風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

フランス自転車旅行 バスク地方へ

2016年09月15日 | 旅行
フランス自転車旅

なぜ旅に出たのか。
なぜ自転車で。
そして、なぜフランスに。
自問

答えはいつものことだけど、
ない。

以前、ロワール川沿いに続くサイクリングロードをオルレアンの街から眺めて、いつか走ってみたいと言う気持ちがあった。
スペインのコンポステーラ巡礼道を歩いてみたいという、
相方の願いもあった。
そして、ダラダラ学習で少しは身につけたフランス語を試してみたいという欲求も。
ひたすら自転車をこぐ道中で、フランス語でしゃべる場面は限られていた。レストランかホテルの受付位と、
道中すれ違うシクリストにボンジュールの挨拶か。
ただ、フランス語の語彙が少しは増えたので、
誤解は減ったかな。
レストランではウエイターが色々聞いてきても、
「以上」という意味のc'est tout(セトゥ)が一番有効だった。
あと、それだけと言う意味の seulementも。
ホテルでフランス語文法の基本である複合過去形を使えたこと。(初級レベルだけどね ^_^)
ただ、カタコトフランス語で話してもフランス人は英語で返してくる場面が多々あった。これは、下手くそな会話にイラついてるからなのか、それともおもてなしのスタイルが変わったのか。お澄まし顔からお受けします顔へと微妙な変化を感じた。

そして

フランス人の親切を痛切に思う日が突然やってくる。
それは、
Nantesを自転車旅の到達地と定め、次の日には急きょバスク地方へと目的地を変えた鉄道移動でのこと。


コメント
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