何はともあれ第15回長野マラソンは終わった
膝の痛みのため2月以降まともに走ることも出来ず悶々と日々を送り続け
桜の開花にも心躍らず
医療機関への不信 不満
遅々として進まない症状の改善
鉛色に低く空を覆う北信の冬の雲のように沈みきった心
当日の朝
あたかもそんな心象風景を写したかのような雪空だった
痛み止めの薬も服用
「走りきれるだろうか」
スタートラインで何度も思った
走り終えた今ようやく重い荷物を肩から下ろした気がする
春のこのマラソンはやはり自分の中では特別な存在なのだ
スタート前膝のテーピングサービスをしてくださった
ピップスポーツの「よこちゃん」こと横部さん
初めてお目にかかったのにとても親近感をおぼえた
後日ネットで知ったがとても豊富な知識経験に裏づけられている
ランニングのオーソリティーだったのだ
本当にありがとうございました
ゴール後テントを見かけたので完走できたうれしさのあまり
お礼に伺ったらいたわりの言葉とともにキネシオテープの
お土産までくださった
http://www.pip-taping.com/yblog/
二日後 筋肉痛と共に膝の痛みは相も変わらずだが
もう一度しっかりと受診し
しばらくは走らないで痛みを消すことに専念したい
「安静にしていれば治るものでもない」
というよこちゃんの言葉を思い出しながら
少しづつ体を動かし
これから始まる最高の季節
ゆっくりと山登りに行きたいものだと思う
3時間50分
ずいぶん長い道のりだった