風とともに走れよ自転車

旅日記。今の自分のモノローグ。

天体観測素人 アンドロメダ未確認

2020年11月10日 | 日記
天体観測は真冬のよく晴れた夜にするものばかりと思っていた。
秋の夜空には、
木星をはじめ土星も火星も輝いている。
贅沢な秋空だ。
今年の目標はアンドロメダ大星雲の
天体写真を撮ることに決めている。

ホコリのかぶった機材を車に積んで観測地に向かう。

重い。
赤道儀がずしりとくる。
4階の部屋から駐車場まで抱えていく。
腕がしびれる。
三脚よりも鏡筒よりも重い。
小物とカメラはリュックに入れて運ぶ。




赤道儀のモータを動かすためのバッテリーは、
この冬に新調した。
とても小さく手のひらにのるやつ。
リチウムイオンバッテリーは確かに使いよくなっている。
長時間の駆動が可能になっている。
以前の大型バッテリーは何だったんだ。
重くて大きくて値も高く。
これは機能しなくなったけど。

観測場所には苦労する。
光害のできるだけ少ないところを捜さなければ。
結局はいつもの田んぼの中の農道になるのだけど。
もっと条件のいい高原や山は、いつの日にかは行きたい。

農道で機材をセット。
夕方の4時。
日も少しかげってきた。
ファインダーと主鏡の光軸合わせを急ぐ。
遠くの高圧鉄塔に狙いを定める。
何度か繰り返す。
ファインダーのズレはまずまず。
北極星は見えない。
コンパスで北の方向を確認して、
全体をそちらに向ける。
これがいい加減。
いつものいい加減。
アンドロメダ狙うなら、
極軸合わせが正確でなければならない。
が、
今回は試運転だ。

バッテリーと自動追尾もセットして、
暗くなるまでクルマのなかで待つことに。
ポットの熱いコーヒーがありがたい。

コメント
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