長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

新潟 福島へ

2014年10月27日 | 日記
25日 26日は研修旅行で新潟 福島方面へ


サービスエリアから久しぶりの海風景
柿崎のあたり バスの車窓から海が見え始めたときに思わず口をついてしまった言葉「あー 海だっ」
やっぱり長野県民だねえ


最初の見学地「小千谷震災ミュージアム」
10年前の10月 中越地方を中心に甚大な被害を及ぼした内陸直下型地震
何年か後 北信の盆地を襲う地震もこのタイプになるのだろう
本震と変わらないような規模の余震が何度もこの地方を襲った


磐越道を東に走り会津地方へ 白虎隊の地 飯盛山に登る


19名の尊い若い命がここで散る


サザエ堂 登って行くとそのまま下って行く構造
いつか夢でみたようなデジャブ感を覚える


日光街道 国重要伝統的建造物郡保存地区「大内宿」


芦ノ牧温泉 宿の横は深い渓谷だった 暗くなっての到着だったのでわからなかった


車窓から会津磐梯山 飯綱山に比べ100mほど低い山頂の標高


福島「久之浜海岸」(ひさのはまかいがん)で地元の語りべの方から震災当時の話しをお聞きする
今は取引が行われていない漁港 70センチも地盤が沈下したということだ
よって荷を降ろす関係上建物の向こうの段差は震災後に土を盛って高くしたのだということだ
こんな段差のある漁港を最初に作るはずがないわけだ


始終重いお話の中 ユニフォームのキャラクターに少し和んだ


小名浜港トンネル


港内 家族連れが何組も海に糸を垂らしていた サバが釣れるようだ
海に近いとこういったことが出来てうらやましい


昼食の店内 津波の深さを示すウィンドウ 


店内に掲げられた震災直後の写真
先程のトンネルもかなり上まで海水の中

「去る者日々に疎し」ではないが 震災の記憶も日々の生活の中で薄れがち
でも当事者の方々は深い心の傷を癒せないまま生きて行かなければならない
こうして出向いてお話をお聞きするだけでそんな皆さんの重荷を少しづつでも降ろして頂けるのなら伺う価値もあるというもの

復興はまだまだ道半ば
日々の暮らしの中で我々に出来ることと言ったら無責任な風評に惑わされないことだろうか

唐松岳へ

2014年10月18日 | スポーツ
18日は絶好の行楽日和との予報
今年のアルプス登り納め 唐松岳に行ってきました

このルートは初めてだったが天気予報も完璧に良さそうだ
だが稜線には20センチくらいの積雪との事前情報 冬山装備も必要だ

尾根歩き おおきなアップダウンはない
最終目的地が最高標高 
長い坂をひたすら登り徐々に高度を上げて行く
天候が悪ければその時点で引き返すまでのこと

大町に入ると県道脇の電光掲示が0度を表示
さてどうなることか


黒菱林道を車で上る 途中の見晴らしのきく場所でストップ 夜が明け始めた


駐車場に着くとこの風景 モルゲンロートに染まる白馬三山


ゲレンデを登り登山開始 いきなりすごい急坂が迎えてくれた
右に見える建物が長野オリンピックダウンヒルスタートハウス


八方ケルン 見渡す限り前後に登山者は見えない
山頂付近は雪も降ったしシーズンも過ぎると人は来なくなるんだろうな・・とこの時点では思った
向こうに見えるは先日登った飯綱山じゃないか 


八方池 湖畔に人はいない 風の音だけがあたりを包む


足の下の岩面にたくさんの傷が・・ 
長年踏まれ続けたアイゼンの痕だろうか


樹林帯を過ぎる すぐ向こうの北側急斜面でゴロゴロと不気味な音をたてて落石が絶え間なく続く
霜で持ち上げられた岩が気温の上昇とともに落ちるのだろう
登山道にも2回くらい弁当箱大の岩が上から転がって来た 集中して耳を澄まし歩く


