憧れと思い出の大地 九州
こんなにも悲惨な状況になるとは。
非情な豪雨
思えば高校の修学旅行は九州だった。神戸港を夜に出て、明け方に別府の港だったか。
緑の高原を走るやまなみハイウェイが印象深い。
阿蘇に島原そして長崎と続く旅だった。
学生時代には長崎に平和活動に来た。
そして、
4年前に自転車旅で訪れる。
鹿児島を起点にして福岡まで北上するノンビリ旅だった。
鹿児島。
せごどんに挨拶して、明治10年を想う。
なんで西南戦争を。
桜島の自転車周回は火山灰の道を走る。
時々噴煙が見えたか。
土地の人のお店でおもてなしを受ける。
枕崎では戦艦大和の鎮魂祭に。
僕らも南方の海を思いやる。
そして、知覧では特攻隊の生々しい記録に出合う。
合掌。
旅で出会った薩摩っ子
いい顔してたな。
水俣。
やっと来れた。
僕らが水俣に着いたときは、海が穏やかだった。
苦海浄土の海は静かだった。
チッソのかの工場はまだ現役か。