長野はすべて山の中

長野周辺の山散策日記 山の風景やランニングのこと
時に自転車や気になる音楽の話しに暫しおつきあいの程を・・

美ヶ原トレイルラン

2012年08月28日 | スポーツ

25日は昨年に続き美ヶ原トレランに参加

今年は70キロコースが新設されたのでそちらに

 

未だ明けやらぬブランシュたかやまゲレンデ

草の夜露がシューズに進入ソックスを濡らす 

想定して撥水スプレーをたっぷりかけておいたのに全然効き目がないゾ! ホ〇メン

 

八島ヶ原湿原は窪地 夜風がなかったのか上から見るとモヤが雲海のように留まっている

昨年自然官吏官に見張られ見守られながら走ったこの湿原脇区間

今年は使わず大きく迂回 よって鷲ヶ峰には登らず和田峠に出る

 

エイドで体勢を立て直し三峰山への長い稜線

この景色 夏の高原然としていて良いですね

 

扉峠からは我慢の長い登り 茶臼山を経てうつくしの台地を目指します

王ヶ頭のアンテナ群 松本市街地や北アルプスを眺め

美ヶ原の真ん中を通り美術館脇を通り物見石山へ

すごいガレ場を過ぎ浅間 小諸方面を眺めながら

一度上り返していよいよ長い下りへ

 

ここで自分たちより3時間後にスタートした35キロコースのトップ選手に抜かれその速さに唖然

自分の平地でのスピードより速いな

 

40キロ付近のエイドを経て次の長門牧場を目指す

ここからは未知だ

この林道 展望もなく林間の変化のない長いつづら折のジープトラック

斜度はないがとにかく長くて飽きる だんだん疲れが足の運びを鈍らせる

睡魔に襲われ道端で休みたいのだが止まるとすぐにアブが・・

52キロ長門牧場で関門時間に10分まに合わずここで終了

完走率30%の厳しい70キロトレランだった

 

終盤の疲れきった体 

タブレットで作るスポーツドリンクの味に胃が拒否反応 考えないと

甘めの携帯補給食も口の中でもごもごするばかり お腹は空いているのに

喉を通らずこれも考えないとな

 

比べるべきもないが TJARの選手が皆いかにスゴいか今更ながら再認識させられた自分にとってはキツイ大会だった

 

苦しかったが高原のさわやかな青空の下

夏を締めくくる位置づけの大会として恒例にしたい

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いよいよ美ヶ原の台地に

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物見石山からのガレ場

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振り返る物見石山

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残暑のラン

2012年08月20日 | スポーツ

お盆の期間中アルプスでは折りしもTJAR2012の真っ最中

比べものにはならないけど見習って出来るだけ走りに出ました

まず長野市の北を囲むように連なる地附山 大峰山 葛山 頼朝山 を(低山は暑い!)

別の日 朝善光寺方面へ(朝でも陽が出ると暑い!) 

又別の日 戸隠のトレイルを(森の中は風がなくて暑い!)

そして別の日 台ヶ窪から飯綱へとロードを(汗が滝のように・・暑い!)

いずれもだいたい真昼間高温の中

結果非常にバテました 

今日あたりようやく体調が戻ってきた気がします

う~ん TJARに出ている人はやっぱりすごいね

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山はそろそろ秋の気配も見えてきました


白馬岳登山

2012年08月06日 | スポーツ

4日は初めての白馬岳登山

 
4時半に猿倉山荘前集合
事前のネット予習で駐車場の確保に難儀しそうな雰囲気
4時頃には到着したのだが猿倉荘前の駐車場は満杯 その下の登山者用の駐車場も満杯 その下のヘリポートに作られた臨時駐車場もやはり満杯状態
付近の路肩にも止められそうなのだが「駐車禁止」のサイン
人気の山 これからどんどん車も増えるだろうし
変な所には止められない

こりゃー困ったなー
結局山道を2キロほど下り路肩のやや広いスペースに駐車
集合になんとか間に合った

この場所 山から戻って来た時も私の車だけだった
たぶん私より遅い時間に到着した車はもっと下の入り口二股で強制的に止められてしまうため狭い山道の路肩が車であふれ出すという現象がおきないのだと思われる

さて登山 朝日を浴びる白馬稜線が目の前にどーんと見える
白馬尻小屋を過ぎていよいよ雪渓
この季節アイゼンが無くても登れた
でも軽アイゼンくらいは下りのためにも持っていきたい

当日のウエア下は七部丈パンツにコンプレッションカフスリーブ
腕に耐UVアームカバー 首筋を覆うひさしの付いたキャップ(先日の針の木で日焼けで首すじが痛い目にあったので大きなひさし付きキャップを調達)
上はインナーと半袖 手に自転車用指切りグローブ 
靴はトレラン用の半靴(ラプター)

8Lザックに2Lの水分 
今回途中での調達はしなかったが下りきるまででちょうどの量だった
(白馬尻小屋や頂上付近や清水で調達可能) 
コンビニおにぎり3つ ソイジョイ
ヘリテージ雨具(上のみ) 

雪渓の上には大小の岩が散乱 両側にそそり立つ壁から転がり落ちて来たものらしい
もし立ちこめる霧の中音も無くこんな大きな岩が突然転がり落ちて来たらひとたまりもないだろう
岩室跡に続く狭い山道はとてもガレていて崩れやすい
しかもつづら折の登山道 ひしめく登山者
とても危険な箇所だ 登りも下りも集中して通り過ぎたい

時々振り返り蜃気楼のように雲の上に浮かぶ遠くの山々の深い紫色の風景に見とれながら重くなって来た足に耐えて登ると頂上宿舎付近
残雪から流れ出る手もしびれるような冷たい清水で顔を洗うと暑さも吹き飛ぶ

旭岳が眼前に迫り白馬頂上や杓子岳や遠く劔や富士山も臨めるこの鞍部付近でも相当の眺望だが
高みを目指し大きな白馬山荘の向こうにそびえる白馬山頂へ

ついに頂上 360°の眺望 素晴らしいの一語に尽きる

日本海の海岸線 能生方面権現岳や火打岳 妙高 黒姫 高妻 乙妻 戸隠 飯綱 根子岳や八ヶ岳
遠くきれいなカーブを描く富士山 
三国峠から小蓮華山方面のなだらかな稜線 
劔や槍に代表される残雪をいただくアルプスの山々 黒部の湖面も少し見える
どんなに見ていても飽きない眺めだ

もっといたい気持ちにむち打ち下山開始
白馬山荘でトイレを借りる
トイレに行く長い廊下 
布団の整頓された部屋のドアが開いていて今夜の客を迎える用意だ
窓の向こうには劔岳
部屋は広くてきれいだ トイレもとてもきれいだった
管理者の苦労がしのばれる

登って来た長い雪渓スゴく大勢の登山者が列をなして登ってくるのが見える
危険な雪渓上部のガレている沢の登山道 人がごった返していた
お互い道を譲り合いながらなんとか雪渓に出る
軽アイゼンを店長からお借りして長い長い雪渓を登山者の脇を跳ね下る

猿倉から車まではミッチャンさんの車に乗せて頂き
お昼前までには白馬をあとにした

夜はびんずる祭り
消防団で路上警戒の出動
トレマン連の何人かともお会い出来た
長い夏の一日を満喫した

 
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