昨日は一日雨だった。
窓から見える桜並木も強い雨に吹き落とされている。
それにしても今年は、開花時期が長かった。
先日、大阪から親族が観桜に来たのだけど、
満開のタイミングが外れてしまった。
1日または2日が、埼玉の満開日と算段していたが、
気温の低下で開花が足踏み状態だった。
桜は不思議だ。
咲き出すと、ここかしこに桜の木があることに驚かされる。
あそこにもあったんだ、あっちにも。
今日は、風が強いけど数日ぶりの晴れだ。
郊外のカフェに向かう道路のケヤキ並木にも若葉が出てきた。
桜もいいが、このケヤキの若葉の緑に春の息吹を感じる。
春という不安定な気候にこの緑は有り難い。
ちょっとアンニュイで、メランコリックな心象にほのぼの
元気をくれそうで。
(30年前、チェルノブイリ事故でケヤキの若葉が放射線を吸い込んだことは忘れてはいないが)