風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

カザルスをSPレコードで聴く

2017年12月12日 | 日記
カザルスをSPで聴く

冬晴れが続いているので、バイクを乗ってみた。
250ccのSUZUKIは気持ちよく走ってくれる。
以前の大型からこの中古の小さめのオートバイに変えて、
今は良かったと思う。軽やかだ。

畑の芋掘りのアシストの後、
カフェを兼ねているオーディオショップに立ち寄る。
オーディオと言っても、ここはハイエンドアンプ工房。
まず手に入らない垂涎のスピーカー群。
この工房に来るたびに、見たこともない大型スピーカーが
目の前に林立しているからいつも驚く。

カフェ・オ・レを飲みながら、大型スピーカーから流れてくる🔈
バッハ無伴奏チェロを聴く。
なんと贅沢なひと時だろう。
最初にミーシャのプレリュード、
続いてカザルスのプレリュード。

となりの人とカザルスの方がダイナミックですねと、
同じ感想を言う。好みの問題でもあるのだけど。

店をでる時、マスターが年代物の蓄音機に1930年頃の録音レコードを聴かせてくれた。雑音混じりの当時の録音だけど、
確かに伝わってくるものを感じた。
カザルスはやはり素晴らしい。

レコード針は鉄製で一回限りで消耗するらしい。
マスターに感謝。
こんな願っても無い貴重な体験ができたことを胸に、
暮れかけた冬空のもと家路に急いだ。

カザルスはやはり素晴らしい。
僕のバッハのプレリュードはまだまだ先だ。(あほ)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする