風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

同人誌が届いた

2017年04月15日 | 日記
桜並木は風にあおられ、花びらが舞っている。
特に今日は時折強い風が吹いていた。
(春に嵐はつきものだ)
季節がゆっくり進んでいる。

詩集が送られてきた。
ずっと以前に属していた同人誌だ。
今はもうすっかり仲間もいなくなり、
3名だけで頑張っている。
一年に一回の発行のペースだと言う。
それにしても、内容が濃厚である。
同人への参加を勧められたが、
プロ作家3名に対して、この稚拙な文体が精一杯の自分は
完全に場違いである。

ひとりは、太平洋戦争の足跡を自らの足で取材して、
精緻な筆で追求しているノンフィクション作家。
もうひとりは、個性豊かな筆致で縦横に作品を書いている詩人。
彼は全身癌に侵されていてもその筆の勢いは止まらない。
そして、同人誌の主宰者でもある女性。
かつては浦和にお住まいだったが、
相方の詩人を亡くされてからは、
谷川岳を遠くにのぞむ庵にお住まいと聞く。
彼女は郷土案内人もなさってる。

いま自分はなにを書けばいいのか?

まだまだ読書人を続けるしかないな。

恩田陸「蜜蜂と遠雷」確かに良い。
ピアノの世界は知らないが、
バッハの小品をチェロで奏でることが目下の楽しみだ。
左手の小指を事故で骨折してうまく曲がってくれないけど、
なんとかやってます。






コメント
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