丸山ケルン着 ここからがけっこうキツかった


まだまだ先


山頂に近づく 不帰のキレットが荒々しい


鎖場 木道が滑りそうでビクビク


登った先やっと山荘が見えた 山荘の赤い色はとてもホッとする


ハイマツももうすぐ深い雪に埋もれるだろう


山頂着 吹きさらして寒い もう冬真っただ中の寒さだ
富山市方面や松本方面 富士山やその他色んな山 360度の展望


山頂から山荘方面 


北側の天狗の頭方面


五竜方面


長く頂上を独占し風景を楽しんだ後下り始めた
リフトの営業が始まったのだろうか 一気に人が増してきた 登る人とたくさんすれ違う 
八方池の周りもたくさんの登山者が休んでいた
さすがに有名な観光スポットだけのことはある しかもこの晴天だ


上から見た黒菱ゲレンデ駐車場 まだ余裕で停められそう

冬道を想定して軽アイゼンも携行したが使わずに済んだ
日陰の場所によってはつるつるだったが大部分はザクザクか新雪状態
雪が降ってから気温が低いままだったので溶けなかったためだろう

頂上付近ではかなり指が冷えたが 普通の登山グローブで持ちこたえた
ただ冬用のミトンは持っていた

日差しが降り注いでいたのでサングラスを忘れたのはミスだった

低温を想定し汗冷えしないようなものをチョイス
スキンメッシュを一番下にメリノスピンライトをその上 
もう一枚その上に汗抜けのよいジップアップ ヘリテイジ アクエアー
トラウザーは MILO の登山パンツ 
靴下も含めコットン系はいっさい身に付けていない

晴れていたし山荘から上の稜線以外は風も強くなかったので
アウターはモンベルの薄いウインドブレーカーで充分だった
シューズはスポルティバ ラプター 岩場に強いお気に入りトレランシューズ
後半水が浸みて指先が冷えたが極寒期ではないので大丈夫だった

 

飯綱山-トレラン

2014年10月12日 | スポーツ
12日は友人と飯綱山登山+戸隠トレラン
晴天の中楽しんで来ました


暗いうちから一の鳥居を出発 ようやく朝日が昇ってきました


斜めから照らされた山肌に紅葉がきれいに映える


戸隠の山に影となって映る飯綱山


西登山道を下り戸隠方面へ 走りやすい道と傾斜 すごく気持ちいい~


落ち葉が敷き詰められた道


ふかふかの道 深く息を吸いながら走る


あ~あ 季節はもうすっかり秋


戸隠キャンプ場着 さすが世の中3連休 混んでいました


ささやきの小径を経て鏡池 戸隠連山が間近に見えます


小鳥ヶ池も山を映して輝いている

戸隠古道や水道道路を抜け一の鳥居に帰還
気持ちよいトレランを思い切り楽しんで来ました

普段からアルプスに行きたがっている本日同行してくれた友人 今年山は初とのことらしい
飯綱山頂からくっきりきれいに見えた唐松岳方面を眺め絶句
「今日行っとけばよかった~!!」

南に遠く見えた噴煙を上げる山
二人で手をあわせ黙祷してまいりました

稲刈り 山の幸

2014年10月06日 | ブログ
山あいの友人の田んぼに先週に続き稲刈りのお手伝い
今回は人数も多く無事仕事を終わらせることができました
ここで穫れた新米 いつ頃味わえるのだろうか



畦に沿いチョロチョロと流れる小川 沿って生えるセリの葉にキアゲハの幼虫がたくさん
彼らが蝶になって飛び回るのは多分来年の田植えの頃になるだろう


手伝いに来てくれたワンコ 思いっきり飛び回っていた


無事に今年もはぜ掛け終了しました


友人が山で見つけたという天然マイタケの株
採った場所は・・・いくら親しい仲でもそれだけは教えてもらえない