自宅の階段を昇り降りするのも難儀するくらいに足の痛みをおぼえる今朝・・
11月30日と日付を越えた1日にかけ今年も行われました
トレマン主催「ツールド長野2013」に参加してきました
長野の盆地をぐるっと囲むようにそびえる1000m以下クラスの
いわゆる里山と呼ばれる山々を巡り
個人の実力にあわせどのセクションで止めてもOK
ただし自力で店までたどり着かなければならない
店に到着した時点でゴールとなるわけだ
「里山」という語感から喚起されるやさしいイメージとは裏腹
なかなかどうしてなめてかかると痛い目に会う箇所も多い
最長のコース設定で120k 30時間の持ち時間が与えられる
大きく8ブロックに分けられるコースレイアウト
ロードトランジットももちろん自力
一周するには単純に割り算しても一ブロック4時間をきってゆかなければならない
エイドでの休息や体の疲労具合も考えるとそれほど時間的余裕はない
(あくまで私くらいの走力レベルの話ですが・・
)
時間を求めるレースでもないがそこはもちろん各自の考え
より速く・・と記録を求める参加も多いし猛者も多く顔をそろえ
トップ争いも見ごたえがある
年々県外からの参加も増えている様子だ

いつものようにまったりと6時スタート

うす雲がなびく長野市街 朝日に照らされきれいだ
いよいよ始まった
今年は天気も良さそうだ

長野市「三登山」山頂


北斜面 ランナーがうっすらと積もった雪上に踏み跡を描く

流れてきた霧 幻想的な風景

「髻山(もとどりやま)」を過ぎ小布施岩松院から雁田山へ
飯綱山方面を望む

「雁田山」山頂あづまや 北アルプスの眺めがきれいだ

これから行く須坂「明覚山」
アップダウンが見るからにキツそうだ
気分が滅入る

「明覚山」山頂
ここのピストンで足が終わってしまった
しばらくエイドで大休息 リタイヤ、終了を考えた

が、とりあえず次の4Aまで進むことにした
須坂市民の憩いの山「臥竜山」山頂 夕刻

4Aで帰還するのも半端だし次の5Aまで駒を進めてから考えよう
井上山を経て「大洞山」山頂

長野市若穂「太郎山」山頂 空気が澄んでいるので夜景がきれいだ
しばらく見とれる
5Aの温かいうどんはこのイベントの名物だろう
次の大室はG沢さんエイドだ そこでまた進退を考えるかな

長野市松代「奇妙山」山頂
明覚山が終わった時点で両足大腿筋と右足内股が攣り体が動かなくなった
一旦諦めた今年のツール一周
3AエイドでK-minさんから頂いた漢方薬が効いたか徐々に復活
この奇妙山あたりから「一周完走」の文字が再び頭を持たげ始める

「尼厳山」山頂

暗闇に光る動物達の目
この辺はずっと一人旅
長野市篠の井「茶臼山」
公園入り口無人エイドのCP用紙に3時40分と記入

夜間移動を覚悟していたが明るい朝日の中を気持ちよく
長野市安茂里「富士の塔山」山頂に到着
スタートしてまる一日 24時間が経過した

長いロードを下り 長野市平柴「旭山」展望台をピストン

「相生橋」掲げられたこのメッセージ
どなたか存じませんがすごく勇気付けられました
ありがとうございます

長野市西長野「頼朝山」山頂
もう少しだ

「葛山」山頂
先を急ぐ

長野市上松「大峯山」山頂
まだ間に合うぞ

「地附山」到着
ここから3人旅 お互い声を掛け合い励ます
もう登りはない さあ後は下るだけ 待ってろよォ~
「弁慶 飛び六法」のような「見え」を切りたいところだ
通称SBC通りを必死に走りぎりぎり10分前になんとか「ゴール!!」
劇的な今年のフィナーレでした

このレースひとつの特徴として各エイドの充実ぶりが挙げられると思う
中にはご家族で応援してくださる場所もあった
これらのエイドの存在なくしてこのレースは成り立たないし語れない
今更言わずもがなではあるが
忘れてはいけない大事な一言
「店長 YUKIさんはじめスタッフの皆さん 本当にありがとうございました」