長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

信濃の冬景色 ランニングと温泉

2013年02月25日 | スポーツ 信州の自然風景

長野市から上田市までの千曲川左岸土手
サイクリング道路が走っている
アップダウンもなく一般車両の乗り入れも原則禁止なので
サイクリストはもちろんのことだが
ランナーにも人気の道路
長野マラソンでも一部コースにあてられている 

晴れた日には遠くアルプスの山々
北信の山並み 松代周辺の山
冠着山や鏡台山や五里ケ峯山が望め
梅やアンズがほころぶこれからの暖かくなる季節
日差しを受けてのんびりと走っていると本当に気持ちが良い

途中には戸倉上山田温泉という大きな温泉街があるので
走った後温泉銭湯でゆったりと湯にもつかれる

昨年くらいから長野市から最低限の着替えを背に走り
温泉を楽しみ帰りは「しなの鉄道」で帰って来るというのに何回かはまった
30キロ弱のトレーニングに程よい距離なのも一因だけど
お気に入りの銭湯を見つけたのが大きな要因
この昭和の香りを色濃く残した温泉は銭湯エチケットを心得たお客がほとんど
最近の大型温泉施設で時々出会う
浴室に入って来るなりかけ湯もせず
浴槽に「ザッブ~ン」なんていう眉をひそめたくなるような輩は見ない

24日晴れていたら飯綱スノーシューにでも行こうかと思ったら
朝から雪 しかも寒い
着替えを持ち車を戸倉にデポし42キロランニングをしてきた
とにかくゆっくりでもロングを走りきるという目的だ

結果は悲惨だった 
30キロ過ぎたあたりから急に足が動かなくなった
明らかにハンガーノックだ

山と違いランの時は薄着 手袋も薄い
だから一旦運動を停止すると体は冷える一方
アンダーウェアーがそれまでに保水した汗が
いっそう冷えを促進させる

土手道は一面の新雪が足首まで覆うコンディション
真冬日の気温 絶え間なく降る雪
寒さは想像以上にカロリーを大量に消費するようだ
生命を維持するためにドカンドカンと燃料を燃やし続けるのだろう
こんな経験は初めてだった

朝はトースト2枚 携行した小さなカロリービスケットもすでに食べ
400ccくらい入れたボトルの水分も残り少ない
空腹と渇きが走る意欲を完全に削ぐ

街中と違いコンビニ 自販機は土手道には無い
細かな雪が止まない寒い中
冷え切った体で数キロは彷徨った歩いたろうか
やっと見つけたオアシスのごときコンビニ
かじかんだ指はザックの硬貨を出すのももどかしく
暖かいココアと肉まん一個をむさぼり
ようやく危機を脱した

カロリーを補給した体は力を少し取り戻し
残り7キロを走りきり
何とか出発地点に戻った

温泉の浴槽に冷えきった体を浮かべ
ようやく現世に戻ってきた思いがした

先日の35キロランの調子良さが伏線となり
少し軽く考えていたかも知れない寒い中での42キロ
色々と学ぶことが多かった

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戸隠 高デッキ山スノーシュー

2013年02月18日 | スポーツ

17日は高デッキスノーシューツアー
今シーズン3回目のスノーシュー
いずれも晴天 運が良い

夜明け モルゲンロートに染まる戸隠連山
「カメラ カメラ!」 でもその前に準備が先だ
仕度を整えて振り返ると一瞬で消えていた

相当冷えている -14℃以下くらいだろう
鼻から思い切り息を吸うと鼻毛が凍るのがわかる

駐車場の脇から林道へ
トレースはついてない
雪に覆われた森 地形を判断しながらの雪中行軍

こういうとき先頭を行く人の力量は相当なものだといつも思う
先頭ラッセルでの肉体的疲労
適切なルートを見つけ出す頭脳的苦労
大勢を引き連れているという心的プレッシャー
何よりグループの信頼を得られなければならない

豊富な経験と体力に裏打ちされた実力を持つ
主催の店長さんがその役を負うが
夏山も冬山もどのツアーでもだいたい先頭を行く店長
余人をもって代えがたい力だ

さて高デッキへのアプローチはそれ程大変ではない
急な斜面を長い時間登ることも無い

陽も登り風は無い
気温は低いのだろうが春山のうきうきした気分

高度を上げるにつれ回りの景色がだんだん見え始める
きれいに仕上げられたスキー場の斜面 
リフトはまだ動いていない
高妻から続く戸隠の山並 
転じてすぐそこに霊仙寺 飯綱

ひとつ手前のピークからでも相当な景観
斑尾山 野尻湖 上越方面
火打 焼山 そして屏風のように居並ぶアルプス連山
北から南までずっと見える
寒さを感じないので皆でしばらく見とれてしまった

冬場にしか近づかない山のようだが
「高デッキ」 
晴れた日は身近で楽しいスノーシューイングが楽しめる
間違いない

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35kランと四阿山登山

2013年02月10日 | スポーツ

9日は35キロランニングに参加
いつものMウェーブスタート ゴール

前回と違いほとんど風を感じさせない走りやすいコンディション
参加した大勢のランナーがそれぞれのスピードで35キロを走りきった

南長野運動公園周辺もだいぶ大勢のランナーが練習
大会に向け皆さんがんばりましょう

長い冬に耐え積み重ねた練習の成果
暖かくなるこれからの季節思いっきり楽しまなくては

10日は菅平 四阿山スノーシュー登山
晴れてはいるが風が吹きすさぶ山頂は極寒地帯
しばらく山頂で風景を楽しんだが早々に下った

佐渡山も今回も絶好の晴天 
富士山や浅間山連山もきれいに見え
足の疲れも吹き飛ぶような大自然の風景を堪能させて頂きました

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35kランニング

2013年02月04日 | スポーツ

3日は節分 立春の前日
でもまだまだ冬の寒さが続いています
そんな中トレマンの35kランニングに参加させていただきました

1月に走った時とほぼ同じコース
あの時は歩道を雪が覆っていて走りづらい事この上なし
でしたが 昨日は雪もほぼ消え快適なランニング

練習の成果かとっても快調 体が軽いぞ
と一人ほくそ笑んでいたら強い追い風のせいだった

復路逆に進んだら思いっきり真正面からの向かい風
「ひぇ~! 前に進まない!」

ヒーコラ言いながら何とかゴール
体が冷え切った

昨日は現役選手っぽいとても速いランナーが何人かいて
かなり無理して後ろを追ったとき 瞬間異次元の速さを体験(3分40秒代)
そんなスピード自分は続くわけがなく
あくまで瞬間的 すぐに離脱してしまいましたが
トップランナーはあれより遥かに速いスピードを2時間以上維持するんだと思うと
そのすごさを改めて認識

折から別大マラソン
川内 中本の競り合いを手に汗して見させてもらいました

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