう
今までこんな光景を見た記憶が無い

静かな森の中 葉に何かあたる音が聞こえてきた
大粒の雨が降り始めたかのような音だ

注意して見てみると
幼虫のフンが上から降り注いでいる音だった
耳を澄ますと葉を食んでいる音もサワサワ聞こえてくる

とにかくすごい数の幼虫
あれがまた成虫の蛾になって産卵するのだろう

生態系がどこか歪んできたのだろうか? 温暖化の影響?

松くい虫やマイマイガ 
スズメやツバメの減少
自然界に起き始めていることを
人間に何か知らせているのだろうか


浅間トレイルランニング大会

2014年06月16日 | スポーツ

14日はトレマン主催浅間トレラン大会にミドルで参加して来ました

2年前に参加したときはロングに挑戦
結果 四阿山の的岩付近で続行を断念
夜の9時 真っ暗な登山道を戻り
友人に頼みこみ鳥居峠まで車で迎えに来てもらう・・
という迷惑をかける終わり方をしてしまった
私には忘れがたい大会

今回も夜7時までには長野に戻らなければならない用事がある
申し込んだ後 前回のデータを見返してみた
店長設定のミドルで8時間というリミットは私には厳しいのは明らかだった

早朝車で長野から上田まで移動 駅前のパーキングにデポ
予定ではゴール後バスで上田に下り
車で7時までに長野に帰るつもりだったのだが・・

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上田駅待合室のパネル壁画が素晴らしくきれい

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上田から電車で小諸まで移動

朝7時小諸駅前に集まった参加者達
主催者ミーティングが始まる

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スタートしたロング選手
10k以上に及ぶ登り一辺倒の道 浅間登山口を目指す

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ミドルはタクシーで天狗温泉まで移動
8時頃スタート

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ギッパ山 
谷底からは温泉臭が風に乗って吹き上がってくる

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熊オリのようなシェルター 前掛山までもうすぐ

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アマツバメがすごいスピードで横切る
まるで小型猛禽類のようだ

一瞬のうちにガスが強風と共に辺りを覆う
寒い 半切りグローブから出ている指先が冷たい

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Jバンド取り付きから後ろを振り返る
日本ではないような山風景が眼下に広がる

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Jバンドを登りつめた
オーバーハングしている岩場地帯を登るこの箇所
途中上を見ると頭上に大きくせり出した大小の岩
崩れ落ちてきたら・・・と考えると恐怖感がつのる

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菅平方面 
ロングはあの四阿山 根子岳を越えなければならない
いやはや

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浅間山
山腹を斜めに横切る登山道を多くの登山者が山頂を目指す

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バーナーでコーヒーでもいれゆっくり眺めたい風景だ
ロングのトップ3人に相次いでパスされる
なんでそんなに速く走れるんだろう
しかも疲れた様子が見えない

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岩シャクナゲがきれいに咲いている
何種類か色があるんだ
黒斑山からは中コースを車坂峠に下りる

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高峯温泉から再び登山道
東御市方面の風景がよく見える

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過ぎてきた浅間山方面の眺め
頂上で参加関係者が私設エイドを設けてくださっていた
この時点でロング6人に抜かれたことになる

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池の平
ロングの7人目W田さんに抜かれる

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14時40分くらい地蔵峠に到着
迷ったが 時間的に厳しいのでここでリタイヤ 16時のバスで小諸に下りた
リミットには間に合わないだろうがゴールしたかったなあ
またまた悔いが残る大会になってしまった

電車で上田に戻り高速を使い7時の約束にギリギリで間に合った

 

 

 

 

 

 


自転車アプローチ飯綱山登山 

2014年06月01日 | スポーツ

31日は友人の田んぼで田植え
ここ何年かの恒例行事になっています

1日は飯綱山へ登ってきました

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遠く高妻山を望む田んぼ

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見たこともないような昆虫がうろうろ
なんだろうメタリック色がきれいだ

「ヒメツチハンミョウ」という名前らしい
なかなか面白い生態の昆虫のようだ
ただし触れてはいけない 毒を噴出するらしい

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脇の小川にはおたまじゃくしやイモリが泳いでいる

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秋の収穫が楽しみ 人手が必要な田植え作業

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こちらは麦畑
もうすぐ収穫か

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翌6月1日飯綱山登山
長野市街地から茂菅~神代桜前経由で一の鳥居まで自転車で登る

愛宕山 旧道 杉林を走る20%急坂
今年もなんとか自転車を降りずに登れた

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やっとここまで来た さあ 登山

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自転車を置きに友人宅へ

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登山開始
駒つなぎの場

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新緑のじゅうたんが眼下に広がる

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白樺の芽吹き 陽に照らされ輝いている

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高妻山からも雪は消えてきた

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鹿島槍方面 まだ残雪が多く見える

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今日は登山者が多かった
トレマン仲間にも何組かお会いした 
T田さん親子、O沢さんご夫妻

T田さんは浅間トレラン ロングに挑戦とのこと
彼方に見える浅間山の向こうからスタートだ

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稜線にわずかに残る雪 また来年会いましょう

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何回も飯綱山には登っているが手前頂上にこんな場所があったとは
「神の井戸」と記されている

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さすがに自転車ヒルクライムのあと
登りはハムストリングが疲れた
でも終わってみると疲労度は、市街地からの
大座法師池往復ランニングよりは楽な気がした
自転車の場合下りは楽だものネ